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真田氏の史跡を歩く(2) 旧真田町→別所温泉 [2013旅行]

長野県上田市の旧真田町の真田氏発祥の地は真田の庄とも云われる。
数々の細かくレアな史跡が多い地域だが、ここも泣く泣く取捨選択し5箇所だ。

鳥居峠よりR144を下り、右手への菅平高原入口、左手の松尾古城跡、
角間渓谷入口を経て、真田家の菩提寺の長谷寺へ。

では今回も・・・  → 真田太平記 オープニングテーマ

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特徴的な1枚石からの切り出しと云われるアーチの山門がお出迎え。

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やはり六連銭ですよね(?)

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本堂参拝の後は、案内板に従い裏手の墓地へ。
「墓地で転ぶと良いことが無い」と云われるので風林火山コンビにドキドキ。
「こらぁ!走るな!」

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中央が幸隆で写真向かって左が昌幸で、右は幸隆夫人のお墓だ。

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真田家が長野市松代に移封に従い菩提寺は同地区の長国寺へ移り、
この長谷寺は長国寺の末寺となったとのこと。
とにかく真田家中興の祖幸隆は同地に眠るなれば、深く合掌。


続いて幸隆が築城したとされる真田本城跡へ。


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幸隆がこめかみに血管を浮かび上がらせてふんばり、
謀議や戦の指示を行った厠が現存・・・あれ?(^_-)☆

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曲輪は狭く細長く連なっているが、周囲は急な崖でもロープや手すりは皆無。
弾けて大騒ぎで走り回るチビたちが誤って転げ落ちないかヒヤヒヤだ (@@;)
「こらぁ、そんなに端に近寄るな!」

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北東方面には先ほど来た道と史跡が望める。

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反対の南西方面には綺麗な台形の砥石(といし)城跡が望め、
その奥が上田市街で、さらに遠くの奥が別所温泉だ。

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新しく小綺麗な幟をガメようか謀議中だったらしいが、
私に見つかったので、急ぎにっこりと微笑んで誤魔化す彼ら。
「こらぁ!オレの分もよろしくぅ!」

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この大地を幸隆や幼い昌幸兄弟も踏みしめたなるか? う~む、浪漫。

詳細はこちら! → 真田本城 〔 presents dy 俺の城!〕

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さて続いて至近の真田氏歴史館と真田氏居館跡へ。

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歴史館入口には記念撮影グッズだが、あれ? なんかおかしいぞ!

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通常兜は後頭部全面を三角に覆うデザインのものなのに・・・。

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これはただの工事ヘルメットを彩色し、厚紙で六連銭・・・ (ノД`)
まるで地元の盆踊り小中学校の卒業祝賀会の仮装レベルだ (ToT);;;


でも・・・私もやっちゃうもんね~(^^)v
(娘とのコミュニケーションに密かに安堵のオッさん 心で号泣(ノД`) )

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さて館内は真田氏ゆかりの古文書、武具などが豊富だが、
注目はNHK時代劇『真田太平記』の撮影で実際に使用された甲冑だ。
若き日の丹波哲郎草刈正雄の写真に号泣 (ノД`)
 
そんな盛り上がりもあり、グッズ販売コーナーではMax ヒートアップ!
「欲しいモノは、今ここでしか無いので、何でも買ってしまえ」 と天の声が (^^)d

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その隣の真田氏居館跡(御屋敷公園)へも散策だ。

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常時はここに住み、いざ戦闘となれば本城へ立てこもり戦うということだ。
今は、なんの変哲も無い広場としか見えないが・・・(T_T)

詳細はこちら! → 真田氏館跡 〔 presents dy 俺の城!〕

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予定ではこの後に砥石城跡も攻めるつもりであったが、日暮れゆえに翌日に延期だ。
そこで上田駅前の真田幸村像を写真に収めて、別所温泉へ向かうこととする。

が、走り出した1分後に気になる看板を発見!
[真田町 町原]とは・・・むうぅ、ここに実家を移そうか ( ̄∇ ̄)

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急な思いつきでクルマを止めたので、先行のマダム車とはぐれてしまい、
見知らぬ土地で危うく迷子になるところだった・・・ごめんなさい<(_ _)>

まずは無事に追いつき、いよいよ上田市街地へ入る。
夕暮れの帰宅ラッシュ時間で混雑なれば慎重な運転を!
(ただもの “上田” に興奮しており回路は暴発中~♪ 車内でひとり騒ぐ私~♪)

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やがて16年ぶりの上田駅前へ。
「ああっ! あそこに真田幸村がいるはずぅ! でも見えなぁ~い!」 全くうるさい。

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しかし夕暮れでは写真撮影も技術的に難しいし、
周囲は混雑していて駐車も大変なので翌日に見送ることに。

でも単純に初めての市内の運転が愉しい。
『上田原』の看板等に反応したりしてネ。

途中のスーパーで今宵の懇親会の酒肴類等を確保する。
この地域で多い「イオン・ビッグ」覚えたぞ。

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上田&真田とくれば必然的に名湯別所温泉!
  → 信州最古の温泉 別所温泉 公式ホームページ

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今日の興奮を振り返り、明日の予定を確認し、
そもそも気の合う彼らとのお喋りが愉しみだ。

私はついに上田へ来て別所温泉に泊まっているのだ (^^)v        (つづく
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