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さいず焼き2013 [-2013地域活動・行事]

昨日1/13(日)は、さいず焼きであった。

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“ さいず焼き ” とは小正月に行われる火祭りの行事で、
一般的に呼ばれる左義長(さぎちょう)だ。
地方によって呼び方が異なる。
  * あわんとり(千葉)
  * おんべ焼き(単におんべとも)
  * 御柴灯(おさいとう)
  * かあがり(長野県南佐久郡小海町、南佐久郡南相木村、北相木村)
  * かんがり、かんがりや(長野県南佐久郡川上村)
  * かんじょ(新潟県村上市岩船)
  * グロ(島根県大田市五十猛町)
  * さぎっちょ(石川、福井、高知、福岡、岐阜)
  * しんめいさん(広島県東広島市安芸津町)
  * とうどうさん(愛媛県、東予地方)
  * とんど(広島県、岡山県)
  * とんど焼き
  * どんどや(九州)
  * どんど焼き
  * どんどん焼き
  * とんどさん(鳥取県)
  * ほっけんぎょう(九州/福岡)
  * やははいろ(東北)
  * さいと焼き
  * さいの神・才の神焼き・歳の神
     (新潟、福島県会津地方ほか。会津地方は後者の「歳の神」と呼ばれる)
      → 我が町はこの辺の変化かも知れない。 
                  などなど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( 出典 wikipedia )

本来小正月行事なれば、小正月=1/15に開催するが慣例であったが、
カレンダー法の改正により、近い土日に月を合わせた3連休の中で開催される現在だ。
時代の流れと云えばそれまでだが、
本来の行事目的、成り立ちなどを陳腐化させる側面は否めない。

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・・・さて、その午前に餅を準備していると、
外は雨の中で大変そうな実家地区の準備作業の様子が窺える。

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我が地区は午後1時から自治会役員と育成会保護者による、
準備作業が始まるが、幸いに雨はほとんどあがり作業に支障はなく助かった。

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育成会の子どもたちが集めた松やお札の束をばらして確認する。
事前連絡でお願いしているが、
燃えない金属類や不適切なもの(ゴミ)が混入していることがあり、
ここは他人の田んぼゆえに、それらが残っては問題となるので除く必要がある。

カレンダーの結合部の金属はNG!・・・今回も数個ある (-_-#)

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また呆れる、宝くじは一応300円当たり券を、香典袋も一応中身を確認してしまう。
他には病院の領収書など、まったく不適切なものがある。
問題無く燃えるからヨシとはならぬと思うが・・・。

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そんなこんなを経て、藁の中に入れ込み藁山は完成だ。

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約2時半過ぎに大作業は終了し、後は夜の点火時間を気にしながらの作業だが、
それまではテント内で恒例のBBQで祝杯を挙げて参加者の懇親会となる。

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ふるまいの玉こんにゃくおでんや焼き鳥の準備は“ 師匠 ” や“ 奉行 ” にお任せだ。

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ところで、今回は準備の間に点火時間が “ 6時 ” と “ 6時30分 ” 、
と異なる情報が乱れ飛び少々混乱した。
原因を推察すると、事前の案内ではしっかりと “ 6時半 ” と記載されているのだが、
どうも人間は数字の “ 6 ” のみを記憶しがちなことが考えられる。
そこで案内へ記載の際は “ 6時30分 ” とはっきりと数字を入れ込むことが、
他にも云える案外重要なことなのかも。口語と文語だな。

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さて、6時過ぎに忘れ物を取りに家へ戻ると、実家地区は点火が始まっていたが、
参加者の人影は10名前後しか見えず、少々寂しさを感じてしまう。

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我が地区も6時30分の点火時間近くになると続々と人が集まってくる。

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育成会6年生の2人が松明にて点火! 3号だ。

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穏やかな天候の中、燃えさかる火を眺めながら餅やするめを焼き、
1年の無病息災を祈ること約40分で無事に本年も終了。

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その後テントなどの片付けは、
同じく自治会役員と育成会保護者に有志が加わったおかげで手際よく終了し、
公民館で慰労会となり、軽くグダグダと毒を吐くなどして9時過ぎに終了だ。

そして私は余ったオードブルやカップ麺などをお土産でいただいた・・・いつも謝々<(_ _)>

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今年は好天にも関わらず、昨年よりも人出が少なかったようだ。
“ 日が悪い ” 人が多すぎたわけでもあるまいに、
地域行事離れは加速しているようだ。

単なる “ 時の流れ ” で片付けてよいのものか私には疑問だ。


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