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愉しい土木(2) [2017仕事・作業]

用水の入水部より水漏れし、
それが用水が流れるシーズン中では、
用水をなかなか止めることが叶わず、
補修もままならず、なすがままで、
結局稲刈り時に大変苦労した田んぼが多かった。

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代掻きで入水するまでの短い期間の勝負!

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泥で押さえただけではダメだったので、
モルタルでガッチリと固めてやる ヽ(゜Д゜)ノ

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このマスの穴径が微妙に小さいので、
パイプは気持ち好く貫通せず、
約10mmしか噛み合わない。

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噛み合った部分をモルタルでぺたぺた♪と。
ついでに、本当は用水側に取付けるべき入水口を、
仕方無く反対に取付けてみる。
後で用水を流してみたら、
尿漏れのように・・・、
ガマン汁のように・・・、
微妙に漏水するが問題無し。
止める時期にはマス側をガッチリと止める秘策あり!

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そんな作業の様子を、
近所のオッサン等が面白そうに見に来る。
「あ~ダメだよ、こんな細工じゃ」
かなりグサッと凹む 。゜(゜´Д`゜)゜。。。。
しかしめげん。
自分の手で行い、自分の目で確認し=
=PDCAを回しスパイラルアップ!
→ PDCAというけれど、具体的にはどうするの?
→ 仕事のできない人はPDCAがわかっていない

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と云うことで、こんな感じの細工を8箇所ほど施す。
成功か?大失敗となるか?
一蓮托生のドキドキの結果は?
まずはシーズンを通しての評価が愉しみだ。
(地震であえなく崩壊するかも・・・)

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パイプ径とマス径が合うことがあるべき姿だ。
このように入水側にモルタルが塗れればヨシ。

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そして反対側もしっかりと固める d(^^)

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パイプ径が小さいことが気にくわないが・・・(-_-)

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そもそも用水路の継ぎ目が劣化し、
水漏れを起こしている所は多い。

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今後も水路の老朽化対策は必須だが、
農業者の減少、地域の過疎化等で、
厳しい維持管理の現状と未来がみえる。

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まずは今、自分で出来ることをやるのみ。

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さて実は愉しい作業は少なく、
そうでない作業の方が圧倒的に多い。

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冬期にネズミが荒らしまくった土が、
用水路に落ちている箇所も多い。
また枯葉、枯木、ゴミ等のオンパレード。
幹線水路は地域の人足等の共同作業で対応するが、
枝水路は各自で行わなければならない。

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例えばここは4枚約80aの田んぼだが、
用水路は約250mほどであろうか。

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角スコップで人力の汗かき!
「ほへぇ、まだあんなに残っている」
いやいや、こう考えよう。
「おお、もうこんなに進んだ」と d(^^)

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自分を鼓舞する日々が続く・・・。


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