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雪の舞う中での荒起こし [2012農の作業]

先日は風も強く雪が舞い冬将軍到来を感じた。

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父親が自走マニュアルスプレッダ(堆肥散布機)で堆肥を田んぼに散布した後を、
翌春に備えてトラクターで荒起こしを行った。

自走マニュアルスプレッダは利用組合員の順次使用なので、
冬期保管場所のある我が家が1番最後となり、今頃の作業となったのだ。

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その雪の舞う中であるがエアコン装備のキャビン仕様なれば全く快適である。
現在の私には当たり前となっている環境であるが、
それも若き日の父親がキャビンなどない小さいトラクターで、
寒い中を辛抱して仕事を積み重ねてくれた結果の賜なのだ。
そのような背景、歴史を忘れてはならぬ=より好い仕事を為すべし!

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しかし、この日は天候が目まぐるしく変化した日で、
30a田んぼを1周=約5分するうちに雪空に青空が現れたりしていた。

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一瞬陽が差し雪が融けるが、再び雪空となり真っ白に・・・自然の猛威か。

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ラジオから流れるクリスマスの曲が雪景色に似合う季節を実感だ。

  → いつかのメリークリスマス - B'z 《Original Version》 歌詞付き

その曲で蒼い想い出にセンチになってしまい、
ちょろっと曲がったり、ドカっと深起こししたりで好い仕事にはほど遠い・・・。゜(゜´Д`゜)゜。
冬ですね・・・。


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デントコーンのWCS化(2) [2012農の作業]

雨の合間に先日の団子を運び終わる。

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して、太陽が出たその日午後はいよいよ松岡地区の20aを刈り取れば終了だ。

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デントコーンは既にチョリチョリと枯れ模様・・・。

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たぬきなどの獣が遊び倒した有様・・・。

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とにかくそそくさと刈り取り、トラックに載せ運搬し、自宅わきでフィルムをかける。

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夕暮れ迫るゆえに写真を撮る間も惜しく、そそくさと作業を進めて完了。
これで夜の祝杯も美味いことだろう ( ^_^)/□☆□\(^_^ )

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しかし3ヶ所計約70aで40p弱(前写真:識別の×印)にとどまったが、
これで4基のサイロ分とは到底思えない 。゜(゜´Д`゜)゜。
まずは今年は今年の事情、これも1年1年だ。

今後もチマチマと仕事、雑用はあるが、
これで今年の大きな農作業は終了したので、とにかくめでたい (^_-)d☆

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デントコーンのWCS化(1) [2012農の作業]

9、10月の好天続きの反動か、11月は見事に雨ばかりの日が続いているので、
朝日が差し込む朝は外仕事に挑むべく自然と気持ちが戦闘モード突入だ。

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稲刈り稲WCS作業の後の、残りの大仕事はデントコーンのサイロ詰め作業だ。
 → サイロ詰め2011(1) 本日も豪快
 → サイロ詰め2011(2) 終焉

このように、例年のようにサイロ詰めを行うとすると、のべ35人で約1週間を要するが、
最近は雨予報ばかり続くので、とてもそんな時間の確保に至らず頭痛していた。
そんなところで、父親が「WCSにしてしまおう」と裏技を提案し、
試しにコンバインベーラーで刈ってみると団子化が可能なことが判ったので猛進。

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午前は程よい水切り、乾燥のために待ち、午後から一気に作業に取りかかる。
自宅周囲ゆえに作業は助かる。

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しかし、この団子は水分量が多いので非常に重い。

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フィルムをかけた後に転がし立てるが、少しうっかりすると失敗 (>_<)
とても重くて、ひとり人力の気合いのみでは立てることが出来ない。

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さすがに刈り取りも、最初から折れ倒れたものは回収不可なので、
私が拾い集めて小山にしたところを回収させる。
何だかんだ云っても最後は気合いの人手なのだ・・・。

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約20aは1時間強で終了し、13個の確保だ。
稲WCSならば25個くらいだろうが、
デントコーンということと、この時期は枯れているなどの事情もあるからだ。

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引き続き近所のビニールハウスわきの約30aの畑もやっつける。

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晩秋ゆえに早い日暮れであっと云う間に暗くなるが、ここも約1時間強で終了だ。

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ここでも13個とは少ないが、この時期の、この状況では仕方無い。
のべ20人で4日は要する予定が、2人で3時間弱で終了させてしまったのだから万々歳だ。
(内心、笑ってしまうぜ・・・)

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そもそもWCSにした場合の栄養価や運用に、
疑問や一抹の不安があるので観察は怠れない。

あとは松岡地区の20aを残すのみ=半日晴れれば完了させられるが、
昨年の今日は初雪だったことを思うと、ちょっと焦ってしまうが自然には如何ともし難い。
 → 我家にも初雪

(このようにブログで、しかも写真を多めに記録しておくと、判りやすい =運用価値 (^^)d )

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秋のWCS 2012 第参部 [2012農の作業]

稲刈りが終了するが、好天続きなれば直ぐさまに残り約1.5haのWCS作業へ出動する。

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朝露で濡れた稲わら団子は非常に重く、トラックより人力で転がし落とすには、
こめかみ血管が浮き出るほどのパワーを要すので全身筋肉痛になろうかと心したが、
日頃より籾摺り等でも鍛えられているせいか、軽い疲労程度で済んでいる=若い?
(夜の籾摺りが無い日などはランニングしているしな・・・ 元気だ(^^)v )

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自宅前の置き場所では作業スペースも無くなった。

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そこで自宅わきの、夏にはキャンプテントを張ったクルミの木の下でラッピング作業を行う。

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同様に自宅裏でも作業を行い一時保管している・・・我が家は白団子に囲まれ守られている?

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これらの一部は、町内の一部の牛飼育農家へお裾分けもするので早朝に運搬したりする。

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重機=パワーショベル等があればロープで吊して移動出来るので助かる。
(農家は大型機械が無ければやっていられない時代だ)

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雨の日も挟んだがドタバタとやっつけて我が家の今シーズン分は終了だ。
同様に町内組合分も完了した。
まだ10月中なので嬉しい早さに感謝 m(_ _)m

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まだまだ作業は控えているけどね。
まずはコンバインの洗車などで、ケジメを一つ一つやっつけたい几帳面な私だ (^_-)v

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稲刈り2012(4)終了 [2012農の作業]

一昨日とりあえず約15haの稲刈りが終了した。
1番遠い田んぼで自宅より約9kmを筆頭に、大型機械を縦横に町内を移動だが、
好天続きに助けられて予定よりも早く終了させることができた。

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まずはひと安心なのだが、早く終了することを素直に喜べないところもある。
サラリーマン時代の “ 実家のお手伝い ” 的な立場の時は内心嬉しくも思ったが、
現在生業としていれば話は全く別だ。

それは予定よりも収穫の少ないことを表わす。
原因は雪融けの遅い春の作業遅れの影響や、ほとんど雨の降らなかった夏の影響もあるが、
私の管理作業でも冷静に反省する点が多くある。
ゆえに、いざ収穫となった稲刈り作業時に、これはダメだ、と即座に判ってはいたのだが・・・。

そんな内心の複雑な心境をFacebookへ投稿したところ、
 「(自分も稲作は)何年経っても反省続きだ
 「まずは収穫自体を喜ぼう
 「今年パーフェクトでは来年することが無くなるじゃないか?
 「まずは呑むぞ!
・・・などなど全国の農家の方々から温かいメッセージを頂いた。
さり気ないひと言に同業者ゆえの重みを感じるものだ=ありがたい m(_ _)m

それらに勇気を頂き、様々に反省と来年の野望を胸に、
まずは残り約200俵の籾摺りに炎の邁進をするのみ!

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稲刈り終了」という大きな関門を通過したことは、やはり喜ばしいことだ。
だから「祭り」でお祝いをするというのが、古き良き文化で大切にしたいことだ。
・・・やっぱり呑んで踊るしかないな! カモ~ン フィリピンダンサー♪


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秋のWCS 2012 第弐部 [2012農の作業]

《 WCS作業記事は、稲刈り前を第壱部、真っ最中を第弐部、終了後を第参部と分けてみる 》

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稲刈りも終盤に差し掛かり、田んぼは地元地区界隈の近場となったので作業も捗り、
早い時間に終了するので、残っているWCS作業へ出動する。
大型機械の移動も近場なれば気分は楽だが、
トラックへの積み卸しの、特にアルミブリッジ扱いには飽きてくるのも正直なところだったりする。

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最初はいつもの、まともな稲WCSだ。
交通量の少ない狭い道路だが、通行車に気を使いながら積上げも技を駆使する。
(通行車側の立場にもなって “ 好い仕事 ” をしなくてはな!)

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稲ダンゴは我が家前へ運搬して、夕暮れを気にしながら一気にフィルム掛けを行う。
夏場ならば、あと2時間は働けるのだが・・・。

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それらを一旦終了させ、次はコンバインで長めに切断した廃藁クズを丸める。

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自宅より1km以内の近場なので、稲刈りも早く終わらせられるし、機械の移動も容易だ。
先ほど刈り取った稲藁なれば、まともなWCSと全く代わりは無い=廃棄物の再利用万歳。

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15時頃より2時間ガンバれば、およそ30個=トラック2台分は確保できる。

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すでに夕暮れなのでフィルム掛けは翌日早朝に行う。
5時半は暗いし、住宅街なれば明るくなる6時ころより機械は咆哮をあげる。

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その間に父親は籾摺りの籾殻運搬などを行っていたり、仕事はいくらでもある。

農作業は明確なゴールを決めにくいので、つねに関門=チェックポイントを通過すると云う感じだ。
その大きな関門「稲刈り終了」を目指して、
親子で一緒に働けるうちに、天気の好いうちに、ガンガン稼ぎまくる!(^^)v

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籾摺り2012(2) [2012農の作業]

作業に追われつつも秋らしい青空と雲を満喫する心地好さGood!

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稲刈りをすれば、当然朝夕40俵(80袋)ずつの籾摺りにも追われて忙しい。

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疲れるというか、飽きてくるという感覚が適切だが、袋が積上げられる度に、
お札がひとつ、またひとつ、札束の山となれ~!
などと心で唱えて飽き飽きな気持ちに気合いを入れていたりする。
この時点では成り行き出来次第の流れがほとんどだが、1年の総決算なので心しなくては。

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我が家では現在の事情では、米袋を出荷先へは自分で運搬出来ないので、
業者へ運搬を依頼することになる。
この手数料が100円/袋なので、
我が家のざっくりとした総計で2000袋出荷すると仮定すると20万円にもなる。
サラリーマンなれば1ヶ月の給料とも云える金額なので、
他家のように自分で運搬するように環境を整えることも、今後の課題のひとつでもある。

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米運搬には、社会へ出たての頃の大昔に若き日の相棒も来てくれたことが懐かしい。

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籾摺り後の籾殻も大量発生し、運搬から始まる廃棄処理には結構な手間が掛かる。
我が家には牛が居るので必要分を確保しても有り余る。

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余計なモノと位置付けると作業もかったるいが、
これをもっと再利用する、などと前向きに考えると気持ちも変わるような気がする。

籾殻自体を20kgの袋詰めにして、直売所の隅っこにでも置いて販売してみる、
冬期のストーブの燃料として利用してみる、
その燃えカスを肥料として販売してみる、
などなどいろいろアイデアを絞ると愉しい気もする・・・妄想好きなのでな (^_^)v

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最終的な籾摺りでの歩留まり向上。
運搬の利益改善。
廃棄物の再利用による利益化。

ボケ~っと空を眺めつつも、いつもどのように利益を生み出すか模索しているのだ (*^_^*)



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稲刈り2012(3) [2012農の作業]

秋晴れが続くゆえに稲刈りも捗り嬉しい悲鳴の毎日。

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ほどほどに倒れるコシヒカリにも助けられている。
例年のように柔らかめの田んぼで、
台風の影響で一気にべっとり倒れて手刈りをせざる得ない部分が多くなる時には涙ものだ。
作業が大変はもちろん、籾の回収=収量が落ちるので。

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この籾コンテナで2台半の量が乾燥機に入る。

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乾燥機への1台の移送時間は約20分というところで、
最も遠い10km離れた田んぼではトラックの往復移動時間も含めると約50分を要する。

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その移送だが、最近の終盤に至りモーター過負荷が発生し、籾が溢れること数回のトラブル。
原因は昇降エレベーターのカップが摩耗してきたことによるらしい。
そのために移送量をおよそ3割程度低減せざるを得なくなってしまい、
時間も30分程度要するようになり歯がゆい。
確か前回の交換は脱サラした3年前だったような気がする=この面積規模で3年が目安か。

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さて、相変わらず稲刈り現場では何かしらトラブルとの付き合いが絶えない。

バックアップの “ 寿 ” 号は揺動部分のシールのゴムが劣化して穴が開き、
籾をボロボロとただ捨てて走ってしまったり・・・(泣)
チェーンが緩んできて稲わらを詰まらしたり・・・(号泣)

また、相変わらず、こんなワイルドな場面を演出してくれるし・・・

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タンクに大量の籾が入っていたら、間違い無く横転していたかも (怒)

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とにかく! さまざまに気が抜けない日々も続く。

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10/16現在、稲刈りはいよいよ残り約1haとなった。
その田んぼは自宅近くなので、余裕の、のんびりムードが漂っている (^_^)v

・・・と、油断するとさらに何かがあるのがマーフィーの法則だったりする。

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稲刈り2012(2) [2012農の作業]

2haの作付けと、15haの作付けでは同じ感覚で仕事はできない。
それは、通常稲刈りは雨が降ったら御法度、稲が湿っていても敬遠すべきだが、
山間地で15ha作付けしていれば、そうそう教科書どおりに進まないことが日常茶飯事だ。

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その日は、午前は雨模様であったが徐々にあがり、我が家周囲での稲の状態はOK=勝負!
と約9km離れた田んぼへ向かうと、稲は雨でダラダラと濡れている。
このように山間地ゆえに天気状況が転々と異なるので作業判断が難しいだ。

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ここまで来たらやるしかない!
と籾の収率と藁くずなどの詰まりに注意しながらノロノロとコンバインを操る。
藁くずなどの排出状況を確認すると、籾の排出=収率は特に問題は無いようだ。
最近のコンバインの高性能化の恩恵を実感する。

何とか乾燥機でも処理できる最低量を確保できたので安堵して、
夕暮れ迫る中、ふと緊張感が欠けた最後の最後にヤッてしまった・・・(-_- # )

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ちょっと速く走ってしまい、「2番」が詰まってしまった・・・(>_<)
翌早朝から取り除き作業だ。

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複雑な回転歯構造ゆえに、
速く走る=多く処理のために入り込むと、湿った藁くず等が詰まりやすい。

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この素直な掃除口からは容易には詰まりを取り除けないが、
反対側をフルオープンすると何とか手が届き、取り除きができる。

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最新の機械の何が良いかというと、このようにメンテナンスのために、
出来るだけ多くの部分が開口し易い、それも工具フリーで、という点が非常に助かる。

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当日は好天のようなので安心して、気持ち好く稲刈りへ出動できる。

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北部街道へ向かう米坂線の踏切待ちでは、
むやみに長い警笛に待ち飽きて、ついパチリとやってしまう、この余裕。

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毎日勝負で嬉しい日が続く (^_-)v

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籾摺り2012(1) [2012農の作業]

今年からは “ うす挽き ” あらため、一般的な “ 籾摺り ” といたしませう。
やっていることは昨年と全く同じなのでこちらを参照くだされ。

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だいたい毎日80俵目標なので、朝と夜に2時間ずつ40俵=80袋の処理がノルマだ。
疲れてくるというよりも飽きてくる、という感じだ。

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さて毎回終盤に籾山を崩すべく上る小屋2階の籾戸へは・・・

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小屋内の本来の階段が乾燥機の大型化に伴い撤去されたので、
増築した車庫の隙間から梯子を登って行き来するが、現在はただの脚立だったりする。

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しかも十分な高さ不足なのでかなり危険=ロッククライミングの3点支持を意識して恐る恐ると・・・
その時のイメージはこんな感じだ・・・

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・・・ということで毎日、ファイトー!いっぱーつ! (-_-)v

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