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紅葉ドライブ・・・秋季火災予防パレード [-2013地域活動・行事]

燃える男の赤い自動車大集合~♪

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秋の防災期間の中のイベントのひとつとして、秋季火災予防パレードが開催された。
各分団の消防車が集合し、3班に分かれてそれぞれ町内南部、東部、北部地域を、
鐘を鳴らしながらパレードするのだ。
そこで我が3分団からは近所のNくん(班長)と私の同級生ペアが出動だ。

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私たちは東部コースで、R113を宇津峠手前まで行き折り返し、白子沢地区へ入り、
沢中地区から桜峠を越えて叶水地区へ入り、小国中心部へ戻る。
約2時間の予定ならば時間調整をしつつのチンタラ道中となるダルいイベントだ。

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風が吹いているが幸い太陽が出ているし、翌日からは雨続きの予報なので、
まさに見頃の紅葉を目にできる最後の機会かもしれない。
オヤジ同士では色気に欠けるが、助手席に座りのんびりと美しい紅葉を愛でることにする。

鉄道撮影の名所片洞門だが、この時期は撮り鉄が大勢押しかけるはずだが・・・。

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R113から白子沢地区でサラ時代の恩師ゼンさんの姿を探すが見当たらない。残念。
そこを過ぎるといよいよ過疎地域の山中へ入るが道は狭く曲がりくねり刺激的とも云える。

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紅葉のシャワーの中を通り過ぎ心地好い。黄色、緑、赤のコラボが最高だ。

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沢中地区では、残っていたが風雪により崩れている家屋に時の流れを想う。
約20年前はこの辺まで田んぼを借りて仕事に来ていたが、当時は数軒の家屋が在ったが。

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その谷間を流れる清流が小国の地酒の名称として有名な桜川だ。

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そんなドライブ気分を楽しんでいると、突然先導の分署のクルマが停まり分署員が歩み寄り、
「この道はどこへ行くんだっけ?」 と聞きに来た・・・。
「・・・・・・」 あのね、行き先に自信がなくて先導しないでいただきたい (-_- # )
このまま道なりに行くと桜峠を越えて白い森おぐに湖へ出ることを伝える。
(しかしベテラン分署員だが、こんな町の道を知らずして緊急時に大丈夫なのだろうか?不安。)

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さて桜峠は狭く曲がりくねり、峠の走り屋が大好きなヘアピンカーブの連続だ。

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やがて横川ダムの白い森おぐに湖へ至り小休止して大銀杏を愛でる。

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次は例の叶水トンネルを通り、いよいよ叶水地区へ入る。

新股地区ではサラ時代の同僚Mくんの姿を探すが見当たらない。残念。
その先は夏にランニングで通った極楽峠だが左折して河原角地区まで行く。

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中心部の土尾地区で再び小休止していると、大石沢方面からサイクリストがやってきた。
知っている顔ではないので、たぶん九才峠を越えてきた米沢地区の人たちかもしれないが、
気楽に手を振りカメラを向ける私。好天のサイクリングが羨ましい。

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その後は、かつて相棒とランニングでも行った胡桃平地区まで行き折り返し、
叶水大橋から子持峠を越えて、いつもの第2トレーニングコースを小国中心部へ向かう。
ちなみに自宅から胡桃平地区までは15kmなので往復30km走が懐かしい・・・
・・・たしか12月だったが帰路は雨が降ってきて寒かった思い出が蘇る。

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杉沢地区十字路から種沢地区を通り、黒沢峠入口の黒沢地区を経てR113へ出て、
町原地区から東原地区を通り、予定通り約2時間をかけて分署へ戻った。

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そして、解散した昼過ぎには太陽は姿を隠し冷たい風のみが吹き去っていた。

好天の下で気持ち好く仕事をしたかったので勿体ない気もするが、
まずはNくんとアレコレとお話しながら、いいオヤジドライブだったかも。合掌。

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今頃のコンバイン洗車 [2012仕事・作業]

霊峰飯豊山の雪化粧姿にも慣れた今日この頃秋深し。

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稲刈りが終わり4週間も経たであろう先日にようやくコンバインの洗車が行えた。

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特にクローラーに詰まった泥は硬化して崩し去るのに時間を要す。
使用直後に洗車すれば、そんな苦労も少なくて済むが、
その時は先にWCS作業を急ぐなど、常に忙しいので仕方がない。
そこで機械内部の残籾殻や藁くずの除去を、丁寧に分解して先に行ったので今頃になったのだ。

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稲刈り中は格納の都度に、最低刈り取りバリカン部でも水洗すれば、
かなり摩耗を避けられるであろうが、
現状ではなかなか思い通りにゆかないことも今後の課題のひとつだ。

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固まった泥はひたすらに水噴射を行う以外になく、辛抱強く私もお地蔵さんのように動かない。

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泥を落としてはコンバインの位置を移動してさらに落としてと繰り返す。
クローラーは複雑なので泥もなかなか落ちにくく、
動かしては崩し、崩しては動かしてと神経質に繰り返す。

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奮闘すること予定時間を大幅に上回り約2時間、私の顔も飛び散りかえる泥で泥だらけ。

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程々に水分が取れたら、バリカン部には注油して錆び防止して1年後に備える。

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そして越冬のビニールハウスへ移動格納するが、
頭脳パズルよろしく要領よく他の機械の移動により最奥の場所に居座らせた。
実はクボタの2台のコンバインもWCSのロールベーラーも未洗車なのだ・・・(^^;)

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晴れればシーズン最後の大仕事が待っているが、毎日雨模様で歯がゆい。
それまでに雨の合間を見計らって洗車しようと、毎日キョロキョロと外の天気様子を伺っている。

本日11/13午前は予報も、実際の外の様子も好さそうだ (^^)

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よぉ~し、気合いブーストギアチェンジ! 泥んこ顔へGO!

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『農の歳時記』 [-2020本(農業)]

こんな本が欲しかった。
農業は日々の暮らしと密着し、自然との共存が大原則なので、
昔ながらの生活の知恵や慣習、農法に、
現代の暮らしのアイデアや工夫、農作業のコツ、テクニックが織り交ぜられているようなもの。
そこで具体的に本書では、暮らしの歳時記と農事暦、
野菜を中心とした今月の農作業、庭仕事などが月ごとにまとめらている。

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点から線、線から面へと全ては繋がっている・・・季節の移ろいもしかり。

今朝は朝日が顔をのぞかせるが、日中は雨予報の山形県小国町
農家はカレンダー休日の拘束は小さいが、サラリーマン各位は休日明け仕事始めの月曜日・・・
・・・みなさま今日も好い一日で一週間のスタートダッシュを (^^)/~~~

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畑仕事・庭仕事の12ヶ月 農の歳時記

畑仕事・庭仕事の12ヶ月 農の歳時記

  • 作者: 白石久仁雄 酒川香 井上花子 金田初代
  • 出版社/メーカー: エイブル
  • 発売日: 2011
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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新庄の農大祭へ行ってきた2012 [-2020イベント(農業)]

先週11/3新庄市の農業大学校で農大祭が開催されたので、
2号の冬物衣類を届けるついでに様子をみてきた。

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その日は雨予報で、目まぐるしく雨と陽差しが入れ替わり、風も冷たい(泣)

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外の模擬店では、農大各専攻以外に卒業生研修OB、県内農業高校が出店しており、
野菜果物などの素材、ジャムや漬物などの加工品の他に、
パン、ピザ、芋煮、うどん、焼き鳥、フランクフルトなどの飲食物が販売されている。

生徒保護者、卒業生、その家族、関係者はもちろん、一般の方々も多く来場している。

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2号の畜産専攻では牛肉ハンバーグが扱われていたので、
1パック4個入り1000円を2パック購入して売り上げに協力した。
2号によれば、何でも生徒みんな(1、2年=12名?)で400個ほどをこねて作った労作らしい。

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その傍らの特設ステージでは、様々に催し物を開催しているようで、
仮装コンテストやミス&ミスター農大コンテストなど若者らしい熱気が漂っていた。
ただ、ステージと観客席の距離が遠く、文字通り “ 間が空きすぎていた ” かも(笑)

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さて館内の各専攻教室では、
日頃の学習、実習成果をポスターや実物展示などにより解りやすく紹介されていた。

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その各科の教室にはスタンプが置いてあり、
全て押して投票箱へ入れると、最後の抽選会に参加できるしくみだ。

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その一室の地産研究室が最も人だかりが多く賑わっていたが、その秘密は・・・

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新品種のイチゴや漬物、ケーキが無料試食できるとあって、我がチビたちも食べまくり。
次々と出されるケーキを何度も何度もいただき、恥ずかしいったらありゃしない(汗)

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しかし次から次へと出されたケーキはいったい何個作られたのか、想像すると頭が下がる。

心配された雨もさほど酷くなく助かったようだ。

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やがて農大産の餅米で餅つき大会が始まる。

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振る舞い=無料ということもあってか、たちまち大勢の人だかりが・・・。

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あれほどケーキでお腹いっぱいになった我が子たちは、ここでも4個は食べたかも(汗)

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無料振る舞いだけでなく、
オレはもちろんお金を払って模擬店でうどんやフランクフルトを食して売り上げ協力だ。

寒い中を待ちわびた最後の抽選会で3号が当選した。

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農大産かな? 普通玉の3、4倍はあろう大きなキャベツを1個ゲット!

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買った牛肉ハンバーグと合わせて美味し。
2号手作りということと、タダでいただいたありがたさの成せる気分だ。

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さて、このように綴ると専ら飲み食いのみに出動してきたようだが、事実そうだったかも(笑)
お世話になっている先生、生徒は忙しく働いていたので話しかけるのも憚ってしまったし、
2号も先日左指に軽い骨折をした以外は、特に心配ごとも無いので、
その後予定されていた三者面談も申し込まなかった。
その場の様子を遠目で見ていれば、それでOKと安堵してしまったので。

取り敢えず農大祭とはどのようなものか、その好い雰囲気を感じた半日であった。
 農大HPリンク →   農大ウォッチング 第29回農大祭を開催しました。

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小国町和牛共励会2012 [2012べご=和牛]

長崎での全国和牛能力共進会より帰郷した3日後の11/1に、
同じように小国町和牛共励会が開催されたので、我が家も3頭の牛とともに出動してきた。
   昨年の様子 → 小国町和牛共励会2011にて

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平たく云えば、各自の自慢の牛を展示、評価してもらうイベントだ。

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このように県内の市町村で開催しているのは、小国町と真室川町の2つのみとのことで、
全国的に農業人口減少に伴ってか、和牛飼育も同様な状況と云える。
この小国町でもはっきりと次世代への引き継ぎが確定しているのは現在1軒のみで、
そこに我が家とあと1軒が加われるか、どうかという状況で先細りは確定だ。
和牛飼育はゼロからの新規参入など、ほとんど非現実的なことなので厳しい世界だ。

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さて、その長崎で活躍した “ みれかつ号 ” も特別出演で勇姿を披露する。

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なれば和牛、長崎行き関係者も一同に会し、もちろん会長さんと副会長さんもおいでになった。
みなさんお忙しい中でお疲れさまでした <(_ _)>

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会は午前中で終了し、皆で牛丼で昼食として一旦解散し、夕方から牛魂祭で再集合する。
その後はもちろん呑み会だが私は体調不調真っ只中であったので不参加であったが。

・・・いつまで続くイベントなるか・・・(哀愁)

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和牛の祭典in長崎への旅(3) 長崎市内観光そして帰郷 [-2012旅行]

早朝からのこの景色と好天により、山形を出発前はすぐれなかった体調も回復MaxでVIVA長崎。

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本日最終日は長崎市内観光と山形への帰郷で、
計画書による市内観光は、まず最初にグラバー園、大浦天主堂、次に移動車窓から眼鏡橋、
そして平和公園となっている、まずは基本のオーソドックスなルートで愉しみだ。

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部屋を退散しロビーでみんなの集合を待っていると、会長が来てフロントのオネーさんへ、
「長崎市内の観光ってどこへ行けばいい?」 などと聞いている。
「・・・・・・(T_T) 」 この後に及んで非常に嫌な予感を抱く私であった・・・。

さて、バスは昨日上った激坂を下り始めるが、
雪国では有り得ない道路設計に改めてその狭さと勾配に朝一番から緊張感を抱く。

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同行の1名が福岡市に所用があり直ぐに移動したいので、JR長崎駅へ送ることになった。
市内大通りは路面電車が間髪を入れず数多く走っているので、
右折位置、タイミングが難しく、慣れていない運転手も冷や汗だが何とか到着だ。

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そのオヤジさんを降ろし見送った後、さて、右折してグラバー園へ向かうのか、と思いきや、
運転手はウインカーをカチカチと左へ・・・
あれ・・・? なんで予定最初のグラバー園へ向かわないの?と疑問を抱いた私は、
「グラバー園には行かないのですか!?」 と前へ声を掛けるが、運転手も会長も無言・・・。
ムムッ、無視? この2日と先ほどのフロントの会長の様子より、
これはこのまま平和公園のみを回り福岡空港まで移動なのか、と残念な気持ちが込み上げる。

各位ご承知のように、私は欲張りで1人ならばエネルギッシュに行けるところまで行く人間なので、
そうそう来ることの出来ぬ九州での貴重な機会なれば、といつもの1人行動全開モードであるが、
素直に案内されたところを皆と愉しもう、とみんなと和モードへ気持ちを切替えてシフトチェンジ。
マイナスへエネルギーを使うことは損だもんね (^_^)v

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約10分走り、長崎市平和会館わきの駐車場へバスを駐める。

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隣接の長崎原爆資料館を見学する。
被爆時の町の惨状をリアルに再現したセットの凄まじい光景がいきなり目に飛び込み、
膨大な遺品、写真などの展示に胸が痛む。

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地形模型とモニターにより被爆位置、経過を解りやすく再現している。

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その時間11時2分(1945年8月9日午前)で止まっている柱時計など。

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投下された長崎型原爆(プルトニウム型:ファットマン)の実物大模型。

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その他様々な資料の中、最も辛く感じたのは、やはり被災した人々のむごたらしい写真だ。
燃え尽きて骨だけ、或いは黒焦げ、重度の火傷、子ども、幼い赤ちゃん・・・絶句だ。

YouTubeに展示と同じ、また似たような写真がアップされている。
私は、現実として同じ日本で起きたことを知るべきだと思うし、
日本人として忘れてはならぬ後世へ語り継ぐ義務があると思うので勇気を持って直視する。
(以下にリンクを入れるが、気分が悪くなるかもしれない方は遠慮した方がよいかもしれない。)

  → 広島・長崎、米国による無差別大量爆殺兵器、原子爆弾の脅威

朝一番から気持ちが重くなる。
戦争云々に対する考えに及ぶと、今回は靖国神社参拝とは異なる気持ちを抱く。
「無抵抗な多くの民間人へ何ということをしてくれたんだ!」 と怒りしか沸き起こらない。
そして同時に憎しみも。憎しみは憎しみしか生まぬが、それがその時の正直な気持ちであった。

そんな思いを胸に隠し、隣接する公園=原爆落下中心地へ行く。

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あの日、この上空約500mでB29が落下した原子爆弾は炸裂したのだ。
先日、先々日に続き、先客は韓国観光者の御一行だが、彼らは何を感じたものか・・・。

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その片隅には護岸工事で発見された被爆当時の地層が残されているが、
そこには原爆によって壊された家の瓦やレンガ、
約3000度の熱で焼けたガラスなどが今も大量に埋没している。

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さらに隣接する小高い丘の平和公園へ歩みを進めると平和のシンボル、平和祈念像が出迎えだ。
天高く指す右手は原爆の脅威を表わし、水平にのばした左手は世界の平和を表わし、
軽く閉じた目は原爆犠牲者の冥福を祈っている。

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そして平和の泉。
水を求めながら亡くなった被爆者への祈りと、恒久平和を祈願するためにつくられたものだ。
その石碑には以下のように刻まれていた。

 ・・・・・・・・・・・・・・・
 のどが乾いてたまりませんでした
 水にはあぶらのようなものが一面に浮いていました
 どうしても水が欲しくて
 とうとうあぶらの浮いたまま飲みました
                          ---------- あの日のある少女の手記より

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非常に切ない気持ちになり、あたらめて合掌する。
その傍らでは犠牲者の冥福を祈るように綺麗な虹が現れていたことが対照的であった。

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このように悲惨な状況を経て今日の日本があり、
現在我々は平和で豊かで幸せな生活を享受していることを感謝しなくてはならないと思う。

・・・と、そんな厳粛な気持ちになり一行を追いかけると、
その日の暑さと歩き疲れからか、みんなは自販機でジュースなどを買っている。
つい先ほど平和の泉を通った直後のことゆえに、何だかなぁ・・・と複雑な気分だ (T_T)
単なる体力不足?=この人たちは本当に肉体労働の農家なのだろうか? などと疑問も・・・。

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悲惨で忘却したいほどの辛い歴史だが、現在は観光資源となっていることに皮肉を感じるが、
まずは、この出来事を忘れずにゆくことが犠牲者への供養にもなろうと思う。

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原爆資料館では各種書籍、もちろん写真集も販売されていたが、
いつもは、よく記念に書籍等を購入する私だが、その日はどうしても購入する気になれなかった。

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次の写真集があったが、帰郷後の自宅PCのAmazonでも購入可能な便利な世の中なので、
日本人として語り継ぐべく、我が家の書棚にもポチッ、とな。


原爆写真 ノーモア ヒロシマ・ナガサキ 【日英2カ国語表記】

原爆写真 ノーモア ヒロシマ・ナガサキ 【日英2カ国語表記】

  • 作者: 清水 博義
  • 出版社/メーカー: 日本図書センター
  • 発売日: 2005/03/18
  • メディア: 大型本



トランクの中の日本―米従軍カメラマンの非公式記録

トランクの中の日本―米従軍カメラマンの非公式記録

  • 作者: ジョー オダネル
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1995/05
  • メディア: 大型本



広島・長崎―原子爆弾の記録

広島・長崎―原子爆弾の記録

  • 作者: 子どもたちに世界に!被爆の記録を贈る会
  • 出版社/メーカー: 平和のアトリエ
  • 発売日: 2000/08
  • メディア: 大型本



さて、この後の予定であるが、
平和祈念像の前で自称観光案内ボランティアというオジさんがさりげなく近寄ってきて、
特に予定が無いのならば、クルマで観光地へ先導するので付いてこい、と言う。

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しかし話を聞き進めてゆくと、どうも胡散臭い。
「バスから直ぐ降りて見られる眼鏡橋へ行く方がイイ。その後は帰路の高速道も近いから」
「お土産はカステラがイイが、ちょうど眼鏡橋前に匠寛堂という有名店があり美味いよ」
「グラバー園や大浦天主堂など遠いから行かない方がイイ」
「匠寛堂のカステラが1番美味い。他は不味いものばかりだ」
などなど、他を排他否定する言い草と、
どうしても眼鏡橋の匠寛堂へ連れて行きたい意志が見え見えなので、我らは気付く。
ああ、そのカステラ店の回し者で、観光案内など二の次なのだと :-)

ま、太っ腹の我らは、それも旅の思い出として、いっちょ乗ってやろうと決定しオジさんに続く。

そして市内を走ること約10分で多くの石橋が連なる中島川の眼鏡橋前に到着し、
お土産を求める人は、そのカステラ店匠寛堂へ行く。
何でも毎年皇室へ献上する立派な店らしいが、
こんな姑息な手段で売り上げを伸ばす店を私は軽蔑する。もっと正々堂々と勝負しろ!
・・・でも一応試食はする。美味い。でも買わん。あばよ!

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“ 団子よりも花 ” の私は、それよりも石橋群の風情の方が気になる。

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これが眼鏡橋。

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ひとり旅ならば思う存分ゆっくりと歩いて巡りたいものだが、
今回は時間も限られているので、他の石橋も眺めるべく両岸を早足で駆け抜ける健脚な私だ。
周囲のお寺も、その裏の坂本龍馬の銅像亀山社中記念館なども垂涎の地なのだが・・・。

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その後は消えたオジさんをよそに、さほど遠くないグラバー園方面へ向かうことにする。
遠くて無理、などといい加減なことを言いやがって、あのオヤジ (-_- # )
まずは結局グラバー園と大浦天主堂へ行くことになり、早朝の消化不良も消えて心躍る私だ。

ふと隣を走るバスの行き先=“ 女の都団地 ” なる地名に軽く反応する私 (^^)v

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“ グラバー園へはここを左折 ” という大きな看板を無視してナビに従いバスは行く=大いに不安。
案の定、狭い急坂へ入り、道を間違えて無理に切り返しして、さらに激坂を上ることしばし・・・。

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何とグラバー園の出口に来てしまったらしく、駐車中の観光タクシーのオッちゃんに、
「ここにこんな大きなバスで来てはダメだよ! 向こうの下に置いてきな!」 と注意を受ける。

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またしても狭い場所で無理に切り返して先ほどの激坂を下るべく右折を試みるが、
車体は大きく右へ傾き非常に怖い! 対向車もドンドン来るしでモタつくことが異様に長く感じる。
・・・運転手さんの苦労も判るし、みんなと同様に私も、もうお腹いっぱい・・・(T_T)

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ここから駐車場を探し移動するのも大変そうだし、結局このまま長崎市内を退散することに決定。
隣接する国宝 大浦天主堂の拝観も非常に惜しいが、
今回の観光は行き当たりばったり旅なので、こんな展開も受け入れますか (^^;)
あまりに呆気ない幕切れだが、何だかんだ云っても愉しかったしな (^^)d
さらば長崎市内! またいつの日か (^^)/

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さて大村湾沿いの長崎自動車道のPA、SAでも名残惜しいかな長崎。

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ここでも、これでもか!という遠い異国の地の、ご当地名物のラッシュに敢えなく陥落し、
名残惜しむように角煮まんじゅうと長崎チャンポンを愉しむ至福の時・・・(^^)d

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しかし県内どこでも、和牛能力共進会へやってきた多くの各県の方々の姿を目にした。
何れも帽子やジャンバーを誇らしげに着用しており、特に御年配が多いようだが、
その仲間同士で話す方言言葉がまた解らない。
このSAでは宮崎軍団だが、昨夜のホテルロビーの島根軍団も外国人かと勘違いしてしまった。
まぁ、所変われば私の両親も同じだがね (^^)~♪

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初日は小雨で煙り視界不良の佐賀市内の様子も今日は好く見える。
このように高速道移動時も車窓景色と頭の中の地図を重ね合わせることが好きな私だ。
太宰府近くに至れば、太宰府八幡宮は、あの辺りか?などと忙しいのだ。

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やがて福岡空港へ到着し、長崎駅で別れたオヤジさんとも合流し、
17時30分出発までの2時間半を空港内でブラブラして過ごす。

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展望所へ行くと先客は “ 飛騨牛 ” さん。
まさに5年に1度の和牛関係者の一大イベントであったことが、ここでも実感できるかも。

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私たちが利用するFDA便も到着している。
周囲の作業のようす、特殊車両、施設、設備の数々などを、ただ眺めていても飽きないが、
何よりも作業員のキビキビした動作、作業が傍目にはすこぶる気持ちが好い。
このようなことから飛行機の安全が確保されるので、我々も安心して空の旅を愉しめるのだ。

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軽く飲み食いした後に予定通りに福岡空港を飛び立つ。約100分ほどのフライトはあっと云う間だ。

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新潟空港で会長のあいさつにより締めとする。

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本目的の和牛能力共進会への陣中見舞い、応援は、
同じ置賜地域の和牛農家の仲間として共有できて有意義であったし、
観光に関しても、珍道中が旅をいっそうと彩り忘れられぬ思い出ともなり、
充実した時間を過ごすことが出来た。
全ての関係各位に感謝申し上げる m(_ _)m                 (終了)

PS. 番外編もよろしく m(_ _)m  → 長崎美味いもん道中


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和牛の祭典in長崎への旅(2) 会場満喫&友との再会 [-2012旅行]

その初日宿泊の福島温泉つばき荘の支配人は米沢市出身とのこと。
首都圏のヒルトンホテルからハウステンボス開業に伴い同地のヒルトンホテルへ移り、
現在に至っているとのことで、このような遠くの地での山形県ゆかりの人との出会いに、
妙な縁を感じるし、同時に何とも云えぬ親近感なども抱いてしまう。
そんな些細なことでも朝から何となく良い気分となり、今日一日も愉しく過ごせそうだ。

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昨夜はとんでもない遠回りをしたが、今日は車載ナビも快調、周囲も見えるので安心だ。
ところが、ハウステンボスまでいよいよ約6kmという市街地で、
ナビの指示に従わずになぜか道を間違ってしまう。

実はこの界隈は、私がサラリーマン時代に勤めていた会社の長崎事業所があり、
知り合いで住んでいる人も多いらしいのだ。
その長崎事業所にかつては小国の同じ部署で技術者として働いた友人Kくんが転勤していて、
いま間違えて走っているこの辺りは、どうもKくんのアパートの近くで生活圏のようなのだ。
そのKくんが今日ハウステンボスまで会いに来てくれるとのことで、
ひょっとしたら駅まで徒歩で向かう姿に出逢うかも、ときょろきょろと辺りを見回し探してしまう。
・・・ま、そんな偶然あるわけないか。

昨日はナビに従って大失敗、今日はナビに従わずに快走。
この怪しい関係はこの後も続き、今回の旅の波乱のアクセントとなるのである。

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雨模様の天気予報は見事に外れて暑いくらいの晴天となり、風邪気味の私には助かる。

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本日の予定は15時まで自由行動でバス駐車場へ戻ればよいとのことだ。
13時から1時間ほど昨日のH氏の審査結果発表があり、会場へ再登場するので、
その勇姿くらいは応援見物することが最低の義務で、あとはお構いなし。
そこでKくんにここで会うべく事前に連絡を取っていたので、約束時間まで出店巡りを愉しむ。

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通常はどこで売っているかも判らぬレアな商品群に、
せっかくの機会なれば何となく何かを買わなくては!とさせる雰囲気が怖いかも。

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チンピラやツッパリが御用達の刺繍入りマニアックガウンなどが微笑ましい。ちなみに1万円近く。

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日曜日ゆえか凄い人出の中、やがて待ち合わせ約束の時間となるが、
現地での場所指定とするが、携帯電話でやりとりしつつも、要領が悪くなかなか会えない!

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携帯電話を握りしめ、お互い彷徨うこと数分・・・ついに懐かしのKくんと5年ぶりに再開。
変わらぬ細身の体形と気さくな声は、時間も距離も一気に取り払おうものだ。
(しっかりと手土産まで準備していただきありがたい m(_ _)m その気遣いもまた彼の人柄)

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さまざまに語りあうことは尽きないが、せっかくの機会なれば美味いもので華を添えたい。
まずは私が今回どうしてもと狙う “ 土佐あかうしの牛串焼き ” へ突進だ。
あかうしは稀少種なので卸す店も非常に限られているらしいので、
日頃高知県へ行かない限りお目に掛かる機会はまず有り得ない。赤身美味し!!!(^^)d

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続いて名物 “ 角煮まんじゅう ” をその名店で味わう。これまた美味し!!!(^^)d

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やがて13時近くになったのでKくんを誘って審査会場へゆくが、
あまりの見物人の多さにより入場制限があるらしいが、危うく直前で何とか入れた・・・安堵。

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しかし、何とか入ったはよいが座る場所が見つからない!
キョロキョロと見渡し「あ、あの上段が空いている」、
と周囲の方々へ窮屈なところを申し訳なく無理に道を空けていただき、何とか上りたどり着くが・・・
なんと、そこは・・・報道席! (どおりで空いていたわけだ・・・)
カメラマンのオネーさんに冷たく追い払われて、再び無理に道を空けていただき下りる。
「何やってんだよ・・・」「邪魔なヤツら・・・」などと、
周囲の無言の冷たい視線と雰囲気を体全体にビンビンと感じながら背中は冷や汗 (>_<);
仕方無く土俵間際へしゃがんで陣取ることとしたが、あー恥ずかしかった (>_<);

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やがて第3区(若雌)の審査結果発表が始まり周囲の目はそちらへ移ったことだろう・・・安堵。
その対象33頭の中で、赤いジャンバーで目立つH氏も入場だ。

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運良く我々の目の前に並ぶ。まさに砂かぶり席だ。おしっことウンチは勘弁してほしいが。

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会場の応援も凄まじく、特に地元九州地区はいちいち大歓声だ。
この雰囲気は、まさに若者がAKB48やEXILEなどに熱狂する様子と本質的には何ら変わりない。

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その入れ込みようは、例えば名産地のひとつ岐阜県は、
今大会専用にペイントした大型バスなどを準備して会場入りしているところからも伺える。

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とにかく人も会場も熱い。私も先ほどまでの恥ずかしさの暑さも、完全に見物熱さに転換した。

そんな安堵感と熱い会場の雰囲気に染まり、思わず立ち上がり写真を撮ると、
ちょうど後ろを通り掛かったスタッフに、
「後ろの人の邪魔になるので立たないで!」 と注意を受ける (>_<)
・・・やっぱダメじゃん (T_T)

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さて、審査結果では、その33頭の順位をつけるべく場所をどんどん入れ替えて移動する。
前回も書いたが、その時も大人しく従うようにの牛の調教であったのだ。

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その結果は、特賞9頭?、1等賞20頭?、2等賞4頭?と分けられて、おのおの席次も決める。
特賞1、2席は本場宮崎牛のワンツーフィニッシュで、
我がH氏は1等賞5、6席目だったようで、まずは面子も保った立派な結果と云えたであろう。
まずはお疲れさまでした ♪

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審査会場を後にし、先ほど売り切れ入荷待ちの名物 “ 佐世保バーガー ” をいただく。
ご当地名物は全てやっつけるなりけり!

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せっかく来たのだから、全く興味が無いハウステンボスではあるが、入口まで行ってみる。
日曜日なので家族連れ、中国、韓国人ツアーなども多くて大混雑だ。

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ホテルオークラの裏のコテージ群は、実際に生活で住んでいる人もいるとのこと。
そういえば、「ハウステンボス町1」などと住所を見かけた。

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やがて時間となったので涙惜しみつつKくんと別れる・・・さらばまた会おうぞ (^^)/

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15時バス集合が、15時30分に記念写真撮影のために厩舎集合と変更連絡を受けていたので、
15時15分頃に歩き向かっていると、「みんな集まってるぞ、早く来い!」と電話が入る。
予定、計画もそうだが、時間もあってないようもので、振り回されて疲れるかも・・・(-_-)

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ようやく長いような、短いような共進会、ハウステンボスの時間は終わった。
ここで、お土産の長崎名物カステラなどを大量に買い宅急便で送ってやったが、
この旅行での私自身へのお土産は、
結局ここで買い求めた和牛系統解説書最新刊と夏場作業用のカウボーイハット。
・・・そんなこんなで応援、陣中見舞いの部は終了する。

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さてこの後は、お楽しみの長崎市内観光なのでガイド本を取り出して道中景色に熱視線!
長崎市に向かうには大村湾の西側と東側を通るルートがあるが、
計画書では西側ルートで、西海橋を通りコバルトブルーの海と緑の中をドライブらしい。

西海橋は架橋当時は東洋一のアーチ橋と称えられ、橋からは日本三大急潮として名高い、
伊ノ浦瀬戸が見え、うず潮が観覧できるらしいので愉しみだったのだ。

さて、ホテル駐車場より右折して向かうと思いきや・・・
運転手はナビをササッと操作し準備完了、ウインカーをカチカチと左へ・・・
「あれ・・・? なんで右折して西海橋へ行かないの?」
どうやら、どうでもよいらしい=どうでもよいから、そうなるらしい (-_- # )

私もどうしても西海橋に拘っているわけではないが、計画書にそのように記載されていれば、
それなりに愉しみをみつけて下調べしてきたわけであって、その行動には簡単には納得ゆかん。

まぁ、たぶん同行しているほとんどの人は長崎市へ宿泊すれば、
それでよい程度にしか思っていないのだろうから、私も気持ちを切替えてシフトチェンジだ。
そんな柔軟な姿勢こそが大人というものである。

しかし、私は移動は点から点の線というタイプでは無く、点を結ぶ線は面と考える忙しいタイプだ。
その大村湾東側の移動道中にも、いとも簡単にシフトチェンジで愉しみを見出した。
「では脱サラした企業の長崎事業所の街を感じてみよう」 と。
ひょっとしたら自分もここへ転勤の可能性が無かったわけでもないし、生活の香りは興味がある。

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小国からここへ転勤した人は多いし、逆にここから小国へ実習に来られた人々もいるので、
その地域を、空気を感じてみることも悪くはない。ふ~ん、なるほどねぇ。

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その後は、東そのぎICより長崎自動車道に入り一路長崎市を目指す。

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噂に聞いていた坂の街、長崎市内の様子は想像以上の狭い激坂の連続で驚く。
降雪が無く、凍結の心配も無いので約20%の勾配なども当たり前なのだろう。
またまたナビと運転間違いでホテルまでの道中にはドタバタがあったが、何とか到着。安堵。
ホテル前の景色のみでも満足の興奮を覚える。

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ここでも和牛関係者がいるし、韓国人ツアーも大勢いる模様だ。

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ひとっ風呂浴びて部屋のベランダで日本三大夜景を愉しむ。外でも暖かい。

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バイキング&90分飲み放題の懇親会で忙しいが、食堂の一角を占領し牛話で盛り上がる。

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2次会で街へ繰り出すよりも、通常は高層階ホテルへでも行かねば得られないこの夜景を、
普通に宿泊部屋から愉しみながら呑めることが最大のご褒美だ。長崎の夜に乾杯!
(もちろん、繁華街場末のカラオケで例の名曲を歌う野望も、いとも簡単に却下(^^) )

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今日も、久しぶりに友に再会したしで充実した一日となった。
そして百万ドルの長崎の夜景・・・明ければいよいよ歴史の街の観光が待っている。
私が行く先々は常に愉しい!とウキウキるんるん ♪ と床につくが、
明日もまたナビとガイドに散々に振り回されることを未だ知らない・・・おやすみ~♪      (つづく

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和牛の祭典in長崎への旅(1) 陣中見舞い [-2012旅行]

10/25(木)~29(月)の5日間にわたり5年に1度の、
第10回全国和牛能力共進会が長崎県のハウステンボスを主会場に開催された。
全国各県より選りすぐりの和牛全480頭が一堂に会する祭典で、
山形県は7頭の出品だが、その中の1頭として近所の例の牛おじさん=H氏が、
自身の長年の参加懇願が成就し、晴れて県代表となったで、
その応援、陣中見舞いとして私も出動してきたのだ。

ここ数ヶ月、早朝なぜに大勢で牛の散歩をしているのかと云うと、
実はこの大会へ参加するので調教訓練をしていたのであったのだったんだ。

H氏、スタッフは事前に現地入りしていたが、
H氏地元我が小国町より6名、置賜(米沢市、川西町)より6名の、
計12名の大応援団が結成されて、
27(土)~29(日)の2泊3日の計画で陣中見舞い+長崎観光ツアーなのだ。

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新潟空港より福岡空港へ飛び立ち、福岡よりレンタカーにて高速道で長崎へ向かう。

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人生初の九州上陸にわくわく♪する少年オヤジだが、直前に風邪をひいてしまい最悪↓
しかし地図でしか知らぬ地名を、今現実に踏破し目にしていると思うと、そんなことでも愉しい。

太宰府=天満宮、鳥栖商業=野球、久留米商業=野球、柳川=野球、大牟田=駅伝、
佐賀商業・佐賀北・佐賀学園=野球、白石=駅伝、佐世保実業=野球 ・・・などなど、
あれ?高校スポーツばかり (^_^)v

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あいにくの小雨模様だが、会場のハウステンボスへ到着すると自然と気分は高鳴る。
(ホントはバブリーなテーマパークの類いには全く興味は無いんだけど・・・)

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その大駐車場が会場となり、各県のブース、出店等が多く連なっている。

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雨の土曜日の午後3時頃なれば、それなりの人の数だ。

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各県のスタッフは、ジャンパー、帽子などのアパレルを統一して士気を高めているので、
“ 俺たちの牛こそ!” という感じの誇り、熱気がビンビンと伝わってくる。

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一般の人は入場禁止の厩舎へ、まさに陣中見舞いに向かう。
いましたよ、見慣れた例の姿格好のH氏が。

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「なんだ、お前も来てくれたのか? 自衛隊の人かと思ったぞ、アッハッハ!」
「・・・・・・」
私の、家政婦のミタよろしきダークグリーンの帽子より、そう思ったのだろう (-_- # )
全くあのオヤジ、普通の人なればただの冗談だが、あの人は真面目に言っているのだ。
昔からマイペース・マイワールドなので怖い。ここでも炸裂。
地元町原地区隣組代表の私への第一声がこれだもんなぁ・・・やれやれ (^_-)

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肝心の審査はこの日の午前に終了し、いつも我が家の前にお土産を落とす“みれかつ号”を労う。

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和牛産地の東北、山陰、九州の各県は25~30頭を出品するが、
どの県も意気揚々と誇示する熱気に溢れている。

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珍しい高知県は土佐のあかうし。初めて見る実物に少し感激。

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さて審査会場にて、現在も続いている審査の様子を見物する。

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入場、待機、退場と審査時にチョロチョロとしないように、事前に調教を行っていたわけだ。

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牛が紹介される度に、地元応援団から大歓声があがる。

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約1時間の1クールの見物が終了したことろで退散して、各ブース見物をする。

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まずは各県自慢の改良和牛のパンフレットを集めまくる。
これはサラリーマン時代の“セミコンジャパン”と何ら変わりなく懐かしい作業だ。

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また、農業関係業者や物品販売ブース巡りも愉しい。

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そんな約2時間で夕暮れとなり本日の会場ミッションが終了し、
その後はスタッフとの合同激励会なる呑み会が待っている。

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当初はスタッフ宿泊のハウステンボス真ん前のホテルが会場予定であったが、
毎晩、カニの食べ放題で飽きたのか何なのか、予定変更して佐世保駅前の居酒屋となった。
佐世保繁華街でも大会の旗がなびいている。

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米沢の銘酒?“なぜば成る” を持ち込み、まさに激励だ。

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雑魚屋(ざこや)の店名どおり魚が美味いが、ステーキも美味かった!
やはり高級牛肉は箸で切れるほどに柔らかく、まろやか~♪

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H氏は地元公民館などの呑み会では、いつも自慢の一句をひねりだし披露するクセがあるので、
私が例によって催促すると、いつものように「困ったなぁ」などと嬉しそうに立ち上がる・・・そして、

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明日ひかえ 今夜の宴はいつになく どこまでやれる 今は思いて

(ハイ拍手(・・||||rパンパンッパンツ)
ちなみに前置きまで原稿を書いてやんの・・・こーゆーところがいつものH氏だ (^^)

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明日の結果発表に向けての賑やかな激励会は予定どおり2時間弱で終了し、
ホテルの送迎バスで再びハウステンボス前へ戻る。

スタッフとお別れし、我々は約60km=約1時間離れた宿泊温泉宿へ移動する。
時間は21時前後、雨は降っているし、泥酔のバス移動も楽ではないが、
運転手は同行のJA職員=仲間なので気遣いを忘れては・・・
・・・が眠い、眠すぎるZZZZzzzzz・・・。

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・・・しばし意識を失ったようだが、ふと目を覚ますと前方の運転席で騒ぐ様子が伺える。
途中でナビが消えた! と。
そこで私のスマートフォンのGPSで現在地を確認すると、何ととんでもない場所にいる。
ハウステンボスから素直に北上し焼き物で有名な有田町、伊万里市を経由するのが、
一般的なルートであろうが、なぜか松浦市の松浦駅前に居るのだ!

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宿泊宿の福島温泉つばき荘がナビに表れなかったので電話番号は入力できたので、
それに従って走り続けたとのことだが、とんでもない遠回りだ。
最新データへ更新されていないことが原因だが、電話番号は読み取ったとは如何なることか?
何かしらの勘違いか間違いがあったものと推察される。

そこで助手席に乗る会長さんの、
スマホのナビにて温泉宿へ向かうことになり、私もナビを確認する。
ここからあと45分=予定の倍以上の時間を要する・・・ (T_T)

ところで、ここまで来る途中に近年高校野球で活躍する清峰高校の前を通過したらしい。
3年半前の春の選抜大会で、春夏通して長崎県勢初の優勝を飾った強豪校だ。
その優勝により鉄道の駅名も「清峰高校前」と改名したのだから素晴らしい (^_^)v

エース今村投手を擁し夏も期待されたが、
あっけなく県大会準々決勝で敗れたのも記憶に新しい。
その後の甲子園への道自体が遠いのも寂しい・・・
・・・と高校野球ファンはうんたらかんたら (^^)

・・・と、そんなマニアックなことを考えつつ、
スマホで道中を凝視し続ける。
この時に初めてスマホのナビを使ったが、
結構使えそうなことを確認する。これはイイ!

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やがて何とか温泉宿近くに辿りつくが、
ここでも左折位置を見逃して通過してしまい、
戻るべく切り返したはよいが、
なぜか早めに右折してしまい再び怪しい狭いクネクネ道へ入る・・・。
 「おかしいぞ、こんな狭い道!」
 「曲がりくねり、危ないんじゃね-か!?」
 「止めろ、戻れ!」
などなど車内は一種のパニック状態。
いよいよ獣道のような隘路を進めなくなってしまい万事休す・・・。
夜で視界も悪く、しかも雨、そして道端はたぶん奈落の崖・・・。
約200mのバックも難しいので無理矢理に切り返しを試みるので周囲がサポートする。
 「切って、切って、オーライ!」
 「あー切りすぎ、危ない!!!」
 「ぶつかる!」
 「危ない落ちる!!!」
などとパニック映画顔負けの展開が、
今まさに現実に目の前で繰り広げられているわけで、
私は内心「こんな所で崖から落ちて死にたくない!助けて!」
と切に願ってしまった (T_T)
到着残りわずか数百mでなぜにこんなことを・・・
・・・もう23時近くなのに。完全に酔いは覚めている。
(仕事で遅くのビジネスホテル入りはいざ知らず、
 温泉旅館への大遅刻は初体験かも。)

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何とか切り返しに成功してゆっくりと走り、
温泉宿入口を見つけて到着・・・長かった (-_-)

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ハウステンボス近くの宿泊は予約満席なので、
こんな遠くだが同じように宮崎の方々も居たようだ。
今回の祭典での経済効果は凄まじいことだろうし、
2年後に国体も控えているので絶好調かも。

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早朝からの移動に、
最後は倍の時間を費やした珍道中ドライブでぐったりと疲れていたが、
同部屋の先輩に「軽く呑むぞ」と気合いを入れられて付き合い、
就寝は午前1時前であった。
翌日に備えてようやく泥のように眠りについたのであったのだったん。
疲れた 。゜(゜´Д`゜)゜。。。。                  (つづく


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