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ゴールデンタイムやはり本を読む [-2020本(思想・啓蒙)]

しかし夜19時から21時のゴールデンタイムのTVは、
なぜに、どの局も低俗で個性に欠ける同じような下らない番組に終始するのか不思議だ。
低予算が特徴でスタジオ収録でのクイズやゲームがまったくつまらない。
漢字クイズなど観ても、何となくその時は判ったような気がするが、すぐに忘れるだろ?
ガキんちょアイドルの安っぽいアトラクションゲームがその日の疲れを癒やす娯楽か?
西洋の中流以上の家庭は居間にTVなど置かないというが、
日本人は、何となくTVをつけていないと落ち着かないようで、
その最も影響を与えるだろう時間に、こんな下らない番組しか放送しないとは、
これは何者かの、日本人を低俗でバカに洗脳する策略なのではないか?
などとも思えてしまう。

そんなゴールデンタイムは、
何のためにもならないTVでは時間が勿体なく、専ら本を読んでいるという話だ。

その時間は、気張った勉強では疲れるので気楽に読める時事、啓蒙モノが多い。
「最近ちょっとおかしいんじゃないの?」という感じのものだ。
評論家を仕事としている人ではなく、世間の荒波を乗り越えた実践、成功者の言葉を好む。

さて、この1ヶ月は・・・。

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たけしのビートと北野の使い分けが判らないが、この人の目線は妙に納得させられる。
その世界の大御所としての不動の地位を得ても、あるお笑い番組のゴルフ対決コーナーで、
負けた罰ゲームとして熱湯風呂に入ることになったら、
周囲が躊躇する中で「オレがプロだって証拠を見せてやる!」と開き直って、
自ら突然スッポンポンになり大騒ぎし、
最後はひとりタライで前を隠してエンディングに並んでいる姿に、
気取らず飾らない人としての大きさを感じたりもする。
そんな調子での、世間に迎合せず常に批判的な鋭い目線は読んでいて面白い。

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落合信彦は「この国は腐っている」「何も考えないお前らは豚だ!」という激しい論調は、
オヤジに飲み会で説教を受けているようだが、それはそれで脳に刺激的だ。
元来私は説教に対して、多くは特に苦に感じたことは少ないので抵抗が少ないのだ。

何れも大衆迎合しない辛口なので、刺激的に感じているのだろう。
自分の頭で考えずに、
ただ流れ込んでくる下らない情報よりも(そもそも情報とも云えないが)、
自分はどう考えるか?と少し頭を回した方が、短い人生の貴重な時間の使い方と思うが。


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その時間、或いは走っていることも多いな v(^^)v

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