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イーハトーブ南部紀行(1) [2017旅行]

海鮮丼美味し! (*^_^*)

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さて「イーハトーブ」とは、
宮沢賢治による造語で、
賢治の心象世界中にある理想郷を指す言葉で、
岩手県をモチーフにしているとのこと。
そんな岩手県南部を巡る旅なればのタイトルだ。

メンバーの相次ぐ離脱により、
ついにポン吉のパパとの2人旅となってしまったが、
最大の懸案をウルトラAで乗り切り、
まずはお互いの近況報告がてらの道中だ。

その目指す宿泊温泉は岩手県花巻市なので、
途中の世界遺産の平泉を攻めるが初日の主だが、
東北道では直ぐに到着するので、
遠回りで太平洋沿岸部をドライブしてみる。

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仙台から石巻、南三陸を経由し気仙沼を目指す。


沿岸部は3.11の影響での、
未だ盛んな道路工事の最中で、
「いつまでも終わらないだろうなぁ・・・」
などと晴天と対照的なグレーな感想を述べ合う。
→ 復興道路・三陸沿岸道路(宮城県内)

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やがて同じく痛々しい気仙沼市街地へ入り、
気仙沼海の市で昼食だ。

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お腹が満たされ程よい睡魔と共に、
内陸部の平泉へR284にて向かう。
我が小国町を変わらぬ山間部を快走するが、
平行する鉄道が政治に翻弄された路線として有名だ。
→ ドラゴンレール大船渡線

旧千厩町へ至ると線路はカクッと北上し、
さらにカクッと西進し、またカクッ南進し、
旧川崎町でR284の線上へ戻る遠回りなルートだ。
直線約7kmが約3倍の20km超となるは、
建設当時の勢力のあった政治団体により、
時々にねじ曲げられたとのことだ。
現在に生きる地元の方々はどう思っていることか?


さて一関市へ至り次はいよいよ平泉町だ。
→  世界遺産 平泉


まずは毛越寺へ参拝だが、
蒸し暑さで汗だくになり境内を散策。

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詳細はこちら → オレの寺!毛越寺

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次は3度目となる中尊寺参拝だ。

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長い月見坂でも若いカップルが目に付く。
我らはオヤジカップゥウウゥ (>_<);;;

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過去2回の記憶が朧気だ・・・。

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宝物館を拝観して、いよいよ国宝金色堂へ!
過去2回は団体様に囲まれて、
ドヤドヤな雰囲気だったが、
今回は果たして・・・!?ハァハァハァ

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比較的空いていてじっくりと堪能ヨシ!d(^^)
50歳を過ぎて感じるところがある。
松尾芭蕉にも会えたしな (*^_^*)

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境内の白山神社でも、
日頃の運動不足を懺悔するポン吉のパパ。
祈りなさい、祈りなさい・・・。

詳細はこちら → オレの寺!中尊寺

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再び800mを引き返し大汗参拝の後は、
いよいよ宿泊温泉へ向かう。
約60km先の花巻市の山中だ。
→ 藤三旅館 花巻温泉郷 鉛温泉


花巻南ICからコンビニ経由で、
整備された広い田舎道を爆走だ。

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風情のある古い建物がイイね d(^^)

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エレベーター内は岩手山の大パノラマを。

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木造で床に凸凹を感じるが、小綺麗な館内。

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3階の角部屋だ。

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川と小さな滝の音に癒やされる。

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部屋も二間続きと贅沢だ d(^^)

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軽く乾杯の後は、さっそく温泉へ。
レトロな雰囲気のある「白猿の湯」。
この湯船が目当てでこの旅館なのだ。

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「やめろ」と言われると逆に・・・(^_-)

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これが日本一深い湯船!
立ちんぼで176cmの私の肩までつかる。

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当館主の先祖が、
白猿のつかる湯を発見したことに由来だと。

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いい汗かいて食事処で夕食 ( ^_^)/□☆□\(^_^ )

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ホロホロと千鳥足で部屋へ退散~♪

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川の音とライトアップがさらに風情を d(^^)

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そして隣部屋には衝撃の、
二組の布団が・・・( ̄∇ ̄);;;

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部屋でさらにウダウダと呑み、再び温泉へ。
全ての温泉を制覇しないと気が済まない。

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静かな夜の館内をフラフラと徘徊~。

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オッサンふたりで仲良く添い寝は嫌なので、
私はTVを観ながらダラダラな夜とする。
・・・こらっ、そっちで寝ろ!ドスッ(`_´)

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見識深いポン吉のパパとの意見交換が愉しい。
オレはこう思う、いやいやオレはこー思う。
行く先々の目に入るものについて、
アレコレと語るが気分転換になるかも。

(-_-)゜zzZZZZ…zzZZZZZZ...
やはりお互い鼾はうるさい        (つづく


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