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視察2013・・・11月(4) 真室川町E氏 [-2013視察研修]

引き続き、真室川町内の繁殖和牛農家Eさんの牛舎へ。

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我が家も同じ繁殖和牛で、目指す規模もほぼ同じなれば、
牛舎構造も大いに参考になるはず、と期待に胸が弾む。

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やはり引き戸ですか。

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Eさんは50歳台後半、20歳台半ばの親子なれば、ウチも数年後・・・。

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やはりトラス構造で低コスト化。

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いました、いましたチビたちが ♪

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親の管理から子の管理と忙しく繁雑な様子が。

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秋山牧場で製造していたTMRサイレージが各農家でも利用できるは良い。
安全安心な地産地消を町ぐるみで推進している姿勢が羨ましいかも。

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受胎、出産は工業製品のように予定通りにはゆかないので、
出産が一時に集中したり、或いは逆に全く無かったりと難しい世界である。
親牛の受精、受胎、出産の管理をしつつ、子牛の育成管理も重なるので、
自然と目の届く管理量は限られてくる。

肥育和牛は子どもから大人へと育てるだけの比較的平容な管理ゆえに、
牛舎はシンプルな構造で済むが、
繁殖和牛は受胎、出産、育成のサイクルを繰り返すので、
親牛、子牛の状態に臨機応変に対応できる構造が必要となろう。

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こちらも当初は育成ステージに合わせた構造で建築したが、
実際は机上シミュレーションどおりにゆかずに苦労している様子が伺える。
例えばスタンチョンエリアは子牛の群飼いエリアの予定であったが、
なかなか思い通りにゆかないようだ。

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水飲みカップの内側配置の問題点を発見! ・・・ううぅむヤバい (゜-゜)

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床の敷料の保管方法、場所なども考えさせられる。

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やはり寒期はヒーターの下に子牛は集まるようだ。
下痢など起こさないように子牛の管理も頭痛が痛い

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親子牛の管理、環境(≒清掃)管理など様々な作業に柔軟に対応可能なこと。
これはまさに製造工場のIE(Industry Engineering)カイゼンの出番なれば、
製造業サラリーマン時代に昔取った杵柄よろしく、ちと燃えてしまう (^^)v

まずは様々にシミュレーションしてレイアウト等に頭を絞ろう。


今回も有意義な視察であった=貴重な機会をありがとうございました<(_ _)>


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