そこに愛はあるか?(2) [2011べご=和牛]
たぶん愛があるのならば好きになるはず・・・なれば努力してみよう、と以前購入していた本だ。
我が家は良い系統牛を保有していると父親は豪語しているので、
私は苦手なので飼育は出来ない、とは云うもののちょっぴり勿体ない感が漂う。
『系統牛を飼いこなす - 多頭化時代の儲かる飼養技術』
太田垣 進 著 農山漁村文化協会
本書を読めば、その和牛の奥深く浪漫溢れる世界も、客観的には魅力を感じる・・・。
そんなアレコレを考えつつ仕事が一段落つき、携帯電話のカメラを向けて撮ろうとすると、
突然に、ぐわ~っ to べろん ♪ と牛タンアタック! と襲われそうになる。
人に舐めてくる行為は「貴方に従います=服従=好感」の意思表示らしい。
(オレってモテモテ?)
しかし、
「愛だの好きだけで、生活はできないんだよ!」
10代のカップルが親や大人に結婚反対される常套台詞が、天から聞えてくるような気がする。
でも、
「愛や好きから、全ては始まるんだよ!」
同時に安っぽいお昼のTVドラマに出てくるような台詞も、地の底から聞えてくるような気がするかも。
最後は支離滅裂 ぽぽぽぽ~ん ♪ ・・・ どうなる? 今後の我が家の和牛経営は!
【お願い読み終えたらをクリックして気合いを注入して下さい 】
我が家は良い系統牛を保有していると父親は豪語しているので、
私は苦手なので飼育は出来ない、とは云うもののちょっぴり勿体ない感が漂う。
『系統牛を飼いこなす - 多頭化時代の儲かる飼養技術』
太田垣 進 著 農山漁村文化協会
本書を読めば、その和牛の奥深く浪漫溢れる世界も、客観的には魅力を感じる・・・。
そんなアレコレを考えつつ仕事が一段落つき、携帯電話のカメラを向けて撮ろうとすると、
突然に、ぐわ~っ to べろん ♪ と牛タンアタック! と襲われそうになる。
人に舐めてくる行為は「貴方に従います=服従=好感」の意思表示らしい。
(オレってモテモテ?)
しかし、
「愛だの好きだけで、生活はできないんだよ!」
10代のカップルが親や大人に結婚反対される常套台詞が、天から聞えてくるような気がする。
でも、
「愛や好きから、全ては始まるんだよ!」
同時に安っぽいお昼のTVドラマに出てくるような台詞も、地の底から聞えてくるような気がするかも。
最後は支離滅裂 ぽぽぽぽ~ん ♪ ・・・ どうなる? 今後の我が家の和牛経営は!
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そこに愛はあるか?(1) [2011べご=和牛]
生きものが好きではない私がエンゼルフィッシュを飼い鑑賞して日々の喧騒に癒しを求めている。
朝夕に餌を与える時に水槽に近づくと、私を認識してパタパタとヒレをなびかせて寄ってくる姿に、
「お~ヨシヨシ 可愛いのう ♪ 」
と、まるで我が子たちのように感情移入する瞬間も堪らなく至福の時。
ひょっとして・・・これって、愛?
これと同じように、朝夕に牛舎へ行き牛に飼料を与えるのだが、
その時の牛たちはガバッ!と一斉に私の方に顔を向ける。
「早く 食わせろ~!」と言わんばかりの鋭い眼光と激しく首を振ってのアピール姿は、
エンゼルフィッシュ同様に可愛く感じるものではある。
牛たちも私が飼料を与える人間なのだと判っているらしいので、ちょっぴり嬉しいかも♪
「おう! 待て待て 順番だぞぉ~!」
飼料を与えると一心不乱にがっつく姿は可愛いものだと感じつつ、
その姿は家畜も人も同じか、などと他愛のないことを、ふと考えてしまう。
ひょっとして・・・これも、愛?
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朝夕に餌を与える時に水槽に近づくと、私を認識してパタパタとヒレをなびかせて寄ってくる姿に、
「お~ヨシヨシ 可愛いのう ♪ 」
と、まるで我が子たちのように感情移入する瞬間も堪らなく至福の時。
ひょっとして・・・これって、愛?
これと同じように、朝夕に牛舎へ行き牛に飼料を与えるのだが、
その時の牛たちはガバッ!と一斉に私の方に顔を向ける。
「早く 食わせろ~!」と言わんばかりの鋭い眼光と激しく首を振ってのアピール姿は、
エンゼルフィッシュ同様に可愛く感じるものではある。
牛たちも私が飼料を与える人間なのだと判っているらしいので、ちょっぴり嬉しいかも♪
「おう! 待て待て 順番だぞぉ~!」
飼料を与えると一心不乱にがっつく姿は可愛いものだと感じつつ、
その姿は家畜も人も同じか、などと他愛のないことを、ふと考えてしまう。
ひょっとして・・・これも、愛?
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やっぱりサイロ出し [2011べご=和牛]
先週は1日10~20cmとけっこう雪が降った。
もうすぐ使命を終える温暖な予定の時期だが、除雪機も休むに休めない。
さて、生きもの(牛)は食べることが仕事ゆえに休みなど無いので毎日サイロ出し。
このようにブルーシートに出して、シートごと綱引きや地引き網のように引っ張ってゆく。
何回も何回も・・・「あ~らよっと!」「あーこえ~↓」などと独り言をぶつぶつと。
作業手袋では手が冷たくて泣きが入るが、親は何年も地道にこうしてきたと思うと頭が下がる。
我々はつい、もっと楽に、便利に、などと「創意工夫=改善」なるカッコいいことを言いたがるが、
その奥にある成り立ち、我が家の愚直なほどの歴史のような重みを受止めることが大事だろう。
だから辛いこと、苦しいと感じる時にも耐えられるのだ。
今日も仕事ができることに感謝しなければネ!
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もうすぐ使命を終える温暖な予定の時期だが、除雪機も休むに休めない。
さて、生きもの(牛)は食べることが仕事ゆえに休みなど無いので毎日サイロ出し。
このようにブルーシートに出して、シートごと綱引きや地引き網のように引っ張ってゆく。
何回も何回も・・・「あ~らよっと!」「あーこえ~↓」などと独り言をぶつぶつと。
作業手袋では手が冷たくて泣きが入るが、親は何年も地道にこうしてきたと思うと頭が下がる。
我々はつい、もっと楽に、便利に、などと「創意工夫=改善」なるカッコいいことを言いたがるが、
その奥にある成り立ち、我が家の愚直なほどの歴史のような重みを受止めることが大事だろう。
だから辛いこと、苦しいと感じる時にも耐えられるのだ。
今日も仕事ができることに感謝しなければネ!
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それでもサイロ出し [2011べご=和牛]
冬期間の牛の飼料はお馴染みの白い団子の稲WCS(稲ホールクロップサイレージ:稲発酵租飼料)
を与えるが、それが無くなるこの時期はサイロ詰めしたデントコーンや藁を与えることになる。
写真で改めて見るとボロさに歴史を感じる。
激動の昭和から生き抜いた歴戦の勇士たち(台風でひっくり返ったこともあったっけな)。
デントコーンはガチガチに固まり特に最初に崩すのはミルコ並み(古っ)のパワーが必要だ。
ここも写真で改めて見るとボロさに歴史を感じる。
この牛舎では7~8回運搬して1食分で、他の牛舎は3回で1食分だ。
計10回を毎日朝夕に与えることになるが、実作業は1回2食分の20回運搬するのだ。
何度も、幾度となく、機会あるごとに牛を好きになろうと努力はしてみたが・・・
・・・
・・・
やっぱり弱点の克服には至らない毎日だ。
んが、それでも今日も仕事はするぜ
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を与えるが、それが無くなるこの時期はサイロ詰めしたデントコーンや藁を与えることになる。
写真で改めて見るとボロさに歴史を感じる。
激動の昭和から生き抜いた歴戦の勇士たち(台風でひっくり返ったこともあったっけな)。
デントコーンはガチガチに固まり特に最初に崩すのはミルコ並み(古っ)のパワーが必要だ。
ここも写真で改めて見るとボロさに歴史を感じる。
この牛舎では7~8回運搬して1食分で、他の牛舎は3回で1食分だ。
計10回を毎日朝夕に与えることになるが、実作業は1回2食分の20回運搬するのだ。
何度も、幾度となく、機会あるごとに牛を好きになろうと努力はしてみたが・・・
・・・
・・・
やっぱり弱点の克服には至らない毎日だ。
んが、それでも今日も仕事はするぜ
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和牛市場2011・・・3月 [2011べご=和牛]
昨日は今年度最後の和牛市場であった。
置賜和牛市場会場はここ ↓
1号の卒業式以来毎日真冬並みの雪がそこそこ降り、朝も除雪作業してからの出動だ。
前回私は牛が嫌いだと暴露したが、
親がどのような思いでこの事業を拡大していったのか背景は重々承知しているし、
何よりも自分の現在の生活はこのようなことで成り立って恩恵を受けているので、
幼稚な感情で浅はかな分別でいるわけではない。
と格好つけても親の気合いのもと消極的にそれなりに関わっているという感じではあるが・・・。
小国から川西町外れの会場まで夏場ならば約50分程度だが、
この降雪が延々と続いたゆえに1時間半もかかった! オンボロワイパーで視界不良で疲れた↓
ゆえに関係者は会場入りが遅く牛の計量も待ち時間が少なく容易に完了した。
本日は1頭のみの出品だが、良い牛なのでお頼み申す!
今回も通常とほぼ同じ、子牛約230頭、成牛約15頭の市場だ。
競売開始は10時からで、今回我が家の出品順番は192番目なので正午近い時間となる。
計量は9時前に終了したので、待ち時間は2時間程度=ボケ~っと暇なのだ。
とにかく寒いので物品販売業者が用意した焚き火を囲みベロ~っとしている。
実は我が家のBBQコンロは、以前ここから2個5000円で弟と購入したのであった。
予定どおり10時より競売開始なので続々とゲートイン!
遠くは群馬、宇都宮の業者の姿が確認できる置賜市場
=我が家の牛がそこに売れれば群馬牛、宇都宮牛というブランド名で消費者へ届く理屈だ。
価格は、血統、性別、体重と日令でおおよそ判断され、あとは現物外観判断で決定する。
悲喜交々の瞬間だが、競売順番の影響も大きく、最初よりは後半の方が有利だ。
出番までは会場の隅でボケ~っとしつつ本でも読んでいる、いつものパターン。
『さよならニッポン農業』 神門善久 著 日本放送出版協会
軽薄な農業ブームに浮かれるな! 行政はこんなにいい加減だぞ! 沈没するぞ!
・・・あいかわらず行き先暗い論旨だが逆に怒りパワーで燃えて温まる。(嘘)
だいたいこの出版社も同じようにいい加減な組織なのに取り上げるテーマかね?
茶番に軽く失笑誘う=ここにもこの国の縮図が表れている?
ということで、いよいよ登場・・・予想外の高値で取引されたので満足な結果であった。
帰路も暴風雪の中、軽トラのオンボロワイパーに苦しみながら14時半頃に帰宅したが・・・
何という雪だ! 再び車庫前を除雪だ。
この後、新潟市へ用事があり23時前に帰宅したが・・・ぐえぇぇぇ何という雪だ!
路面が出た2月中旬にはランニングで月間200kmペースに迫るほどの好天気だったのに。
春は遠いのぉ・・・(合掌)
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置賜和牛市場会場はここ ↓
1号の卒業式以来毎日真冬並みの雪がそこそこ降り、朝も除雪作業してからの出動だ。
前回私は牛が嫌いだと暴露したが、
親がどのような思いでこの事業を拡大していったのか背景は重々承知しているし、
何よりも自分の現在の生活はこのようなことで成り立って恩恵を受けているので、
幼稚な感情で浅はかな分別でいるわけではない。
と格好つけても親の気合いのもと消極的にそれなりに関わっているという感じではあるが・・・。
小国から川西町外れの会場まで夏場ならば約50分程度だが、
この降雪が延々と続いたゆえに1時間半もかかった! オンボロワイパーで視界不良で疲れた↓
ゆえに関係者は会場入りが遅く牛の計量も待ち時間が少なく容易に完了した。
本日は1頭のみの出品だが、良い牛なのでお頼み申す!
今回も通常とほぼ同じ、子牛約230頭、成牛約15頭の市場だ。
競売開始は10時からで、今回我が家の出品順番は192番目なので正午近い時間となる。
計量は9時前に終了したので、待ち時間は2時間程度=ボケ~っと暇なのだ。
とにかく寒いので物品販売業者が用意した焚き火を囲みベロ~っとしている。
実は我が家のBBQコンロは、以前ここから2個5000円で弟と購入したのであった。
予定どおり10時より競売開始なので続々とゲートイン!
遠くは群馬、宇都宮の業者の姿が確認できる置賜市場
=我が家の牛がそこに売れれば群馬牛、宇都宮牛というブランド名で消費者へ届く理屈だ。
価格は、血統、性別、体重と日令でおおよそ判断され、あとは現物外観判断で決定する。
悲喜交々の瞬間だが、競売順番の影響も大きく、最初よりは後半の方が有利だ。
出番までは会場の隅でボケ~っとしつつ本でも読んでいる、いつものパターン。
『さよならニッポン農業』 神門善久 著 日本放送出版協会
軽薄な農業ブームに浮かれるな! 行政はこんなにいい加減だぞ! 沈没するぞ!
・・・あいかわらず行き先暗い論旨だが逆に怒りパワーで燃えて温まる。(嘘)
だいたいこの出版社も同じようにいい加減な組織なのに取り上げるテーマかね?
茶番に軽く失笑誘う=ここにもこの国の縮図が表れている?
ということで、いよいよ登場・・・予想外の高値で取引されたので満足な結果であった。
帰路も暴風雪の中、軽トラのオンボロワイパーに苦しみながら14時半頃に帰宅したが・・・
何という雪だ! 再び車庫前を除雪だ。
この後、新潟市へ用事があり23時前に帰宅したが・・・ぐえぇぇぇ何という雪だ!
路面が出た2月中旬にはランニングで月間200kmペースに迫るほどの好天気だったのに。
春は遠いのぉ・・・(合掌)
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俺の弱点 [2011べご=和牛]
私は生きものが嫌いだ。
実家は繁殖牛畜産も営んでおり、親牛が約20頭ほどいて、子牛も常時10頭はいる。
血統は素晴らしい牛を揃えていると父親は自慢している。
稲作15haを少なくして、繁殖牛を規模拡大して今後の主力として経営する選択肢もある。
また稲作の堆肥として数頭でも飼育するのが理想だと頭では重々承知している。
しかし私は生きものが嫌いだ。
毎日エサを与えるなどの休む間のない仕事が嫌いなのではない・・・生理的にだ。
高校生の頃から休日は実家の仕事を当たり前にこなしてきたが、
牛はいくら向合っても・・・ダメだ。
嫌いなことでメシは食えない。
潔く決断しているつもりだが・・・。
「オメーなんて甘っちょろいんだ!」
・・・挑発すんなよ。
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実家は繁殖牛畜産も営んでおり、親牛が約20頭ほどいて、子牛も常時10頭はいる。
血統は素晴らしい牛を揃えていると父親は自慢している。
稲作15haを少なくして、繁殖牛を規模拡大して今後の主力として経営する選択肢もある。
また稲作の堆肥として数頭でも飼育するのが理想だと頭では重々承知している。
しかし私は生きものが嫌いだ。
毎日エサを与えるなどの休む間のない仕事が嫌いなのではない・・・生理的にだ。
高校生の頃から休日は実家の仕事を当たり前にこなしてきたが、
牛はいくら向合っても・・・ダメだ。
嫌いなことでメシは食えない。
潔く決断しているつもりだが・・・。
「オメーなんて甘っちょろいんだ!」
・・・挑発すんなよ。
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