SSブログ

『生き方 - 人間として一番大切なこと』 [-2020本(思想・啓蒙)]

現代の名経営者 稲森和夫
その著書を初めて読んだ最初の一冊=
=2004年初版だが現在も書店店頭に堂々と陳列されているロングセラーだ。
私は古本2006年第23刷版で当時30万部が、現在は100万部超らしい。
それほど長く支持される理由は単なるビジネス書に留まらない何かがある、はずだ。

P1180209.JPG

・・・して、ふむふむ・・・以下序盤の一部を抜粋。

「人として正しい心を持つ」

保育園で教えられるような基本な易しい道徳観など。


「人生・仕事の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力」
「能力」とは、才能や知能といった “先天的な資質” を表し、
「熱意」とは、情熱や努力する心といった “後天的な努力” を表す。
「考え方」とは、哲学や思想、倫理観といった生きる姿勢、
それらをすべて包含した “人格” を表す。
最も大事なものが「考え方」であり、
「能力」と「熱意」は0点から100点までの正のみの点数があるのに対し、
「考え方」は-100点から100点まで負も含めた点数が存在する。
誤った考え方(-マイナス)では、(かけ算なので-マイナスとなる=)悪事などの、
とんでもない結果を導くことがあるので、人として正しいことが重要なのだと。

根底にあるは、シンプルな原理原則に基づく広く深い考え方である。
技術論のみの追求は、ともすると小手先のごかましに陥る危険があるが、
よいタイミングで本書に出会えたものだ。

生き方―人間として一番大切なこと

生き方―人間として一番大切なこと

  • 作者: 稲盛 和夫
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本


氏を宗教的、呪術師などとの批判も目にするが、
これほど成功し影響力を及ぼせば、よく云われる「味方100人敵100人」の、
それも様々な立場、意図がある人の世のことでもあるか。

さて、氏の基本姿勢が判ったのならば、次は実例へ興味を抱くは自然な流れ・・・。
次も読みたい、識りたい、アレもコレも=私はいつもせわしい (^^)v


nice!(0)  コメント(0)