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連投フォーラムの備忘録 [2016視察・研修]

フォーラム≒体験発表会が、
この週末を挟み2件開催されたので聴講してきた。

最初の体験発表会は外様立場で初参加。
自分の仕事に活かせそうな、
具体的な方法論等は乏しい内容で、
これは開催趣旨の方向性によるものと、
途中から気付くことは出来た。

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しかし事業の継続性
家族が幸せであることは、
非常に大事な点と思っているので、
そこは改めて確認できた、としてヨシとした。

閉会時に外様ゆえか、突然に感想を求められたので、
それらをまとめて調子良く締めた私であった・・・(^_-)


次は小国町農業者を中心としたガチフォーラム。
チラシ写真は夏の草刈りで訪問する集落だ。

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講師は川西町東沢地区の、
協働のまちづくり推進会議の3名だ。

場所は東沢小学校を中心とした地域と云えるか。
チャリランナーの私にはお馴染みの地域。


そして以前視察でお世話になったSさんの住む地域。
  → 視察2013・・・7月(1) 川西町S氏

また歴史的に水で非常に苦労した地域。
  → 『米沢上杉藩の農業用水「飯豊山穴堰」の難工事』
  → 『黒井半四郎と地域づくり』


20年前から自発的に地域づくりを推進して、
成果を上げて各方面より高評価を得ている様子。
誰かに指示されてからの活動ではないことがポイントだ。
地域の問題点に対しいち早く気付き、
強力なリーダーシップの下にアクションをとり、
結果を残し継続している事実が、
取組み方向が間違っていないことの証とも云える。

発表の話し方、PPを使用したビジュアル、
久しぶりに全国クラスのプレゼンを聴講させて頂いた。
農業界のこの手の発表において、
良い成果を上げているにもかかわらず、
ほとんどただ話しているだけに終始してしまうので、
なかなか伝わらないことが圧倒的に多い。
そのような意味でも非常に刺激になった。

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ポイント備忘録
自発的なこと
■ リーダーシップ
  ・自己犠牲をいとわない
  ・次世代を育てる
■ 地域住民と情報の共有
 ・定期紙の配布
 ・HPによる発信 → 東沢活性化センター
■ まず話合い、必ず決める、必ず実行する
 ・地域計画(グランドデザイン、中期計画等)
 ・出来ることを作る=出来ないことは載せない
PDCAによるスパイラルアップ
■ 外部からの評価がモチベーションになる
農業所得の向上を目的とする
■ そこに住む人
  ・誇りと幸せを感じること

東沢地区は分水嶺に囲まれて、
水に非常に苦労した歴史ゆえか、
自発的に住民がまとまる気質が形成されたようだ。
風土が気質を生むとしたら、
我が小国町はどうだろう。
山間農村部が企業城下町として発展した、
全国的にも珍しい町であり、
第一次産業から第二次産業へ見事に推移して、
現在に至っている。
ゆえに農業後継者はほとんどいない。
逆にその企業が倒れれば、
運命共同体のリスクにさらされている。
地理的にも閉塞地で行政は山形県だが、
経済的には新潟県とも云える。
独特の地域、歴史の町なれば、
それが良いのか悪いのか。

一構成員として考えるが、私が悩むことでは無い。
まず我が家の生き残りに全力傾注だ (^_-)


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