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和牛市場2012・・・12月 [2012べご=和牛]

先日開催の12月の和牛市場では珍しい牛を見かけた。
ジャージー、或いは長崎で見かけた赤うしのように栗毛色なれば、
黒毛和牛とは異なる種類のようだが、実はれっきとした黒毛和牛らしい。

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この血統では極まれにこのような栗毛色が現れるものらしい。
その可愛らしい見た目に、他人の私でも直ぐさま愛着を感じるなれば、
飼育者のオバちゃんはなおさら別れが惜しいと語っておられた (>_<);;;

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競り順序は真ん中後ろ辺りが高値が付きやすい流れとなるが、
今回は約220頭中の9頭目と早すぎるので期待は薄い。
しかも去勢牛(雄)なので。

置賜地域の大ブランドの米沢牛は雌牛ブランドなので、
雌牛が優先に取引される特性ゆえに、去勢牛は比較して安値の傾向となる。
生産者は産み分けできるわけでは無いので、これが “ 人間 ” 同様に悩みのタネである。

そこでJAが性別に拘らない新潟県の業者へ働きかけて競り参加を要望したらしく、
普段は見慣れない新潟ナンバーのトラックが今回は数多く見受けられた。
こんな背景で去勢牛1頭のみの出品の我が家だが今回は少し期待してみたりする。

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10時開始の競りでは直前7頭目の例の赤うしクンも良い値で取引されていた。
そして我が家だが、予想以上に良い値で取引されたので助かった。神風?
嫁ぎ先は最近多い山形市の蔵王ファーム=いずれは蔵王牛としてお披露目だ。

今年は(昨年の)タネ付きが全体的に非常に悪く、
例年の半分ちょいの数しか出品できなかった外れ年なので、少しでも高値であることは嬉しい。
次回市場の来年3月は3頭の予定だが、その時は果たしてどうなることか・・・。

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開始早々15分で終わり、あとは12時半頃までの2時間15分を延々と待つが、
ほとんど焚き火から離れずに居候していたら、帽子から衣類が煙臭くなってしまった。
ここでも、待つことも仕事なり。

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あたりは雪化粧ですっかりと冬景色だ。
牛たちも雪中行軍させたら喜ぶかな?

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