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青春18きっぷの旅2013(6) 柏崎→小国 [2013旅行]

柏崎にて今まで乗車してきた長岡行き列車を見送る。

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当初はそのまま信越本線にて長岡乗り換えで新潟を目指すつもりであったが、
前夜柏崎からの越後線の乗り換え時間が合うことを発見して急遽予定変更だ。
普段より馴染みの無い路線なので今こそ乗るしかない (^^)/

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では最終回のBGMは・・・
→ Les enfants de la Terre -pour Violon et Piano

新潟県内お馴染みの車両は17分待ち合わせの後に0番線より15時29分発車。

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この旧い室内は米坂線車両でも同様であったので懐かしさの香りがほわ~ん♪ と。

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日本の名品種コシヒカリの一大産地の越後平野を、
車両が旧いのか、線路が悪いのか、ガタゴトガタゴトと異様に揺れるし、
危なっかしい音が響き渡り、脱線などを想像してしまい内心実は怖かったりする (~_~;)

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約20分弱で西山駅に到着だ。

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旧西山町時代に田中角栄記念館を見学し、近くの実家も外から拝見した。
  → 田中角栄記念館
その巨人 田中角栄のおかげで県内難所各所の道路が整備され、
ここの4車線のR116も原発道路なのだろうが、大層驚いた記憶がある。



さらに進むと出雲崎だが、名僧 良寛さんで有名で、
海岸沿いの道路はドライブし足跡を訪ねたことがある・・・何もかも懐かしい。

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午前は大汗だったので交換したタオルは敦賀のホテルより同行した薄い風呂タオル!
気付かれるとカッコ悪いがこれも旅のご愛敬・・・一部に駅弁のイカスミが (ノД`)
午後の西陽が眩しくまだまだ暑い車内ではある。

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平野の左手に、やがて名峰 弥彦山が見えてくると、
いつもの行動圏内で帰って来たと実感し始める。
周囲には痺れる寺社仏閣があるし (^^)
  → オレの神社!・・・弥彦神社
  → オレの寺!・・・国上寺 良寛を想う
  → オレの寺!・・・西生寺 日本最古の即身仏を拝む

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やがて終点吉田駅だが、あのラーメン店も3kmほど東なればパブロフの犬 (^_-)
  → 杭州飯店・・・至高の双璧

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16時34分到着で次は16時59分の発車なので構内をブラブラと徘徊してみる。

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折り返し列車がホームに滑り込んでくる。
吉田からはほとんどが新潟行きだが、この列車は村上まで行く便だ。

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平野の中を勢いよくぶっ飛ばしホントに脱線しそうな振動と音は、
この3日で国内各地を乗り継いだ列車の中で一番! 恐るべし越後線 (T_T)

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約40分を過ぎると新潟市街地へ入り、懐かしい景色、建物が目に入る。
例の日本文理高校も見えたかも (^^)/

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人口密集地なはずだが車窓を流れる緑が清々しい。

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帰宅の人々が行き交う駅、街並みに日本海側最大の都市を感じるかも。
そして市内ど真ん中を流れる日本の大河 信濃川でいよいよ旅の終盤の哀愁を。

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各駅列車での新潟駅構内は2年ぶりくらいかも。

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そのまま村上行きで坂町駅で降りても、米坂線の乗り継ぎがないので、
新潟駅で時間を潰すが、17時53分着で次は19時ちょうど発なので1時間強の滞在だ。
南口外へ出てみると駅ビルCoCoLoの西館などが出来ているし、
ビッグカメラの上にはゼビオスポーツなどが入り込んでいる・・・知らなかった。

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日頃の生活圏なれば今さらお土産なども興味が無く、
ヨドバシビッグカメラの冷やかし、ジュンク堂で立ち読みする意欲も無く、
駅構内をブラつくことにするが、在来線8・9番線とは?
ここからホームまで3分とは随分と遠いぞ・・・どこだ? (^_^;)

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高架工事中?でホームの無い=現在欠番の5~7番線だが、ホントはどうなるの?

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8・9番線は1番線の新発田寄りの奥のようだ・・・確かに遠い!

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多くの人々が帰宅の電車を待ち賑わうが、私の乗り込む電車はまだ先なので、
一旦構内のコンビニへ戻りエネルギー補給品を確保することとする。

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夕暮れ哀愁の数々の特急列車たちを、
のほほん♪ と見送りながらビールで祝杯( ^_^)/□☆□\(^_^ )

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やがて村上からの折り返し電車が来て19時ちょうどに新潟駅を出発!

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さらば新潟市! 夕闇の大河 阿賀野川を越えると、
旅が終わることの実感がじわじわと迫り少々寂しく残念な想いも・・・(ノД`)

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坂町駅には20時ちょうど着の予定が5分ほど遅れたが、
米坂線小国行き最終20時4分発の列車が待っていてくれた。

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長かった道中の新潟県より、いよいよ地元山形県へ帰るのだ。

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この時の編成は、多くの地域でも見かける白緑ボディのキハ110系と、
比較的新型のシルバーオレンジボディのキハE120系の組合せだ。

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下関駅で数名降車すると、車内には私も含めて3名しかいないので、
この機会にじっくりと車内見物をしてみたりする。
これはキハE120系。

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トイレも広くて清潔感が漂う。

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こちらはキハ110系。

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何れの車両も様々な立場に柔軟に対応しやすい座席レイアウトが良く、
座席自体も座り心地が良いことも長旅には嬉しい。
今回国内大動脈線を始め、数多くの車両に乗り込んだが、
この米坂線の車両が最も快適かもしれない、と結論づけたりして ( ̄∇ ̄)d

やがて県境を越えると、中心街でも街灯がまばらな寂しい我が町が・・・(^_-)
そして終点小国駅は予定通り20時46分に無事に到着。

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【本日の乗り換え】
敦賀→金沢(下車)→高岡(下車)→富山→直江津→柏崎→吉田→
新潟(下車)→坂町→小国
所要時間 約15時間 (5:46→20:46)

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改札できっぷに押印してもらい記念に持ち帰るが、その視線の先には・・・熊が!

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いつも見ていて知っているが、改めて改札口からの印象はヤバいかも (ノД`)
やってくれるぜ小国駅=熊の町小国町? やはり秘境か・・・(>_<)
国内各地を訪ねた各駅の印象で比較してみると、やはり熊は強烈かも (ToT);;;


8/10(土)6時2分より乗車し始めて、12(月)20時46分降車は約63時間弱の旅!

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8/10は約370kmで、8/11は約530kmで、8/12は約550km は総距離約1450km !
1日たった2300円の乗車賃で400~500kmの浪漫は充実の時であった (^^)d

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その今回の記念お土産は岐阜城で信長扇子、彦根城瑞龍寺で栞の3品のみ。

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またいつもの事だが、大したものも食べなかったなぁ (^_-)
しかし月並みだが、脳裏に焼き付いた景色、数々の体験が宝物と云えるだろう。

まとめるのに1ヶ月も要した大作だったが、ソレが愉しい時間を過ごせた証だ。
また旅に出たい=次機会のために、
今日の平凡な日を大切に過ごすとしますか!
まずは全てに感謝かな <(_ _)>                           (おわり)



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