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青春18きっぷの旅2013(5) 金沢→柏崎 [2013旅行]

金沢城下町RUNの闘いで一息ついていると、
程なく富山からの折り返し列車が金沢に到着だ。

熱く暑い夏のBGMなればコレ! → 「夏の旅」 松岡 直也

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県境を越えて富山県へ向かいまするよ (^^)/

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大汗がひかないので、立ちんぼで先頭車窓を愉しむのみ (^^)

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東金沢駅で、あの星稜高校の生徒たちが乗降するのでは?

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高校野球界名門の、有名すぎる2つの試合が今後も長くファンの記憶に残ることだろう。

  → 奇跡を越えた名勝負 '79年 箕島vs星稜
  → 1992 明徳義塾 対 星稜

名将 山下智茂監督曰く、
「負けて有名になるのが星稜だ」 とは自虐気味だが (^_-)
その後もついに、あとひとつに届かず無冠のまま監督を退いたは惜しい (ノД`)
また同校サッカー部出身では本田圭佑が有名ですな。

さて列車は、ほどなく富山との県境の倶利伽羅峠に差し掛かる。

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ここは源平の争いの中で、
木曾(源)義仲軍と平維盛率いる平家軍との倶利伽羅峠の戦いで有名だ。

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義仲軍が数百頭の牛の角に松明をくくりつけて敵中に向け放つという、
「火牛の計」が有名だが、畜産農家の私も疑わしい伝説の域を出ない話かも。

まずは、いつかヨボヨボ爺さんになったらじっくりと現地を徘徊したいものだ。

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また、鉄道トンネルに平行した北側のR8の源平トンネルがお洒落で有名でもある。

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さて平野部へ出て列車は一路富山県第2の都市高岡を目指す。

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金沢駅より40.6km、45分で高岡駅に到着 (^^)

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ここでのお目当ては、高岡駅南側、JR城端線沿いの国宝 瑞龍寺
城と神社と寺は、私の旅の3点セットなれば、ここで締めだ (^^)d

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高岡での予定時間は1時間7分なので、
駅南口より約800mを再び火牛の如く猛進だが、やはり暑い (ノД`);;;

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高岡山瑞龍寺は加賀藩2代藩主前田利長の菩提寺である。
以前より機会を伺っていた期待の寺は、山門、仏堂、法堂は国宝、
総門、禅堂、大庫裏、回廊、大茶堂が国の重要文化財に指定されており、
江戸初期の禅宗寺院建築として高く評価されているは、まさに本物の風格だ。

当日は緑と青とモノクロのコントラストが鮮やかで素晴らしい訪問となり大満足!
詳細はこちら → オレの寺! 瑞龍寺

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寺へ至る八丁通では、高岡を開いた前田利長が睨みを利かせている。

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“としながくん” と潔くストレートな、ゆるキャラが親しみを覚えるかも ( ̄∇ ̄)

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また高岡市はドラえもんの作者である藤子・F・不二雄が生誕した地だ。
そんなふるさとの偉人である氏の業績を讃え、氏が描き続けた作品の魅力や世界観を、
多くの方々に知ってもらいたく、さまざまな取り組みを行っていて、そのひとつが、
路面電車のドラえもん電車の運行で有名かも。

また高岡市より北部の氷見市は相棒の藤子不二雄Ⓐの出身地なので、
JR氷見線はハットリくん列車の運行でも有名かも。

そんな列車たちにも乗りたかったし、古城公園などでも散策したかったが、
時間の都合で今回は泣く泣く(ノД`)退散・・・で、まずは再び高岡駅を目指す。

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先日よりハードに歩き回り、先ほどの金沢城下町RUNもあり、
実は一気に両足の靴擦れが進行しここでも辛かった (ToT);;;

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大昔に初めて富山盆地へ来たときに強烈な印象を抱いたことが、
背後の北アルプス3000m級の山々の偉容で、大迫力な景観であった。
近くて、高い! と。

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夏は見えないが、春先にはさぞ壮観な眺望を披露してくれるだろうが。

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そんな様々な想いを胸に11時48分の電車へ乗り込む。
さらば高岡! 素敵な故郷の誇りに囲まれ、静かなところなれば住んでみたいかも。

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その電車に乗り込んだ隙にハットリくん列車がホームに滑り込んで来た!
撮り損ねて悔しいので画像を拝借・・・夢と希望にあふれ気持ち好い (^^)♪

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さて12時前だが、ここからは延々と各駅列車を乗り継いでゆくのみ。
新潟県境の糸魚川市あたりで、ようやく本日の半分の距離なれば、
地元小国駅到着予定は最終便で21時前なので、ガッツリと9時間!

「全て各駅列車で通す」が今旅の自分の趣旨なのでネ b(^^)d
計画段階では、もっと観光訪問地を増やすために、
途中で特急などを利用する悪魔の囁きと何度も戦ったが、私は勝った (^^)v
そもそも青春18きっぷは特急列車等では乗車券として認められない。
例えば金沢と高岡間など、ある区間を特急利用しようとした場合、
特急券と18きっぷとは別途にさらに乗車券も買うのがルールだ。
そんな際限なくお金が掛かるのも気に入らず、硬派に各駅列車のみなのだ。

さて約20分で富山駅へ到着し乗り換えに8分あるが、
既にホームインしている列車には先客が左側席を占めている。
それはみんな進行左手に広がる日本海を見たいからだ! と思う。

富山駅で名物ます寿司を買って車窓を愉しみつつ昼飯としたかったが、
ボックス席の微妙な席確保合戦で神経をすり減らしてしまい、見送った (>_<)

まずは流れゆく車窓・・・この夏の甲子園出場の富山第一高校
サッカー日本代表の柳沢敦の母校はあの辺か?
などと相変わらずの忙しさで、やがて黒部川を越えれば富山県とのお別れが近づく。

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真っ青な海が車窓に現れ始めると、夏のリゾート気分が盛り上がる (^^)
背後では海水浴のために乗り込んだ高校生男女軍団の愉しそうなことよ・・・。

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ここからは親不知・子不知の超難所が続き冒険気分も全開だ (^^)/

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ボックス席左に陣取る御年輩オヤジがのんびと車窓を眺めていると、
途中よりオバちゃん2人組が向かい席に座り、
「海を見たいので(相席を)すいませ~ん」と殊勝だが、
「孫が先日交通時を起こし云々・・・」、「先月の仙台での葬式で云々・・・」
等々の世間話のお喋りでうるさい (--#) で海も見ていないし・・・(`ε´)

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その様子にオヤジは堪らず席を立ち、出入り口へ立ちんぼ退散したが、
オバちゃん達は一瞬申し訳なさそうにしたが、数分後はペチャペチャと復帰 (--#)
まったく面の皮の厚さは相変わらずの生き物で、世の中そんなもん。

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海上の高速道が現れてしばらくすると親不知駅。


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ここを真冬の荒れ狂った日本海の時期に訪問したらどうなのか・・・。

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では車窓動画をお楽しみ下され (^^)/

  → 457系543M 前面展望05 北陸本線 泊⇒親不知

来年開業の北陸新幹線も平行してトンネルで突っ走っている。

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やがてペイント列車のJR大糸線が見えると糸魚川駅だ。

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糸魚川駅はサラ時代に仕事で来たことがあるし、
大糸線も13年前の黒部ダム旅行の際に乗車したことがあり懐かしい (^^)

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ではここまでの車窓動画をお楽しみ下され (^^)/

  → 457系543M 前面展望06 北陸本線 親不知⇒糸魚川

若干停車時間があったので駅売店へすっ飛んで行き、駅弁を物色し、
名物 イカスミのブラックたれカツ弁当をゲットするが、
イカスミで指を始め首掛けのタオル、口の周りまで真っ黒になってしまった (ノД`)
拭き取り難いし! (--#) =そんなことも旅の思い出だが・・・。

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直江津側の駅近くで直流と交流の変更区間があり、
列車は切り替えのために一時停電して車内真っ暗になり空走区間となるはずだ。
・・・が、この時は確認をしっかりと忘れていたりして・・・( ̄∇ ̄)↓

さてトンネル続きをしばらく進むと、今回愉しみにしていた、
ホームが地下トンネル内という珍しいモグラ駅=筒石だ。


JR上越線の土合駅も有名で、そちらは訪問したことがあるが、ここは初!

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降りてじっくりと浪漫の散歩、或いは冒険と洒落こみたいが・・・(ノД`)

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まずは貴重な動画で確認してみよう!

  → 地下40mにある糸魚川市の筒石駅

そんなプチ興奮を後に、やがて列車は直江津へ到着し乗り換えだ。

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ここは乗り換え時間が長く、駅弁も種類が豊富であったが、
進行方向左側の席取り合戦に気が抜けなかったりし、が、見事に負けた・・・ (ToT)

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ここから登場した数名のマニアオヤジ軍団のオーラが凄まじい。
写真とビデオと撮りまくり、会話もマニアックで弾んでいたが、
後ろ席の私もちゃっかりと勉強になったりして・・・ ( ̄∇ ̄)
また一匹狼オヤジも多く、彼らの静かなる闘いが私には判る。

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そして、その約一ヶ月前に断崖絶壁の上方より眺めた、
日本で最も海に近い駅のひとつ、青海川駅へ到着だ。

  → 信越本線(柿崎→青海川@Front-View)

詳細はこちら → オレの駅! 青海川駅(信越本線)

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お盆連休ゆえに、ここでも乗降する人々の姿が多い。
みんな浪漫を求めて、そこに駅はある・・・鉄道の世界 奥深く いとをかし。

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見上げる手前はR8、奥は北陸自動車道は、
何れもクルマで爆走したことが今は不思議な気分だ。

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やがて柏崎駅に到着すると、懐かしい故郷の香りを感じるかも。

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時間は15時12分・・・地元まで、あと5時間半ほどだ。やはり長い。        (つづく


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青春18きっぷの旅2013(4) 敦賀→金沢 [2013旅行]

さて青春18きっぷの旅は福井県敦賀市にて3日目の朝を迎えた。
今日も線路の向こうに浪漫とドラマが待っている・・・はず (^^)

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今日は地元山形県まで戻るのに北陸路をひたすら北上だが・・・遠い (ノД`)
立ち寄りは金沢市と高岡市の予定だが、それでも道中の半分にも満たずとは!
我が町は新潟県との県境ゆえに新潟県へ入れば間近な感覚となるが、
富山県との県境の糸魚川市辺りでようやく半分なれば、恐るべき長さの新潟県よ (゚o゚;

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さてエアコン冷え冷え作戦による爆睡で、目覚めは気分爽快の敦賀の朝は早い。

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敦賀発5時47分の始発電車に乗り込むべくホテルを出ると、
昨夜は暗くて気付かなかった、あの佐渡先生が待っているではないか!

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そして駅前広場では星野鉄郎とメーテルが!

何でも駅前から気比神宮に至る道路に “ 鉄道と港の町 ” を象徴するべく、
松本零士の人気作品の「宇宙戦艦ヤマト」と「銀河鉄道999」の、
キャラクターブロンズ像28体が設置されているらしい。

では40、50歳代には懐かしさに涙流れる、この名曲を今日のBGMとしてみよう!
  → 銀河鉄道999 ゴダイゴ

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そして謎の古代人も私を見送ってくれる。
「いってらっしゃ~い! また来てね~!」

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前日もそうであったがJR西日本では女性車掌が多いようだ (*^_^*)

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さて走り始めた列車は直ぐさま長大な北陸トンネル(総延長13870m)に入る。
過去に恐ろしい火災事故が発生したトンネルだが、
出入り口に慰霊碑が見えたので犠牲者の冥福を祈る。
  → 北陸トンネル火災事故
  → 暗闇の災禍・・・北陸トンネル列車火災事故
  → 北陸トンネル事故を教訓に・・・「トンネル内火災事故とその対策」

その長さを表すようにトンネルを抜けると窓ガラスは結露している。
確かに今日の私も脳天気な陽気だが、過去の苦く痛ましい経験により、
現在の鉄道の安全が確立されているわけであり、
その恩恵に預かっていることを再認識させられて、身が引き締まる思いだ。
・・・あらためて合掌、そして感謝の念を忘れてはならぬ <(_ _)>

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昨夜確保したパンとお茶ボトルへ詰め替えたアップルジュースが朝食だ。
食べられるうちに食べておけ!が忙しい私の旅の流儀とな。

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澄んだ山河と、のどかな田園風景は我が町と変わらないかも・・・(^0^;)

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やがて武生駅へ至ると、サラリーマン時代の取引先企業が思い起こされる。
そして次の鯖江はめがねで有名な町であるな!
サラリーマン時代の出張等では、
ほとんど夜間の寝台列車だった北陸本線なので昼間の車窓が愉しい。

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さて本日、実は訪問したかったのが朝倉氏の栄華を伝える一乗谷城跡だ。
朝倉氏は特に好きでは無いが、それとは別にその広大な史跡は見学したいのだ。

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越前花堂駅から越美北線(九頭竜線)へ乗り換えて4つ目の、
一乗谷駅下車で中心部まで約1.5kmの山あいだ。
  → 戦国大名越前朝倉氏(一乗谷朝倉氏遺跡)
  → 戦国大名越前朝倉氏の城下町を復元した一乗谷遺跡


近づく車窓から、あの山の陰であろうと鋭く遠い目を向ける私 (^^)♪

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しかし越美北線は我が米坂線同様に超ローカル線ゆえに本数が少なく、
かつ早朝ゆえに資料館等の施設は開館しておらず、
その後の日程に上手く収まらず泣く泣く断念・・・ (ノД`)

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以前かの永平寺へ参拝した後に、
南下し一乗谷駅をかすめて福井市内を突っ切り東尋坊へ行ったことがある。
いつかヨボヨボ爺さんになったら再び永平寺とセットで廻りたいものだ。

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さて県都福井市で若干停車時間があるのでホームで息抜きだ。
北陸新幹線は来年金沢駅まで開業し、以南は未定だが周囲では建設中ではある。

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西側の街並みへ目を向けると・・・
福井城(北の庄城)跡が、バスケットボールが強い北陸高校が、
そして名将 北野尚文監督に率いられた福井商業高校があるのう~♪ などと私は忙しい。

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その後ものどかな田園地帯が続き、やがて県境を越えて石川県へ入る。

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加賀温泉駅で福井より富山へ向かう特急おはようエクスプレスが抜き去る。

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ところで敦賀より一緒に乗車した、あるオッさんも、その筋の強者のようだ。
写真を撮ってはスマホやタブレットを操作しているは、
直ぐさまネットへ公開しているのかもしれず、時折私と目が合ったりする。
さり気なくお互い存在を気にしていたりして・・・( ̄∇ ̄) キミは何してんの? ふふふ。

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小松駅では日本の4番松井秀喜が気になりだすかも (^^)
写真右奥方面にベースボールミュージアムがあるはずだ。
私は前身のプレハブ小屋風情の「野球の館」時代に訪問したが再訪した~い!
(あの時は松井の母ちゃんの軽自動車とも記念撮影したなぁ~(^^)d )

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金沢市内に近づくにつれて進行方向窓に陣取るオヤジ姿が1人、また1人と増える。

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そして大河 手取川は上杉謙信が織田軍団を蹴散らした手取川の戦いで有名だ。

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そして金沢駅到着8時14分は、敦賀駅より2時間27分で距離は130.7kmだ。
駅構内は通勤、通学の人々で賑わい、北陸路の中心都市であることを教えてくれる。
また改札口が自動ではなく駅員の手対応なことが珍しい・・・なぜ?

さて次の乗り込み予定は9時55分で、以降も忙しい予定なれば、
今のうちに空腹の後顧の憂いを断つべく、
お出掛けではお馴染み=愉しみな駅の蕎麦かうどんを食べておきたい。

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天ぷらうどんが食べたくなったが、一般メニューと30円違いなれば、
その特徴がよく判らないがご当地麺らしい “ 金沢うどん ” を雰囲気で注文だ。

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来年の新幹線開業に向けてリニューアルした近代的な金沢駅だが、
空撮では、おむつやパンツに見えると先日TVで放映していた・・・ああ、なるほどね。

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その東口では金沢の伝統芸能である加賀宝生の鼓をイメージした2脚の柱に、
緩やかな曲面を描く屋根をかけたものが鼓門だ。
伝統と革新が共存する街である金沢を象徴する堂々たる門となっている。

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さてこの金沢では金沢城跡と尾山神社参拝を予定しており、
まずは駅より、有名な近江町市場を経由して金沢城跡へ向かうこととする。
もちろん健脚な私は徒歩で・・・歩くからこそ見えて感じるものがある=コレ基本!


その金沢市は藩政時代から用水路が整備されていたので、
その遺構を大事に後世へ伝えようとしているようだ。

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やがて突然スクワットをしたくなりファミマの道場へ駆け込む・・・ふんっ!ふんっ!
これでさらに後顧の憂いを断ち、ますます体は軽く体調も絶好調だ (^^)♪

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やがて市内交通の要衝である武蔵辻へ至り、その先が近江町市場だ。
横断道、地下道で若干彷徨ったが、後にこの経験が大いに役立つことになる。

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そして買う、食べる予定は無い冷やかし観光で近江町市場を目で愉しむ。

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愉しそうなレンタサイクルの若者カップルを横目に軽く舌打ちし、金沢城跡を目指す。
(チッ、まったくどいつもこいつも堂々とイチャつきやがって・・・こら!・・・羨ましい

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やがて金沢城跡=公園へ大手門より堂々と入場だ。
広大な広場の緑と青空と白い雲が眩しく、散水が涼感を漂わせている。
暑さで大汗だが妙に清々しい気持ちにさせてくれる。

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独特の白漆喰と海鼠模様が優雅な印象を与えるは、ほとんどが復元だが、
兼六園に続く石川門は現存で国の重要文化財だ。

詳細はこちら → オレの城! 金沢城

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その日本の名園 兼六園には過去2回訪問したことがあるので今回は見送る。

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眼下では勢いよく走り去るクルマたちだが、
私の近所のKさんは、かつて金沢での学生時代に、
若気の至りで週末夜はこの周辺を騒がしく暴走行為を繰り返していたらしい。
そして繁華街の香林坊で女性・・・ま、ひとの過去の話はイッか (^_-)

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さて、次は金沢城跡に隣接する加賀百万石の礎を築いた、
前田利家とお松(芳春院)が御祭神の尾山神社へ参拝するのが筋であろう。

詳細はこちら → オレの神社! 尾山神社

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短い時間だが十分に堪能し満足して、ふと時計を見ると時刻は9時36分・・・。
あ!? 列車発車時刻まで、あと19分!?

チマチマと時計を気にして余裕のはずであったが、迂闊であった (~_~;)
ここから駅までは約1.5kmほどあるはずなので、早足で歩いても15分、
実際は駅構内を移動しホームまでの距離を考えると2km弱とすれば20分!
このままでは乗り遅れてしまう (゚o゚;;;
その次の列車では、以降の乗り継ぎ都合で高岡市に下車することは出来ない (ノД`)
では即決・・・走るしかない!
(このような時のために日頃から鍛えているのだろうが・・・( ̄∇ ̄)d )

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そこで交通量の多い大通りの歩道を、背負いバッグ姿でエッサホイサと走る。
たぶん6分~6分30秒/kmペースなれば、ホーム到着予想は2kmとして13分後。
実際は信号待ちや地下道移動などで15分というところで、ギリギリ間に合いそうだ。

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事前に地図を頭に叩き込んでいたし、
来るときの市内の様子でイメージは出来上がっている。
武蔵辻の手前で横断信号が青になったので反対(左)側渡り、狭い路地に入る。
来るときに武蔵辻周辺で若干彷徨った経験がここで活きたのだ (^^)v

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駅に向かい下り勾配の道を大汗で急ぎ走る私の姿に、すれ違う人々の視線を感じる。
(どこでも、このような人っているよね? それが今は私で~す (^^)/ )
ウォーミングアップでスクワットを行ったファミマを左横目に過ぎ去り、
やがて威容を誇る鼓門が見えるが、いざ行くと遠い・・・ゆえに怪走は続く。

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走りつつ、頭の中で駅構内のレイアウトを確認する。
降りるときにしっかり記憶しておくことが、先の岐阜駅の時のように役立つのだ。

いつも利用する駅のように、軽快に最短ルートでホームを目指し階段を駆け上る。
時計は9時51分=発車4分前・・・間に合った!
(岐阜駅では1分前、今日は4分前では、心臓ドキドキで長生き難しいかも・・・)

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暑い日の熱い漢の荷物持ちの普段着ランニング・・・
蒸し暑いホームでは立ち止まっても吹き出した汗が止まらない (ノД`);;;
ズボンの腰周りまで汗で濡れて染みが目立っているは、かなり恥ずかしい。
これが「旅の恥はかき捨て」だろうが、こんな出来事が後日の思い出となるものだ。

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まだ午前10時だが相変わらず濃厚な時間を愉しんでいる (^_-)        (つづく


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和牛市場2013・・・9月 [2013べご=和牛]

先日は9月の置賜和牛市場で我が家は5頭を出品だ。
前日の最上和牛市場は高値だったとのことで、
そこで買いそびれた業者、秋田、宮城県からも来ていれば自然と期待は高まる。

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ところが、10時の競売開始して程なくシステム異常が発生し中断!

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トラブル対応の業者は宮城県から来るらしく、
なんと途中で交通事故に巻き込まれて到着が遅いとか何とか・・・(-_-)??

やがて到着すれど、復旧対応で懐かしいWindowsXPの起動と終了のメロディが
チャラララ~ン♪ と幾度も構内に流れるが、なかなか復旧せず、
何とか再開できるようになった時は11時30分を過ぎていた。
何と1時間半遅れとは!
だが最悪の場合の、価格決定に不安な手競りよりはマシであったろうが。

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待つ間は人間も飽き飽きしていたが、牛も空気を察したか休んでいやがった。

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まずは始まった競売は期待通りで高値で推移し満足の市場となった。
牛は続々と嫁ぎ先のトラックへ乗り込み、伝票を受取れば終了だ。

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ところが、我が家の引き取り手は最後となり、周囲はほとんど帰宅し寂しい。
ゆえに牛もまた休んでいやがった。
(そんなDRYさが微笑ましい私です (*^_^*) )

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まずは良い市場であった=次回11月も維持して欲しいものだ <(_ _)>


ところで、競売会場は最後に清掃されるが、
ゴミの放置が多く、特にタバコ吸い殻のポイ捨ては目立つ。

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管理徹底された上々企業に長く勤めていたせいか、
農家や業者のゴミ、タバコ等のルーズさは以前より気になっていた。
農家云々よりも日本人の公共モラルの低さかもしれないが (--#)
・・・それは流行に掛けて “ あまちゃん ” だね。


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嫌な予感の稲刈り [-2013近況]

もうすぐ稲刈りができそうだが・・・

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連日雨が続き、かなり具合が悪い。

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以前より田んぼへの水口は止めて入水できぬようにしているが、
こう雨が溜まれば乾く暇が無い。
それが柔らかい田んぼでは頭痛ものだ。

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そこで例年固い田んぼでさえも尻水口を開けて排水できるようにしている。

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しかも今年は、例年に比べて稲が倒れている田んぼが目立って多い。

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我が家のコシヒカリも見事にダウン (ノД`);;;

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それにしても町内の何処の地域でも倒伏が目立つ。

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「柔らかい」&「倒伏」で今年の稲刈りは大変だ・・・と憂鬱な今日この頃 (-_-)


そんな見廻りの途中でつや姫の田んぼの中に、数本背の高いものを発見した (゜o゜;
昨年は同じ短竿のはえぬきを作付けした田んぼだが・・・これは何だ?

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突然変異の使える新品種だったら、
“ ほらっちょ姫 ” とか “まさごろうひかり” などと 名付けようか・・・フッ、浪漫 (^^)v



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2号またまた海外へ [-2013近況]

農業大学校の2号が海外農業研修としてアメリカのコロラド州へ旅立ったようだ。

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高校の時も修学旅行は同じくコロラド州だったような気がするが、
山形県とコロラド州は姉妹県提携の関係から今機会ともなるのだろう。
(ちなみに山形市と高地トレーニングでも有名なボルダー市が姉妹都市らしい)
そして日程終盤はロサンゼルスでディズニーランドとは、これまた同じかも。

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ろくに東京へも行ったことが無いのに、一気に頭越しに海外2回目もまたヨシか (^^)
農業研修という主目的以外にも、様々に感じるだろう機会の提供がありがたい。

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少しでも、小さくとも知見を得て欲しいが・・・う~む (^_-)?
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赤備えNEW刈払い機 [2013農の作業]

雲の形も明らかに季節の変わり目を表している今日この頃・・・。

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今年はポンコツな予備刈払い機で草刈りに勤しんできたが、
いよいよ捗らないので新規に購入するに至った。
背負い式でないと素人のようだなどと語る人が多いが、
背中が熱いのは嫌なのでオーソドックスな型式で・・・作業効率も特に変わらないし。

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ちょっと強そうにカッコよく映える赤モデルとな。

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右手操作部はスポーツサイクルのSTIレバー チック?
操作性は悪くはないが、もう少しエルゴノミクスを追求して欲しかったかな (^_-)

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そんな新品の赤い刈払い機・・・まさに赤備え

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この夕暮れを背景に疾風の赤備え騎馬隊の怒濤の突撃が私にはみえる・・・!

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と、合間時間には稲刈りに向けて草刈り中でございます m(_ _)m ちゃんちゃん。



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