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新築牛舎への道(1) [2014べご=和牛]

スキー場等の冬期営業者には厳しいが、
今年は雪が少なくて非常に助かる。
今朝は強風の朝で4号もふらふらと煽られて登校して行った。

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さて昨日は役場で新築牛舎について関係者が集まり打合せであった。

ところが開始早々にトーンダウン (>_<)
新築は27年度になりそうだ。
我が家は3月に農大を卒業する2号の就農に合わせるべく、
早い時期に準備をしていたつもりなのだが、
新築牛舎の完成は、最悪冬期のこの時期が有り得るので、
再来年=2年後の28年(2016)の2、3月に完成ということだ。
振り返ると2年はあっという間に感じるが、やはり今からでは遅すぎる (--#)

・・・さてさて、どうするか頭が痛いところだ。

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今回はついでに2号の就農についても話し合った。
担当者が事前に判り易くレジメを作成してくれていたので非常に助かった。
良い仕事をしてくれる=まことにありがたい <(_ _)>

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なかなか毎日社会勉強になり刺激的ではある (^_-)☆


まったく牛舎はいつ完成するか不透明な、
長いシリーズの始まり始まり・・・♪


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初めての “ おぐに地鶏ラーメン ” [2014近況]

以前より、やまがた地鶏の風聞は知っていたが、
町内飲食店でのメニューを食すは初めてだったりする。
(脱サラしてからは呑み会は激減=飲食店出没機会は非常に少ない影響もある)

ランチとして焼肉の福龍軒にて、おぐに地鶏ラーメンを。
小国町で飼育したやまがた地鶏を “ おぐに地鶏 ” と呼んでいるらしい。

おぐに地鶏ラーメン 醤油味 600円

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少し油が強いと感じるが、基本はあっさり味。

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食後に、ひとくちの地鶏の出汁?とコーヒーが出てきた。

他には味噌、辛味噌、五目とあるが、メニューがひと目で判り難い (--#)

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目つきが鋭く怖い女将さんへ文句を言い、
私が1万円で作成しようと提案したら、丁重に断られてしまった (^^)


福龍軒
0238-62-2169
山形県西置賜郡小国町栄町30-3
いつの間にかランチタイムあり


他店でもおぐに地鶏メニューが展開されている。
  → おぐに「やまがた地鶏のれん会」 | 小国町観光協会の最新情報

いろいろ取り組んでいるようだが、
情報が少なく、かつ古く更新されていないことが難点で惜しい (ノД`)


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BMW技術プラントの具体的検討 [2014べご=和牛]

さて、そのBMW技術だが、具体的な鶏舎でのプラント見学で効果は確認済み。
  → 視察2013・・・8月 米沢郷牧場

そこでいよいよ新築牛舎へ、
飲水改善プラントと生物活性水プラントを導入すべく具体的な検討に入った。

飲水改善プラントは牛の飲み水を、山の沢水のように改善し、
この水を与えることにより、健康な牛を育てられることができ、
糞尿の悪臭が抑えられる効果を担う。

生物活性水プラントは牛舎に噴霧したり、
飲水に添加することで悪臭を抑え、健康を増進し発情率等をアップする。
また耕作では土壌や作物に散布し、生長促進、
病虫害の防止及び土壌の改良が行えるので、
我が家では稲作、家庭菜園にも大きな効果が期待できる。

  → プラントの仕組み BM-SOLA.COM

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そこで先日、高畠町在住のBMW技術協会理事長と、
山梨県北杜市在住の同理事で事務局長のお二方と打合わせを行った。
遠路より雪で不便な我が町までご足労頂き大変有り難い <(_ _)>

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新築牛舎の場所と具体的な建屋レイアウトを元に、
適切な施設規模、具体的な設置場所、仕様について検討を行った。
事前の連絡で概算見積もりも提出して頂いたが、
当日の検討を反映した正式見積もりを、
建屋基礎工事に伴う土木槽の図面と一緒に後日頂くことにした。

この数年間、何となく考え悩んでいた案件が、
いよいよ現実的な、効果の実現性が高い施設として形となる。

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果たしてこの数百万円の設備投資は高いのか、安いのか?

実は今回の牛舎新築にあたり、
周辺住民の同意を得なさいとの行政からの指導が入った。
その同意書のサインを頂くことは決して容易な交渉では無かった。

それはズバリ畜舎の悪臭の懸念だ。

建屋は200m以上離れている、風下にするとしても、説得力には欠ける。
そこで牛舎より臭いの酷い鶏舎、豚舎でも全国において効果実績のある、
このプラントを導入することで、ご理解を賜るべく説得を行ったのだ。
そして何とか全軒のご理解を頂き大変安堵している今日この頃だ。

以上より、この投資に高い、安いも無い、
我が家の事業継続に当たっては絶対必要条件であったのだ。

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しかし悪臭防止の環境的配慮という点は入口論点として、
今後の経営には大きなプラスとはならない。
そこで、この施設に本当に価値ある効果を期待するのは、
飼育牛の高品質化、安定化だ。
これを今後の経営の大きな武器、プラス点として活用してゆきたい。


周辺に人家の無い山奥などなれば、
周囲への配慮などに気を遣う必要はほとんど無いが、
冬期は牛舎まで(たぶん数100mの)取り付け道路の除雪を、
自力で行わなければならぬは大変な労力だし、
何時産まれるか判らぬ繁殖牛なれば、必然的に自分の住宅近くとならざるを得ない。

そのために例えば先の真室川町などのように、
行政挙げて支援体制を整えていれば話は別だが・・・。
  → 視察2013・・・11月(3) 真室川町秋山牧場


とにかく親子3代自力で頑張るわさ。



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BMW・・・クルマでは無い。 [2014ひとりごと]

昨年の米沢郷グループとの研修交流会で知ってから、
ずっと気になっていたBMW=Bacteria Mineral Water。

それは、自然界から学んだ技術とのこと。
  B=バクテリアの働きで
  M=ミネラルバランスに優れた生き物にいい
  W=水を作ります

  → 匠集団そら BM-SOLA.COM
  → BMW技術とは

自動車メーカーのことではありません (^^)


私の悩みを解決してくれそうな技術だが、
それ以上の波及効果も期待できそうだ。

う~む。


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48回目の誕生日にて [2014ひとりごと]

昨日1/20は48回目の誕生日で、
メールやFacebookで多くの方々より温かい祝福メッセージを頂き、
誠にありがとうございました <(_ _)>

今年は2号も自宅就農で親子3代となり、
牛舎新築で和牛畜産部門では大きな節目となる年となりそうです。
今後もますますみなさまのご支援とご指導を仰ぎたい所存!
よろしくお願い申し上げます m(_ _)m

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さてこの3月で私は脱サラしてちょうど5年が経過します。
まことに時の過ぎ去るものは早いとしみじみ思ってしまいます。

そんなところで、ふと思ったつまらないこと・・・。
各々ちょうど半年前ぐらいですが、
サザンオールスターズの活動休止宣言で発売されたシングルCDと、
5年ぶりに活動再開で発売されたシングルCDを買っていることに、
ちょうど5年間の歳月が当てはまるので、なんとなく哀愁のような (^_-)☆

  → サザンオールスターズ - I AM YOUR SINGER
  → サザンオールスターズ - ピースとハイライト SUPER SUMMER LIVE 2013

こんなことにより、やはり時の過ぎ去る早さを思わずにはいられません。

いまやれること、やるべきことを手際良くこなさないと、
気がついたときは老いて何も残らないことの後悔が怖いのです。

そんなことを家の中で悶々と考えていると、頭がおかしくなりそうなので、
昨夜は路面にビシャ雪があろうとも、
12kmランニングで気持ちの好い汗をかいてしまいました (^_-)☆
少しは心身の毒が抜けたものと満足しております。

ゆえに夜のプチ誕生日会のごほうビールが美味かった!( ^_^)/□☆□\(^_^ )

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しかし今朝は左膝が痛かったりして・・・(ノД`)
夜半に雪はモサモサと降り積もり、牛舎仕事も除雪も辛かった・・・(>_<)


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『1万円起業』 [-2020本(思想・啓蒙)]

私はいつも、
「何か簡単に小遣い程度を定期的に稼げものか」
などと考えている、つもり。

本書は具体的に誰でもこうすれば儲かる、とは言っておらず、
あくまで元の思想の解説だ。
キラリと光るヒントが随所に見受けられて、なかなか読み応えはあった (^^)
結局それが活用できるか否かなのだが・・・(-_-)

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閉鎖的な、ローカルな、マイノリティな世界に身を置いているゆえに、
逆に何かあるのでは?などと、無い頭をたまに絞っている、つもり。
う~む (-_-)


1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法

1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法

  • 作者: クリス・ギレボー
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2013/09/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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新築牛舎建設地ほぼ決定 [2014べご=和牛]

二転三転どころか、数えると七転八転した新築牛舎建設地。
ようやく目途がついたところで、ひと安心とゆきたいが、
疑心暗鬼となっているので今後も油断はならない。

都合6箇所の候補地を検討せざるをえなかったが、検討を進めるに当たり、
梯子を外されたり、揚げ足取りに振り回されて親子で疲労困憊だ。

まったく息が抜けないが、まずは祝杯の昨夜だ。

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まだまだ、ご近所への営業活動もあるが、
いよいよ具体的な牛舎レイアウト、敷地配置も検討しなければ。

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以前勤めていた企業での仕事が懐かしい・・・
・・・意思決定、責任、スピードは雲泥の差で非常に遅すぎる。

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そんなこんなで精神的に疲れていたりして・・・(×_×)

しかし世の中そんなもん。

負けん (--#)
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『里山資本主義』 [-2020本(思想・啓蒙)]

課題先進国を救うモデル。その最先端は “ 里山” にあった!!
危機を超え未来を生む、すり潰されない生き方を提言!!

“ 里山 ” とは、ほのぼのとした農村風景、
懐かしき日本の原風景という、温かい心穏やかなイメージか。

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里山資本主義
かつて人間が手を入れてきた休眠資産を再利用することで、
原価0円からの経済再生、コミュニティー復活を果たす現象。

【目次】
はじめに 「里山資本主義」のススメ
第1章 世界経済の最先端、中国山地
     原価0円からの経済再生、地域復活
第2章 21世紀先進国はオーストリア
     ユーロ危機と無縁だった国の秘密
中間総括 「里山資本主義」の極意
      マネーに依存しないサブシステム
第3章 グローバル経済からの奴隷解放
     費用と人手をかけた田舎の商売の成功
第4章 “ 無縁社会 ” の克服
     福祉先進国も学ぶ“過疎の町”の知恵
第5章 「マッチョな20世紀」から「しなやかな21世紀」へ
     課題先進国を救う里山モデル
最終総括 「里山資本主義」で不安・不満・不信に訣別を
      日本の本当の危機・少子化への解決策
おわりに 里山資本主義の爽やかな風が吹き抜ける、2060年の日本

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過疎化が進みジリ貧気味の我が町でも参考になる指摘が多いかも。
その考えの揚げ足取りや否定は簡単だが、
自分で建設的に考えることの一助となる書であろう。

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農業を営むことにより、そのような里山景観も維持できるが、
それは経営が安定してこその二次的なことであり、
それが主目的で生きているわけではない。
最近、議論のすり替えでそのような “ きれい事 ” をいう無責任な輩に・・・(--#)
結局自分が良ければよいだけじゃん!

今日も朝から愚痴る (^_-)☆

里山資本主義  日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

  • 作者: 藻谷 浩介
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2013/07/10
  • メディア: 新書


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さいず焼き2014 [2014地域活動・行事]

昨日1/12(日)は地元地区のさいず焼きであった。

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そして準備慰労での新鮮な魚介類と特上牛肉に舌鼓が至福の時だ。

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さて13時に公民館前へ、
育成会の子どもたちと保護者、自治会役員が準備のために集合だ。
ちなみに私は4号の保護者でもあるが、自治会役員でもある。

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子どもたちは地区内を廻り松集めで、我々は会場準備だ。

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隣接の川岸から適当な御神木を切り出してエイコラサッサと運搬にひと苦労。

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公民館より保管していた藁を運搬し、松やお札とともに積み上げてOK。

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振る舞いの焼き鳥、おでんを準備しつつ、プチ慰労会なる呑み会会場のテントもOK。

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14時過ぎより点火の18時30分まで祝杯は続く ( ^_^)/□☆□\(^_^ )

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みぞれ案配の中、最上級生の5年生2名により、いよいよ点火!

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無病息災を祈念しつつ、藁の煙臭い餅を頬張る。
今年も身体堅固でしっかり働けますように <(_ _)>

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その後の片付けの後も公民館で慰労会を2時間弱ほど。
約7時間に渡り延々と飲み続けたが、けっこう元気な自分に自信回復?(^_-)

そして翌早朝に、軽く胸焼けを感じつつも牛舎仕事に勤しむ。
して日中は家内実家の屋根の雪下ろしだ。

しっかり働きまするよ (^^)v



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除雪2014(1) [2014仕事・作業]

先週までは例年に比べて降雪が少ない=除雪作業も少なくて良いばかり。

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とは云うもののそれなりに除雪作業は必要で、
トラクターでビニールハウスや小屋、実家周囲をウロウロしている。

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除雪方向の後ろばかり見ていると、
前方のWCSを掴むドックを軒下や木々にぶつけてしまうことがあるので、
前も後ろも注意を要する神経戦に非常に疲れる。

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そこに、そもそものトラクターの水平や排雪ブロア方向なども操作するので、
運転作業は忙しく、一瞬のミスが大損害に・・・(ノД`)

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ゆえに建物、木々に歴史あり ( ̄∇ ̄)v

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最近は気温が上がり雨などにより地表面の雪が融けた影響で、
小さな水路、堀にぬかることも多い。
4WDを過信していると、思わぬ所でタイヤが嵌まり動けなくなり、
つい焦ってしまい写真を撮る余裕も無し (>_<)
(大抵タイヤ周辺の雪をスコップで掘ると簡単に脱出は出来るが・・・。

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外は吹雪、キャビン内は結露で視界が悪くなると超危険だ。
そんな時は埋まったビニールハウスへ寄せることもビビリながらだ。

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壊さないように作業慣れはあるが、
一瞬それが油断になり、どうしてもヤッちまうんだよなぁ・・・。

大型トラクターによる除雪を予め考慮して建物を建てれば良いのだろうが、
世の中そうそう都合良くゆくものでもない。
まずは破壊で大きな損失をせぬように、も除雪作業の重要ポイントだ。

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さて昨日1/11は実家地区のさいず焼き(左義長、やははいろ等)で、
会場提供している我が畑で、
午前から地区の人々がせっせと準備をしている様子が見える。
そして夜6時点火らしい。

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さて、その後も降雪期ゆえに御神木をそのままに放置するは良いが、
春の雪融けで農作業開始時期に至っても、
地区の人々は誰も片付けず、そのまま放置しているので、
毎年仕方なく私がその御神木と灰等を片付けたりしている。

・・・なんか釈然としないが、世の中そんなもん (--#)


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