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南三陸町にて(2) [-2013ひとりごと]

実は前夜のホテル売店にて本書を見つけたのだが、
重そうな内容に、つい目を背けていた。

しかし、その企画でバスを降りた時は全く気持ちは異なり、
ホテルのフロントへ預けた荷物受取りの際に、
再び売店へ猪突猛進して迷うことなく購入した。

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先ほど見たこと、聞いたことは、本書にてさらに理解が深まり、
本質へ迫れて消化するものと思ったのだ。

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冒頭からいきなり後頭部に衝撃を受けたような内容だ。

家族全員が無事で家屋等も失わずに済んだ人たちが、
その後逆に住みにくくなり、ふるさとを離れるとは、想像もしていなかったからだ。

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そんなエピソードが、文章2ページ、次に写真2ページの対となっているので、
イメージが掴み易く理解も早く、ページも進めやすい。

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バスでも説明を受けた戸倉小学校のことも。

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様々に衝撃を受け、自然と涙が溢れる内容が続くが、
一番グッ、ときたエピソードは次だ。

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私もこんな人になりたい。


南三陸日記

南三陸日記

  • 作者: 三浦英之
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2012/03/30
  • メディア: 単行本


忘年会という懇親も有意義であったが、この地を訪問したことが今も心に多くを占める。
語り部バスの趣旨を考える。
「震災を風化させない=見て・・・聞いて・・・感じて・・・そして伝えてほしい」
言葉通りの現在の被災地の様子を伝えるはもちろんで、
さらに出来ることは復興のためにお金を出すことだ。
しかしそのお金がアレコレと理由をつけて九州はもちろん、
東京等で使われることには抵抗がある。
優先順位があるだろう!
・・・今も日々の生活に苦しむ被災地と人々に届くことを祈る。

さらに実は、語り部バスの趣旨の本質は深く違うところにあるとも感じる。
自分の大事なことや価値観を照らし合わせて考えてみる。
するとそれは・・・。

そしてその感じたことを、
その後のアクション=自分の生活に落とし込むことが大事だ。
それは・・・。


秘密だ (^_-)☆


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