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奇跡のリンゴを食べてみた [-2020イベント(農業)]

先日お約束の、木村秋則氏の奇跡のリンゴがようやく届いた。
自然栽培(完全無肥料無農薬)の品種は紅玉とのこと。

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このまま食べても面白くないので、地元スーパーにあったモノで比較してみる。
(紅玉が無かったので「ふじ」だが・・・この大きさの違いからして既にダメかも (^^;) )

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奇跡のリンゴ=紅玉は、ぶつかった何かで既に傷んでいないか!?

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さっそく皮付きと皮なしで食べてみる。

・・・おおっ!
この野性味あふれる荒っぽさとまろやかさが交錯する奥深い味と力強い食感!
私が今まで口にしてきたリンゴとは全く別物であることが直ぐに知らしめさせられる!
一口ごとに、凄い、凄すぎる、終始圧倒されっぱなしだ!
これが自然栽培の成せる、本来の自然の恵みなるか!
今、私は心の底から1個のリンゴに純粋に感動している・・・素晴らしい。

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・・・な~んて。
日頃より紅玉自体を口にすることが皆無ということもあるが、
その酸味掛かる味などの個性は判るが、自然栽培ゆえの何某は全く判らない (>_<);;;
比較も、ふじでは味も個性も異なるので全くレポートにならないし (ToT);;;
(そんなことは食べる前から何となく気づいていたが、やはり・・・おバカ)

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・・・と云うわけで、試食は、よく判らないうちにフランクに終了するが、
自然栽培品は「腐らずに枯れる」とのことなので経過観察をしてみたい。
そこで、ひと切れずつを毎日眺めることが最近の私の日課となっている。
・・・まずは結果を乞うご期待!

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新庄の農大祭へ行ってきた2012 [-2020イベント(農業)]

先週11/3新庄市の農業大学校で農大祭が開催されたので、
2号の冬物衣類を届けるついでに様子をみてきた。

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その日は雨予報で、目まぐるしく雨と陽差しが入れ替わり、風も冷たい(泣)

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外の模擬店では、農大各専攻以外に卒業生研修OB、県内農業高校が出店しており、
野菜果物などの素材、ジャムや漬物などの加工品の他に、
パン、ピザ、芋煮、うどん、焼き鳥、フランクフルトなどの飲食物が販売されている。

生徒保護者、卒業生、その家族、関係者はもちろん、一般の方々も多く来場している。

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2号の畜産専攻では牛肉ハンバーグが扱われていたので、
1パック4個入り1000円を2パック購入して売り上げに協力した。
2号によれば、何でも生徒みんな(1、2年=12名?)で400個ほどをこねて作った労作らしい。

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その傍らの特設ステージでは、様々に催し物を開催しているようで、
仮装コンテストやミス&ミスター農大コンテストなど若者らしい熱気が漂っていた。
ただ、ステージと観客席の距離が遠く、文字通り “ 間が空きすぎていた ” かも(笑)

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さて館内の各専攻教室では、
日頃の学習、実習成果をポスターや実物展示などにより解りやすく紹介されていた。

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その各科の教室にはスタンプが置いてあり、
全て押して投票箱へ入れると、最後の抽選会に参加できるしくみだ。

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その一室の地産研究室が最も人だかりが多く賑わっていたが、その秘密は・・・

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新品種のイチゴや漬物、ケーキが無料試食できるとあって、我がチビたちも食べまくり。
次々と出されるケーキを何度も何度もいただき、恥ずかしいったらありゃしない(汗)

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しかし次から次へと出されたケーキはいったい何個作られたのか、想像すると頭が下がる。

心配された雨もさほど酷くなく助かったようだ。

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やがて農大産の餅米で餅つき大会が始まる。

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振る舞い=無料ということもあってか、たちまち大勢の人だかりが・・・。

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あれほどケーキでお腹いっぱいになった我が子たちは、ここでも4個は食べたかも(汗)

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無料振る舞いだけでなく、
オレはもちろんお金を払って模擬店でうどんやフランクフルトを食して売り上げ協力だ。

寒い中を待ちわびた最後の抽選会で3号が当選した。

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農大産かな? 普通玉の3、4倍はあろう大きなキャベツを1個ゲット!

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買った牛肉ハンバーグと合わせて美味し。
2号手作りということと、タダでいただいたありがたさの成せる気分だ。

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さて、このように綴ると専ら飲み食いのみに出動してきたようだが、事実そうだったかも(笑)
お世話になっている先生、生徒は忙しく働いていたので話しかけるのも憚ってしまったし、
2号も先日左指に軽い骨折をした以外は、特に心配ごとも無いので、
その後予定されていた三者面談も申し込まなかった。
その場の様子を遠目で見ていれば、それでOKと安堵してしまったので。

取り敢えず農大祭とはどのようなものか、その好い雰囲気を感じた半日であった。
 農大HPリンク →   農大ウォッチング 第29回農大祭を開催しました。

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農業大学校入校式・・・2号武者修行へ [-2020イベント(農業)]

かわいい子には旅をさせよ
・・・その格言どおり親元を離れて外の飯を食ってこい!
見るもの、触れるもの、経験するもの、万物全てこれ我が学ぶ師である
・・・という感じの松下幸之助言葉もあったしな。
子どものさらなる成長を願い、生活環境を変えることも私の義務だ。

一昨日4/11に2号を送り出したことがセピア色の遠い出来事のように思える。

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それは県北部の新庄市にある山形県立農業大学校の入校式と入寮の日だ。

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昨年の1号の時と異なり全寮制ゆえに荷物が少なくて助かる。
寮への荷物運搬は8時頃に済ませたいので、早朝5時過ぎに140kmの道のりへ出発だ。

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新庄市が近くなり、コンビニや道の駅に寄るたびに、それらしい親子の姿が多くなる。
道の駅駐車場で2号にネクタイを締めていたら、いい見せものになっていたりして・・・(笑)

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荷物運搬の後は受付をし控室へゆくが、式典開始まで1時間半も待つのだ。
パッパと済ませば半日で終わるだろうに・・・と、ここでも内心文句を言うのが私。

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式典では「知事挨拶」とのことで、我らが吉村美栄子知事を生で拝めるのか!
と、期待したが残念、代理で副知事の挨拶でありました・・・やはりネ。

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「入校生宣誓」では、突然に全てのカメラマンが壇上に現れて撮りまくる様子が異様だった。

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学校で準備された昼食はお寿司パックと豪勢だ。

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午後は保護者会、ちょっと面白かった “ 暗闘 ” の地区役員選出と進み、
最後は専攻コース別懇談会となり、先生方、親子の面識などを経て学校予定は終了だ。
牛を相手ゆえに、山本小鉄似の格闘系の教授とは、さすが荒ぶる男らしいコースじゃの。

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この後は親子で市役所で転入手続き、警察署で免許証の住所変更手続きと忙しい。
そして16時から入寮式となるが、そこで2号と別れる。
お互いに、
「じゃ~ねぇ~♪」
とフランクな雰囲気であったことは不思議な感覚。

1号と別れたときは寂しさMaxであったが、今回その場ではなぜか特に感じない。
それはたぶん、2年後に帰郷する予定であることと、同じ山形県内という感覚が成すのかも。
140kmといえば、周囲県では宮城仙台市、福島郡山市、新潟長岡市辺りだが。

ところが、19時過ぎに帰宅すると、
突然に2号の居ないことが重く思えてきて、急に寂しさが込み上げてきた。
・・・その後は様々なことが胸に去来しセンチメンタルさに暮れた夜となった。

「ちゃんと学んで成長して帰ってくるんだぞ!」
などと気合いをかけたが、同時に、
「私も、もっとガンバって成長しなければ・・・!」
という気持ちも沸き上がる・・・親でも “ 言うだけ番長 ” ではいけない。

2年後に親子で、いや3代で仕事ができる日を夢見て・・・。
しばし、さらば2号! 
しっかり武者修行してこい!

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と、万感の思いの夜は明けて朝になり、2号の部屋の前を通ったので中を覗くと・・・

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また今夜もここで寝ても不思議でないダラしなさ・・・写真外手前もゴミの山だ。
しかも、いつの間にか壁に穴を作っていやがるし!

「あ・ん・の・ヤロォ~」

まったく愉しませてくれるぜ、あいつらは!

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小国地区青年部通常総会2012 [-2020イベント(農業)]

頭に白いものが混じった私は “ 青年 ” ではない!

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・・・と脱会を考える人生50年までカウントダウンの私だが、専業農家が圧倒的に少ない=
=後継者の若手が少ない我が町なれば、ここでも “ 若者 ” を演じる芸達者な私?

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厳かな総会の後は、懇親会で若者と一献酌み交わし、明日の農業を語る。

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ちなみに今宵は特選の米沢牛と山形牛に舌鼓 ♪

みなさん、国産の牛肉をたくさん食べて下さい!
美味しい牛肉にあなたはHappy!
食べて貰えて生産者の我々もHappy!

・・・持ちつ持たれつで WIN-WIN とね [黒ハート][黒ハート][黒ハート]

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農業学校入校ガイダンスとドキドキ若葉マーク運転 [-2020イベント(農業)]

さて、その山形県立農業大学校の入校ガイダンスへ2号と共に出動してきた。
県北の新庄市も我が町と遜色ない積雪の多さだ。

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教育方針や寮生活などには特に心配はないが、
入校手続きの授業料などに頭痛を感じるところが正直なところだ。
東京の私立大学へゆきアパート暮らしをしている1歳上の1号と重なり、
私の人生の土俵際の摺り足はバスケットボールで鍛えたサイドステップで踏ん張るのみ。

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午前は全体説明で新入生全50名対象で、
午後は専攻コースごとの懇談会があり、酪農・肉用牛コースは例年と同じ6名(内女性2名)だ。
長井市でサッカーをしていた子もいて、2号は知り合いであったので、私も何となく安堵したりして。
今後は日中の本授業時間以外に、
2人組で朝に晩に牛の給餌、世話作業が一週間交替の当番制であるので、
親睦を深め、苦楽や刺激などを分かち合い、仲良く有意義に過ごしてほしいものだ。

その以後は、新入生は実習着採寸、保護者は各種個別相談となり、15時前に終了だ。

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山形市まで約60km、その後我が家まで約75kmの帰路のクルマの運転は飽きるし疲れる。
そこで、南陽市赤湯で買物をした後に、
先日自動車運転免許を取得したばかりの2号に運転をさせた。
時間は18時頃で雨=クルマ交通量も歩行者も多く、視界は最悪の状況だが・・・。

走り出して数分で大きな交差点に差し掛かり右折するところで、
なぜか左折レーンに入ったので指摘すると、
後方も確認せずに突然にハンドルを切り、クルマはグラッ♪と横揺れの蛇行状態に!
  「コラッ! 突然車線変更したらアブねーだろ!!!!!」
   「ん? だってそっちを指差したんじゃねーの?」
こいつは右も左も判らないのかと不安になる。
   「いーか、箸と鉛筆を持つ手が・・・(ん、待てよ・・・)」
ヤツは箸は右手、鉛筆は左手に持つハイブリット野郎なので、ややこしいことに気づく・・・。

・・・とまぁ、いきなり怖い場面を演出してくれたせいで、
後は我が町まで一直線のR113だが、不信感200%の中の約45km1時間は拷問タイムとなった。
幾度も40~60km/hにダイナミックに上下する速度、センターに寄ったと思えば路肩に寄り・・・。
かつての自分もそうだったのだろう、誰でも通る若葉マーク運転は最高に心臓ドキドキ。
我が町に入り難所の宇津峠、弁当沢のコークスクリュー道路では、ついに少しチビったかも・・・。

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帰宅して、そんな同乗の様子を家内に話すと、
   「昨夜に私も運転させたら、ライト点けないで走り出して、
    セブンイレブンの国道との合流点ではウインカー出さないで出て行ったんだよ。」

・・・私の心配事がまた増えた・・・おお神よ安全を祈ります=オーカミン オーカミン(合掌)

                                       (今日も脱線したな m(_ _)m )

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会津若松へ視察研修&交流会 [-2020イベント(農業)]

先日、お隣福島県の会津若松付近の意欲的な農業者との視察研修&交流会へ出動してきた。

福島県は例の3/11東日本大震災の原発事故の影響により、
「福島県」と云うだけで敬遠される風評被害を、実被害者から生々しい話を伺うと落ち込むが、
と同時にいつまでも有効な対策を打てない、お上(国・政府など)に怒りすら覚える。

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私のブログを周知だが我々の記事は勘弁してくれ! とのことなので、淡泊に今回は終わる。

ところで、メンバーのひとりに歴史通な方がいて、
空き時間に私が未訪問の名所の神社へ案内して頂いた=ありがとうございました。
また、とある視察場所は、例の神指城跡近くだったりして、私はドキドキ♪と興奮気味。
そして、夜の懇親会では歴史談義に話が弾みベロンベロンに酔っ払い絶好調~♪
(カラオケで十八番を熱唱披露したらしいが記憶がぼやけて曖昧ですうぅ♪)

と、いうことで農業視察研修よりも歴史談義交流会の面が強かったかも・・・。
・・・さすが全国区の歴史の町、会津若松は侮れんアドレナリン。
私は名物まんじゅうを買食いしたりして微力ながら経済支援しましたぞ♪

最後に、今回印象的だった言葉・・・ならぬことはならぬものです

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農村六起・・・人材育成講座受講の勧め? [-2020イベント(農業)]

先日、九十九匠集合! の会長号令により町内某所へ出動してきたが・・・
役場の担当者より「農村六起インターンシップ事業」を受講してほしいとの説明会であった。

  → 農村六起 ホームページ

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今ひとつ馴染めない「6次産業」という概念・・・
   6次産業とは、1次・2次・3次それぞれの産業を結合・融合することにより、
   新しい産業を形成しようとする考え方。

青色吐息感が漂い足腰ふらふらの1次産業の、真っ当な改善策の見えない現状において、
さらに2次、3次という難易度の高いことを、個人がやる余裕がいったいどれほどあることか!
などと、ふと正直に思ってもしまう。

とは云うものの、
地域に貢献したい気持ちはあるので、このような勉強をすることは悪いことではない。
早速に受講決断している “ 仲間 ” もいることだし。
・・・もう少し考えてみよう。

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この一週間で雪は瞬く間に融けているが、
1月上旬に開催されたさいず焼きの御神木(芯棒)はかろうじて立っている。
今年は過去30年で残雪の多い年の3番目だそうだ。

まずは地域云々の前に、
今年の気候影響による農作業遅れの中での、私の生産、経営スキルアップが最優先課題だ。
代替わりしたら、家が倒産したなどとなっては親とご先祖さまに顔向けできぬ。


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長井農研・九十九匠合同研修会2011冬 [-2020イベント(農業)]

先日、長井市・飯豊町の若手農業者との研修会が我が町で開催されたので、(何度も言うが)場違いなオッさんも専業農業者が極少の我が町でのホームゲームなれば、当日の吹雪が心身ともに堪える老骨に鞭打って、頭数合せに出陣したのである。

開催目的 (レジメより抜粋) :
農業担い手の減少の中で、新規就農者の定着のためには、農業の仲間作りが重要となっている。そこで、長井市、小国町の若い農業者が一堂に会し、日頃の農業経営の中で得た知識や技術などについて情報交換を行い、交流を深める。また、地域内農業の現状を再認識し、将来の方向性について考え、地域農業の意欲ある担い手として資質向上を図る。

最初は小国のチロル樽口地区のW氏の「しいたけ栽培」の現地視察を行い、次に町中心部のショッピングセンター内にて研修会を行った。今年度の水稲作柄解析と次年度の対応、県単補助事業について、各々西置賜農業技術普及課担当より説明があり、最後は積極的に意見、質問等を交わした。

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その後は町内某料理店へ会場を移し、交流・懇親会で情報交換を行った。

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私は長井農研の方々とは初めて声を交わすので、ほとんどお互いの自己紹介に終始したが、とにかく皆若い! 何でも30歳になると脱会原則らしく、ゆえに若手集団なのだが、中にはウチの1、2号の兄貴に当たるような若者も多く、20代でも経営者らしいしっかりとした意見、見識を持ち圧倒されるほどだ。私は彼等より1.5~2倍の歳をとっているのだが、この世界では彼等は先輩だ。私も、こんな歳でも新人として、しっかりと取組むべき心構えを喚起されたようだ。

今回の彼等は長井市平野地区の方々が多く、私が普段何気なくプラプラと通る道沿いに住んでいることを確認。また、例えば長井高校サッカー部保護者の平山、伊佐沢地区の某氏、1、2号が中学校でお世話になったJ、N先生など共通の知人の話題で盛り上がったりもした。世間は狭いものだ♪

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ところで今回最もサプライズだったのはオガちゃんで、約1.5時間オッさんの頭は???が乱舞していた。九十九匠会長にも騙された・・・(疑)
老兵の意地をみせて突撃したら、実は後方の味方から銃撃をくらうという展開かも・・・(泣)

ところでアトラスト・・・普段は特に気にならない鍋の味だが、今回の鍋は美味かった!
それも3000円ポッキリに騙されたが・・・(落)

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家族経営協定調印式 [-2020イベント(農業)]

先月から準備を進めていた家族経営協定だが、昨日ようやく調印式を済ませ締結に至った。

父親は認定農業者なので様々な優待措置を優先的に享受できる立場だが、
そろそろ本格的に私に代替わりすべく、まずは私を含めた共同認定者として進めたい。
そこで条件として家族経営協定を締結する必要があったのだ。

家族経営協定とは、家族全員が意欲と生き甲斐を持って農業経営に取り組めるように、
将来の目標、役割分担、就業条件など仕事と生活について文書で取り決めることだ。
しかし私はこんなものは全くのナンセンスで、あくまで認定農業者の資格要件でしかなく、
大事なのは役割分担の明文だけであり、他の内容に興味は無い。
息子の時給制を取り決めたら息子が俄然働き出して両親は嬉しい悲鳴!売り上げアップ!
などと締結事例を紹介されたが・・・そんなレベルで話されると情けなくなる。

役場にて第三者立ち会いのもと調印が行われた後は軽く談笑したが、
ほとんど父親がアレコレと言いたい放題で、
現在の農政への不満や「最近の若い連中は働かない!」などと相変わらずの調子だ。

いつまで経っても子どもは心配の種でしかないのも親心なのだろう。
私に不安を持たなく立派に自立した姿を認めた途端にボケたりされるのも困るので、
しばらく大石内蔵助のように昼行灯を演じ続けよう、などと密かにカッコよく誓ったりする。

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この日問題と思ったことは、我が町の締結件数が私たちで4、5件目であることだ。
1件目は確か10年以上も前にスリムビューティーな九十九匠会長一家の締結様子を
町の広報誌でみた記憶があるが、それからわずか数件のみ。
それは継続できる専業農家がこの町は4、5件しか存在しないこと
=この町の農業の衰退は容易に想像できるからである。
第一は自分の心配だが、同時に憂えることでもある。

世の中の仕組み=農政が劇的に変わらないと、
これから新規参入で稲作や畜産で生計を立てられるほど、この世界は甘くない。
ビジョンなくTPPなどと言い出す政治=政治家主導のこの国は相変わらず不安だ。

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