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青春18きっぷの旅2013(3) 米原→彦根→敦賀 [2013旅行]

[ BGM・・・The Song of Life 鳥山雄司 ] 

米原駅を発ってしばし、進行方向右手の小山にお城の姿が確認できる。
それが現存天守閣で城郭建築の最高峰とも評価の高い国宝 彦根城だ!
先の岐阜城同様に、7年前に京都から在来線で移動するときに目にした光景だ。
ちなみに彦根城は世界遺産登録を目指すらしい。

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米原駅で乗り換えて京都、大阪方面へ向かう1つ目の駅が彦根駅だ。
もし岐阜駅で乗り遅れたならば、米原駅からの連絡、乗り換え時間ロスで、
彦根城の16時半までの入場時間に間に合わなかっただろうから、
米原駅から直接彦根城へタクシーで移動してみるつもりであった。
米原駅から彦根城は直線距離で、わずか5km弱なのだが近くて遠い・・・。

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さて彦根駅から城までの1km弱を足早に急ぐが、ゆるキャラ “ ひこにゃん ” のお出迎え。
ん? 彦根は “ ひこどん ”、“ しまさこにゃん “、“ いしだみつにゃん ” などもいたのでは?
・・・なんかぞろぞろと多くて印象が霞むかも (^_-)

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市役所では男子100mで世界陸上大会日本代表となった、
京都洛南高校の桐生祥秀選手の垂れ幕とは、彦根市の出身だったんだ。

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・・・と脇目しつつも鼻息荒く競歩なみの歩きで汗だくで彦根城へ到着。

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城自体の入場から、天守閣閉館の16時半前に間に合い、ようやく安堵だ。

詳細はこちら → オレの城! 彦根城(1) (2)

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この天守閣への入場時間が岐阜城から心配で慌ただしかったのだ。
そのために昼前あたりから我慢していたスクワットを、
ようやく意気揚々と解放気分で浸ることができる・・・くぅうう至福な瞬間だぜ b(^o^)d

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国宝で・・・感慨深い渾身のスクワット!(^^)/

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その後は身も軽くなり、縛りの時間は無くなった気楽さで足取りも軽やかに。
そこで、その後は市内散策も愉しむこととし、城の南西方面の、
江戸時代の街並みを再現した「夢京橋キャッスルロード」へ徘徊してみる。


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17時半過ぎなのに、ほとんどのお土産物店は閉店してやがる (--#)
営業中は高級でお洒落な飲食店のみか。
カノジョとでもなれば愉しいかもしれないが、オヤジひとりではつまらん (ToT);;;

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そこはお風呂か? 飲み屋か? 「かわや」と書かれた、これまた小洒落た暖簾が。

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そんな香りを確認して通りを後にし、再び駅を目指しトボトボと歩く。
小腹が空いたので駅前で “ 近江ちゃんぽん ” なるB級グルメをいただく。

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渇いた喉への生ビールと和風だしのたっぷり野菜の麺は最高に美味し!
(旅先での「ご当地名物」と云うキーワードに満足する私だ (^^)d )

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満足して、駅前広場では徳川家康四天王のひとり、井伊家初代の直政がお見送り。
ん? 写真右下のお城模型のようなものは何??? (今気付いた (@@;) )

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さらば彦根城・・・国宝の重さに大満足させていただいた <(_ _)>
しかし暑かったなぁ今日一日。
(それは熱い男の私が訪問したからかも ( ̄∇ ̄)~☆ )

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さて今宵の宿泊地は翌日の帰郷日程の都合で福井県の敦賀市だ。
当初は長浜市に宿泊し、得意の夜の街をブラブラ徘徊しようかと思ったが不可だ。
しかし・・・この付近は戦国ファンの痺れる地域ゆえに、ちと興奮。
浅井氏の山城 小谷城跡、浅井・朝倉vs織田・徳川軍の激戦地の姉川古戦場、
信長亡き後の主導権を賭けた柴田勝家vs羽柴秀吉の賤ヶ岳古戦場などだ。

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彦根駅から米原駅へ移動し長浜方面へ乗り換える。

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18時過ぎなれば時間的には途中下車して散策なども余裕だが、
な~んか、気分的にお腹いっぱいモードゆえにスルーして敦賀へ向かうこととする。
先日TVで長浜市内をブラブラする番組を観たのでヨシと思ったりして・・・(^_-)

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実は、長浜市はそれ以上に気になることがあったりする。
それはFacebookでお友達になった農家のTさんと、
同地域出身で首都圏在住のKさんの街なのだから。
  → 公式HP 安全・安心 おいしいお米の辻井農園
  → ブログ 現代田んぼ生活

いつもネット上で懇意にして頂いているTさんにお目にかかりたいが、
残念ながら当日は所用のため不可とのことだ 。゜(゜´Д`゜)゜。。。
仕方なく車窓からTさんの自宅方面を眺める・・・ついでに姉川古戦場跡にも。

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そして最寄り駅と思われる、その名にシビれる虎姫駅!
Tさん、Kさん、地元の雰囲気を確かに承った・・・さらばです ヾ(^v^)k

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そしてTさんのブログでもよく写っている小谷山=浅井氏の小谷城跡が!
その右手前は攻略した羽柴秀吉が陣を敷いた虎御前山であろう。

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やがて木之本駅に到着し、左手に目を向ければ、
その先が賤ヶ岳合戦の舞台・・・おお、ここでも400年前の鬨の声が聞こえるかも!

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ところで、長浜で乗り換えてから出入り口にて写真を撮りまくっていたが、
近くに座る幼い女の子が、しきりに私に向かって話しかけてくる。
  「なに、とってんの~?」
  「あそこは、ゆうめいなおしろがあったんだよ」
  「どうして、しゃしんばかりとるの~?」
  「おしろがすきだからね。おじさんは、とおくからきたから、たのしいんだよ」
・・・などなど真面目に受け答えする私 (;´Д`)スバラスィ
女の子の声が大きいので、周囲の高校生などの視線が向けられるが、
戦闘モード中の私は全く気にならず、この瞬間に全力投球のみ!

またまたところで、この付近で気になったはママチャリで乗り込む中高生の姿だ。
あまり見たことのない光景なので珍しい・・・
・・・このようなことが地元の雰囲気を感じる、ということで愉しい (^^)

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瞬く間に夕暮れが迫り、やがて列車は県境の山中、トンネルに入る。
早朝からの慌ただしい濃密な行動を振り返りつつ、
頭の中では何となく『蛍の光』が流れてくるかも ( ̄∇ ̄)~♪

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敦賀市への路線は下り勾配だが、反対にはループ線で上ることを私は知っているが、
この夕闇では外の確認はままならない・・・(ToT);;;


では本日とは逆に敦賀駅から近江塩津駅へのループ線車窓映像を紹介だ。

  → 北陸本線(等速) 新快速 敦賀→近江塩津 前面展望

やがて終点の敦賀駅・・・日本海側で北陸道の始まりなれば遠くへ来たものだ。

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まだ19時半過ぎだが、静かな駅前は妙に落ち着くかも。
宿泊は駅前のリーズナブルな “ ビジネスホテル山形 ” だ!
何でここまで来て「山形」なのか判らないが、望郷の念がチラリ?

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事前調査のユーザーレビューではカビ臭いとか散々な評判だが、
(おとこ)には格安で布団で眠れればヨシ!なのだ (^^)
が、キャンペーン中予約ゆえか、なぜかダブルの部屋へ案内された (^_-)
広くて好いが、動作が不安そうな超旧いタイプのエアコンと小さいTVが若干不安を煽る。

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そして洗面所では何とレモン石鹸が! (小学校でしか見たことないぞ (--#) )
歯磨き粉無しの歯ブラシと髭剃りも無し・・・これが格安の秘密だが想定内 (^^)

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そのレモン石鹸で、この2日で芳醇な香りを漂わせているシューズを洗濯したりして。
この時期アウトなサンダルシューズのメッシュソールなれば、すぐ乾くわさ (^^)v

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時間は有り余っているので、コンビニ調達で今宵も呑んで慰労するしかない!
明日の金沢予習として、なぜか星稜ユニフォームの松井秀喜が表紙を飾る雑誌を。
(ここまで来て高校野球の雑誌を買ってどうする!?)

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ちなみに福井県の民放は2局しか映らぬようだ・・・う~む。
ホロホロと、ひとり虚しく地方都市のダブルベッドでイイ気分になりながら、
エアコンは最低温度最大出力のまま、布団をかぶり朝までぐっすりと爆睡だ。

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そんな静かな敦賀の夜は、やはり落ち着き、日中の疲れも存分に癒やされた (^^)d

【8/11本日の乗り換え】
草加→北千住→日暮里→東京→沼津→浜松→豊橋→岐阜(下車)→
米原→彦根(下車)→米原→長浜→敦賀
所要時間 約14時間 (5:30→19:30)

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さて明日はいよいよ北陸路にて帰郷だ。
長い道中ではどのような冒険が私を待っているか? ふふふ愉しみだ ZZZzzz  (つづく

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