和牛市場2018･･･3月

ぬぉっ！

うぉっ！

うぉぉぉおおおぉぉ！

3/2（金）は置賜和牛市場だが、
前夜から全国2位の強風が荒れ狂い、
ビュービューガタガタとうるさく、
ビニールハウス等が心配で心配で、
ろくに眠れなかった (ﾟ´Д｀ﾟ);;;

出荷のためにいつもより早めに牛舎へ向かうが、
強風は弱まる様子もみせず、懸念通りに、
途中のビニールハウスは無残な姿に･･･（×_×）

さて今回は6頭出荷だが、
どいつもこいつもトラックになかなか乗らず、
終いにはローダーで尻を押して何とか･･･。

外れたビニールハウス入口の戸を直し、
遅れ気味で出発すると、
至った置賜盆地は猛吹雪で視界不良！
2号のポンコツ軽トラのワイパーは･･･(--#)

どーせ、家と牛舎の往復しか乗らないので、
放置しているとのツケはここで払うことに。
一見問題無いように見えた運転席側のは、
何と先端がきれいに無くなっているではないか！

猛吹雪がほとんど拭き取れず、
最悪の視界の中、何とか市場へ到着で、
既に疲労困憊Maxレベル･･･(ﾟ´Д｀ﾟ)

猛吹雪はゴーゴーと唸りをあげ最悪だ。
黒毛和牛はホルスタインのように･･･。
吹けよ風、
呼べよ嵐、
そして流れろユーミン♪

例年3月市場は、残雪とともに、
春を感じる穏やかな日がほとんどだったのに。
　→　和牛市場2013･･･3月
こんなことは初めてだ、と年配方々の言。

まずは10時過ぎに予定通りに競りが始まる。

出番までの待ち時間は、
ありがたい焚き火を囲んで。

出場は我が小国地区は最後の方なので、
最初の米沢地区の知り合いへお手伝いだ。
お互い様の労務のやりとり、ヨシ d(^^)

一向に止む様子のない吹雪。

競り会場で見学も寒い冷たい (>_<)

やはり焚き火に温かいコーヒー。

どこも苦労している＝綱引き強化トレ？ (-_-)ﾎﾍｪ

やがて待つこと1時間半でようやく出場だ。

いくら毛皮をまとっていても、
プルプルと震える姿に胸が痛むが、
まずは頼むぜ、お前たち！<(_ _)>

今回も競りはそこそこの値で、
我が家もよいモノもあったが、
そうでない残念なモノもあった。
まずはありがたい結果と謙虚に受け止めよう。

こんな悪天候ゆえか、
いつもより競りは時間を費やし、
今年初の市場は何とか終了だ。

嫁ぎ先へ待つ牛たちも難儀なことだ。

止まぬ荒天で、やはり積込みも、ひと苦労。

さらば我が家の子牛たち。
新天地でも可愛がってもらえよ (^^)/

さて、その帰宅路も猛吹雪は止まず、
視界不良の運転に2号が音を上げるので、
私が変わって軽快にぶっ飛ばす。
「おおーっ、危ねぇー！」
「こんなの何でもネぇ～よ ♪ 」
ここは野生の経験の差だ (-。-)y-゜゜゜

小国へ近づくと吹雪は無く、
時折軽く日射しも出ていたりする。
（さすが小国は他と違う (-_-)）
そして到着はちょうど15時。
このまま牛舎作業を終わらしてしまおう。

このビニールハウスも頭痛だが･･･

実は裏の小屋の屋根トタンも剥がれている。

町内で先の大雪で潰れたハウス被害の次は、
この強風での被害も多いようだ。
自然の猛威に人間のなんと無力なことか。

高値推移の市場の喜びも、
こんなアクシデントで半減だ。
世の中厳しい、相変わらず (ﾟ´Д｀ﾟ)