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箱根駅伝の旅(3)最後まで疾走 [2015旅行]

おはよー 箱根の山々と相模湾 (^^)/

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背後は大涌谷と箱根登山ケーブルカーの路線。
斜面にへばり付くこの地域の険しさよ。

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前日の疲れか、気怠い寝起きは朝風呂でリフレッシュ!
昨夜から満腹だがバイキング朝食で今日の闘いに備える。

さて当初計画では、
何となく富士五湖方面へ向かうつもりでいたが、
富士山は登るか、遠くで眺めるもの、と皆と意見が一致し、
引き返し小田原、湘南海岸へ向かうことに決定 (^^)/

ではMusicスタート! → ROUND TRIP / DIMENSION

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ではここは、日本一と名高い山岳鉄道 箱根登山鉄道にて、
強羅から箱根湯本まで下るべし!
険しい地形をクネクネと、
ダイナミックな高低差は3カ所のスイッチバックで克服する、
鉄道ファンは垂涎で痺れまくる路線だ (^^)ワクワク♪

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しかし・・・・・・、
で、誰がクルマを移動させるのか?
・・・・・・・・・・。
結局、一番張り切っている私が強羅駅でみんなを見送る (ToT);;;
ま、前日上りでもクルマ酔いした彼等ゆえに、
下りは殊更に酔うだろうと容易に想像できるので、
観光を兼ねた鉄道での移動とし、
湯本駅前のお土産物街で合流することとする。

さようなら~(^^)/
(本当は私が・・・(ノД`)シクシク )

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後に聞いたが、それでも酔ったらしい (-_-)ガクッ
おまけに山側に座ってしまったので眺めもイマイチだったらしい (--#)チッ

まずは私ひとり紅葉の残る山々を眺めながら、
のんびりと駅伝6区山下り区間を愉しむ d(^^)

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宮ノ下温泉街の富士屋ホテルの眺めは圧巻だ。

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名所 大平台のヘアピンカーブ、ご馳走さま!

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さて土木遺産となった函嶺胴門へ。

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ちょっと脳内妄想中継をしつつ走ってみたりする。

・・・わわわぁ~ん♪
「お~っと、函嶺胴門でついに先頭のカシワバラを捉えた!
 初出場おぐに国際大学のホラッチョ、速い、速い!」
「ホラッチョくん、一気に抜いて引き離しにかかりますね!」
「彗星の如く凄い選手が現れました!
 あのカシワバラを上りで置き去りにします! セコさん!」
「ハイ! 驚異的な新記録が期待出来ますね!」
・・・わわわぁ~ん♪

「うぉぉ~!」と渾身のダッシュ。
(いつもバラ色で幸せな私・・・(*^_^*) )

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やがて8年前に宿泊した箱根湯本温泉街へ。

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まずは、その時も気になっていたが、
泣く泣く見送った早雲寺へ念願の参拝だ。

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戦国大名 北条氏初代早雲公の名をとった菩提寺だが、
関東小田原の雄としてはあまりにも小さい寺だ。
実は当時は関東屈指の大伽藍だったらしいが、
豊臣秀吉の小田原征伐の際、焼き払われて、
再建されたのは、その後80年以上経ってからだ。

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境内に見事に映える紅葉は、
弱肉強食に明け暮れた戦国時代の喧噪や、
盛者必衰の理、悲哀を逆に教えてくれるかも。

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さて見どころの北条5代の墓だ。

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右から初代早雲、2代氏綱、3代氏康、4代氏政、5代氏直と並ぶ。

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早雲公はしっかりと「伊勢新九郎長氏」と d(^^)

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うむ、北条氏の夢の跡を確かに承った。
しかし、なぜか日曜日なのに御朱印はお休みとは残念 (×_×)

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さて早川沿いの駐車場より湯本駅前へ。
2日目復路の6区山下りは同行不可なために、
監督、スタッフが状況を見守るべく待機する箱根町役場を横目に。

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相変わらずの賑わい・・・中韓の人多し。

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さて駅前は駅伝中継ポイント・・・ここ、ここヾ(^v^)k

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お土産物色を思う存分愉しみ退散・・・さらば箱根の山々(^^)/

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6-7区中継所のかまぼこ屋と、
4-5区中継所の勘違いかまぼこ屋?も、さようなら(^^)/

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もちろん、小田原市民会館前のクランクもさらば! (^_-)

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小田原市からは前日と同じく西湘バイパスで、
江ノ島と鎌倉を目指そうとしたが、
実は湘南国際マラソン大会で通行止め (×_×)

そこでR1を進むが、交通量が多く混雑し気持ち良く進まないが、
まずは折角の機会なので4区と7区のコースを愉しむ。
二宮町の定点観測の坂だ。

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大磯町では旧東海道を感じさせる松並木が好い。

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やがて平塚中継所への分岐点へ。
駅伝コースは左から立体交差し海岸へ向かうが、
我らは直進し、ここでコースとお別れだ。

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この先は江ノ島、鎌倉を観光し、
湾岸にて江東区の1号のアパートへ向かう予定であったが、
時間が正午を過ぎてしまったので諦めることにした。
そこで東名高速、首都高で、
一気にアパートへ向かうことに予定変更だ。

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相模川を越えてから北上し、
寒川南ICから圏央道にて海老名JCTで初めての東名高速だ。
程なくTVで幾度も観た海老名SAなので、
そのマンモス盛況ぶりを確かめるべく突撃だ。

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やはりメッチャ混み (×_×)
あわよくばここで昼食を、と思ったが、
2階のフードコートも超満員なので、
1階の各店舗から各々好きな弁当等を買い、
クルマの中で食べることとする。

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さてここからはいよいよ交通量も多く、
緊張する首都高だが、1号もいるので安心感はあるかも。

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さて予定には無かった帰路の首都高暴走。
事前勉強無し=道を知らないということは大いに不安で、
特に先々でどちら側に分岐・合流が出てくるかだ。


ま、何とかなるだろ (^_-)☆
と、同時に渋谷から皇居を周り江東区へ向かうは、
“ 東京ど真ん中横断ドライブ ” なのでウキウキ気分でもある ♪

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私と1号は訪問したことのある、
或いは知っている地域をいちいち確認し絶叫。
「用賀第1、ルーキーズ!
「右には駒澤大~! 男だろぉ~!
「サンチャ、来た~! 次は渋谷イチマルキュ~♪」

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「左は青学、前は六本木ヒルズ~!」

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「左は東京ミッドタウン~! 手ノ子牛売っていた~!」
「右は東京タワー、前は霞ヶ関カンチョ~ガイ♪」

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「国会議事堂~、皇居~、半蔵門~、平川門 浅野内匠頭~、
 皇居ランした~、皇后様を見かけた~♪ ☆◎#[ハート]~!」

初めての高速道路らを結構軽快に走る私。
周囲はビシバシと飛ばしているが、
逆に下手な運転のクルマが無いので走りやすいかも。
(そういう山ナンの自分が一番ヤバいのだが・・・(^_-) )

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さて問題は皇居の先だ。
それは噂に聞く東京名所=首都高名所の箱崎JCTと、
箱崎ロータリーが待っている。
その複雑構造を向こうの知人方も声を合わせて語る、
「あそこはいつ行っても解らんなぁ~」
と少しビビる予備知識を刷り込まれていたので (^0^;)

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まずは絶叫中継が続く。
「手前が大手町でスタート・ゴール! 向こうが東京駅~♪」

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いよいよ箱崎JCTが近づき緊張感が高まるが、
ただ右折するだけなので問題はなかろう (^。^)y-.。o○

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ところが・・・!
周囲はクルマが多いので車線変更に備えるが、
標識も同じように多く識別に一瞬時間を費やす。
右折先の湾岸線入口が、
「あれ?左右両端にあったような?」
次に現れる標識で良~く見て確認する。
「ん!ある。ある。? なぜに両端にあるのか!?#▼%&!」
その一瞬のパニックに車線変更し損ねてしまった・・・(>_<)

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帰宅後に調べてみたら、元々湾岸線入口は右側のみだったが、
渋滞発生の原因となっていたために左側にも追加したとのこと。
ただ曲がるだけなのに何をやっているんだか・・・(-_-)

・・・と、それはさておき、
噂に聞く箱崎JCT、ロータリーの全貌は、
帰宅後のYouTube動画を幾度見ても解らないが、
そんな3Dな謎解きに脳ミソを絞るは・・・ボケ防止?(^_-)

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・・・とまぁ、ここまでの、何だかんだ言いつつ愉しかった、
大橋JCTから箱崎JCTまでの車窓動画があるのでシェア。


いつもは下から見上げてばかりだった首都高を、
この機会に疾走しているとは、全く予定外であったが、
前日の湾岸線同様に家族ドライブとして、
思い出深いミッションになりそうなのでヨシだ。

・・・そして結局下りたのは錦糸町。
R14京葉道路から丸八通りを経てアパート到着は15時過ぎ。

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「いやぁ、帰ってきたなぁ!」
との1号に私もそんな気分になってしまったかも。
ここは東京なのに!
山形の家には400km、6時間は費やすのに (>o<)

急にダルくなった私はアパートに泊まることにするので、
みんなはこれから新幹線の新潟経由で、
帰郷を提案するが即座に却下される・・・そりゃそーだ。

まずは近くのコンビニでメガシャキで気合いを入直す。
ここでさようなら1号、年末にまた会おう (^^)/

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自宅まで35km地点まで高速道の関越道ルートが楽だが、
ここは昨年一昨年の家族旅行で通ったので却下。
そこで上京路の東北道もつまらないと思い、
常磐道から磐越道で郡山へ向かうことにした。
そんなに距離は変わらないようだし、
何よりも初めての道路がアドレナリンを噴出させる。
(ちなみに反対に上京路はこの時に通ったことがある)

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さらばスカイツリー、また会う日まで (^^)/

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常磐道なのか、下りなのかは不明だが交通量は少なく快適だ。

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「おお、常総学院グランド~!
 木内監督、最後の年に漢の花道を飾った~
(私の脳内バラ色実況中継は止まらない♪
 もちろん、誰も聞いていないが・・・(`へ´)フンッ)

そして磐越自動車道の阿武隈高原SAで休憩&夕食だ。

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東北道を福島飯坂ICから下りて、
家までの2時間は長かったかも (×_×)
(体力の衰えを感じる (ノД`) )

今回は得意の城散策、寺社仏閣参拝を、
3、4号に封じられたので自分へのお土産モノも少ない。

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ま、そんな子どもたちとの時間が何よりで、
おかげで正月の箱根駅伝は、
ひと味異なり観戦出来るに違いない・・・愉しみだ。


しかし走ったなぁ、我が愛車と私・・・疲れた _| ̄|○
しかし、しかし、しかし、
帰宅後も余韻が冷めず、しっかりと3冊の本を買った (^^)v


(これにて大河レポート終幕 <(_ _)> )

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