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勇者に豆まきは不要なり [-2020イベント(一般)]

我が家は「○○ナベ」なので昔から節分の豆まきをしない。
お伽草子の一説でも有名な鬼退治に行った6人の勇者の中に、
「○○ナベの綱」という偉い武人がいたからだ。
ゆえに鬼は○○ナベ家を恐れて寄って来ないので我が家は不要なのだ
と小さい時から今は亡きばあさんに聞かされて育った。
しかし「○○ナベの綱」の漢字は「○辺」のような気がする。
我が家はこの地域では「○○ナベ」だが、
全国的には「○○ベ」が一般的な読み方なので、その辺はどうなのだろう?
と成長するに従い小さな疑問を抱き続けている。
しかし実際、家の中で豆まきなどしたら掃除が大変なので、まぁいいか、
と私も子どもたちへは、ばあさん同様に「○○ナベ」家は勇者なのだ!
と強調して自己完結しているのである。

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じつは「節分」といっても、本日2月3日の節分ばかりが有名だが、
そもそも季節のはじめである「立春、立夏、立秋、立冬」の前日すべてを「節分」という。
では、なぜこの2月の節分の時ばかり「節分!節分!」といって、
豆をまいたりして大きな行事をやるのかというと、
この2月3日の節分は、ちょうど陰暦のお正月の頃にあたる。
そして、豆まきは「追儺(ついな)」と呼ばれる、
前年の邪気を全て祓ってしまうための行事の一つで、
元々は中国から伝わったとされている。
ゆえに災いをもたらす「鬼」を追い払って、1年の幸せを願うという行事となっている。
そんなことで節分といえば「豆まき」で「鬼は外、福は内」!!なのである。
暦の上では春だが東北地方では未だ未だ寒さが厳しい時節だが。

山形県が誇る優良企業「でん六」の今年の鬼の面は「さくら鬼」とのこと。
過去ギャラリーをたどると、当時の世相が反映されていて愉しい。

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しかし最近の、この地域では無かった、
コンビニの商業主義で全国に広まった恵方巻はチビたちも騒いでいるので、
自宅で適当に作って食べるけど・・・そして私は白い濁り酒を呑む=
=美味い酒を呑む、ただの口実のイベントだな (*^▽^*)


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