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『里山資本主義』 [-2020本(思想・啓蒙)]

課題先進国を救うモデル。その最先端は “ 里山” にあった!!
危機を超え未来を生む、すり潰されない生き方を提言!!

“ 里山 ” とは、ほのぼのとした農村風景、
懐かしき日本の原風景という、温かい心穏やかなイメージか。

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里山資本主義
かつて人間が手を入れてきた休眠資産を再利用することで、
原価0円からの経済再生、コミュニティー復活を果たす現象。

【目次】
はじめに 「里山資本主義」のススメ
第1章 世界経済の最先端、中国山地
     原価0円からの経済再生、地域復活
第2章 21世紀先進国はオーストリア
     ユーロ危機と無縁だった国の秘密
中間総括 「里山資本主義」の極意
      マネーに依存しないサブシステム
第3章 グローバル経済からの奴隷解放
     費用と人手をかけた田舎の商売の成功
第4章 “ 無縁社会 ” の克服
     福祉先進国も学ぶ“過疎の町”の知恵
第5章 「マッチョな20世紀」から「しなやかな21世紀」へ
     課題先進国を救う里山モデル
最終総括 「里山資本主義」で不安・不満・不信に訣別を
      日本の本当の危機・少子化への解決策
おわりに 里山資本主義の爽やかな風が吹き抜ける、2060年の日本

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過疎化が進みジリ貧気味の我が町でも参考になる指摘が多いかも。
その考えの揚げ足取りや否定は簡単だが、
自分で建設的に考えることの一助となる書であろう。

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農業を営むことにより、そのような里山景観も維持できるが、
それは経営が安定してこその二次的なことであり、
それが主目的で生きているわけではない。
最近、議論のすり替えでそのような “ きれい事 ” をいう無責任な輩に・・・(--#)
結局自分が良ければよいだけじゃん!

今日も朝から愚痴る (^_-)☆

里山資本主義  日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

  • 作者: 藻谷 浩介
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2013/07/10
  • メディア: 新書


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