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視察2013・・・12月(1) 新潟クボタ中央SC [-2013視察研修]

町内認定農業者協議会の研修旅行が開催されたので参加してきた。

研修目玉は新潟市秋葉区(新津地区)の新潟クボタ中央SCでの、
水稲鉄コーティング直播栽培についてだ。

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始めに会議室にて資料での概要説明と質疑応答だ。
従来の苗を育てて田んぼへ移植する方法に対し、
直播は苗を育てる、運搬する工程が省かれるので、
低コスト化、省力、軽労化が期待できる。
新潟県内でも相当数の実績を挙げつつあるので聴講にも熱が入る。
(カトパン似の可愛い女性社員の説明にオッさんはデレデレ気分 (*^_^*))

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その後は直播専用の田植機やユニット類の見学だ。

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従来の移植機の後ろをアタッチメント式で直播に交換可能な機種もあれば、
大いに食指がくすぐられるのも事実 (^^)

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と同時にトラクターなど様々な機械の展示にも興味津々だ。

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そちらも熱い質疑応答が展開し、それは漢の物欲の裏返しかも。

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私はこの運搬車両がランキング上位なのだが・・・。

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直播は田んぼを選ぶし、小国の寒さ=低い地温に初期育成の不安はあるが、
それ以上に大きな魅力を感じる方法だ。
我が家は稲WCSも多いので、そちらで試して飯米へ展開しても好いかもしれない。
・・・今後の経営的に大いに考えさせられる方法だ。う~む。


さて新潟は日本海の美味いものに事欠かないので先々の食事も豪勢だ。

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そして越後一宮 弥彦神社の傍が宿泊場所なので、
もちろん夕暮れに参拝して、日頃の禊と祈念で清々しい気持ちになり、
お楽しみのグダグダ懇親慰労会へ突入するのであったのだったん (^^)v

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日頃は田んぼ等で顔を合わせても、
挨拶程度しか言葉を交わしたことのない先輩たちと、
膝を交えての熱の入った会話には大いに参考になることがあり有意義であった。
・・・経営とは何か?
・・・その具体的な方法、実践。
・・・周囲、特に非農家への気遣い、地域のローカルルールについて。
・・・それらの様々な心構え、根性論 (嫌いではない)
などなど。なんと真面目な私たちでしょう (^^)d

実績に裏打ちされた先輩方の話は、時には耳痛く辛いこともあるが、
それが大事なことで有り難いことだ。
チャレンジャーなれば、初心忘るべからず、そして常に模索。
今日も好き機会でありました・・・(^^)v


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視察2013・・・11月(4) 真室川町E氏 [-2013視察研修]

引き続き、真室川町内の繁殖和牛農家Eさんの牛舎へ。

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我が家も同じ繁殖和牛で、目指す規模もほぼ同じなれば、
牛舎構造も大いに参考になるはず、と期待に胸が弾む。

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やはり引き戸ですか。

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Eさんは50歳台後半、20歳台半ばの親子なれば、ウチも数年後・・・。

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やはりトラス構造で低コスト化。

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いました、いましたチビたちが ♪

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親の管理から子の管理と忙しく繁雑な様子が。

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秋山牧場で製造していたTMRサイレージが各農家でも利用できるは良い。
安全安心な地産地消を町ぐるみで推進している姿勢が羨ましいかも。

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受胎、出産は工業製品のように予定通りにはゆかないので、
出産が一時に集中したり、或いは逆に全く無かったりと難しい世界である。
親牛の受精、受胎、出産の管理をしつつ、子牛の育成管理も重なるので、
自然と目の届く管理量は限られてくる。

肥育和牛は子どもから大人へと育てるだけの比較的平容な管理ゆえに、
牛舎はシンプルな構造で済むが、
繁殖和牛は受胎、出産、育成のサイクルを繰り返すので、
親牛、子牛の状態に臨機応変に対応できる構造が必要となろう。

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こちらも当初は育成ステージに合わせた構造で建築したが、
実際は机上シミュレーションどおりにゆかずに苦労している様子が伺える。
例えばスタンチョンエリアは子牛の群飼いエリアの予定であったが、
なかなか思い通りにゆかないようだ。

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水飲みカップの内側配置の問題点を発見! ・・・ううぅむヤバい (゜-゜)

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床の敷料の保管方法、場所なども考えさせられる。

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やはり寒期はヒーターの下に子牛は集まるようだ。
下痢など起こさないように子牛の管理も頭痛が痛い

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親子牛の管理、環境(≒清掃)管理など様々な作業に柔軟に対応可能なこと。
これはまさに製造工場のIE(Industry Engineering)カイゼンの出番なれば、
製造業サラリーマン時代に昔取った杵柄よろしく、ちと燃えてしまう (^^)v

まずは様々にシミュレーションしてレイアウト等に頭を絞ろう。


今回も有意義な視察であった=貴重な機会をありがとうございました<(_ _)>


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視察2013・・・11月(3) 真室川町秋山牧場 [-2013視察研修]

おきたまスーパー和牛塾として県北部の真室川町への視察へ参加してきた。
県内で唯一通ったことの無い町なので、そんな意味でも興味津々だ。

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周年預託施設で200頭規模牛舎の秋山牧場へ。
  → 真室川町観光スポット: 秋山牧場

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最初に配布資料でJAや役場職員による説明が。

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説明は町の仕組みや取組み等が主だが、
私の見学ポイントはズバリ牛舎構造だ。

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建設で低コストが見込めるトラス構造だ。
ここも豪雪地帯なので強度は問題無さそうだが、
例えば干し草等を保管する2階スペースは作れない。

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群飼い部。

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ほほう、これがバーンクリーナーですか。

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群飼い部はスタンチョンで。

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繋ぎ飼い部は従来の木造で。

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水飲みカップは通路干渉を避けるために内側だ。

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開放通路も・・・放し飼いの子牛が居ないと便利かも。

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各々の管理板もどうあるべきか工夫の見せどころ。

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外壁は明るい透明波板で、出入り口は引き戸。

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大型機械の出入りが条件は、いまや当たり前だ。

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基本的に子牛が居ないと、肥育牛舎と同じと云える。

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給餌に大豆を粉砕していた。

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隣接の広い食料庫。

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バーチカルミキサーでTMR給餌の製造中。

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何はともかく広い倉庫は羨ましい。

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周囲は採草地だが、冬はスキー場、
クロスカントリーコースともなれば、気になる私 (^^)

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開業2、3年の牛舎だが非常に綺麗で清潔感があふれていて驚いた。

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あまりに規模が大きすぎて身近な実感には欠けるが、
もちろん参考になったわさ (^^)v


ちなみに12月第2週だったか、小国町主催でも訪問計画があるようだが、
今回来れば、そんな早々には参加する気はおこりませんなぁ~。
=私は欠席ネ m(_ _)m


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視察2013・・・11月(2) なぜか長野県原村 [-2013視察研修]

その朝は前日の初雪から止むことの無い降雪のために一気に冬モードで、
それはお隣新潟県の日本海東北道の胎内荒川ICまで続いたかも (ノД`)

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そして約400km先の長野県諏訪湖へ約5時間後に参上していたりする。

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右奥が八ヶ岳西側の避暑地でお洒落な地域で、
俺の城!氏とマダムたちが生息しているところだ。

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この辺は標高1000m近いゆえか目にする樹林帯が明らかに我が地元と異なる。

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黄金色のカラマツの美しいこと美しいこと (*^_^*)

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夜から朝にかけては氷点下となり、野ざらしクルマはこんな感じに。

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さて、その俺の城!氏とマダムの住む原村へ視察だ。

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ピーカン照りの空の下、遠くの八ヶ岳へ続く高原地帯の傾斜が圧巻だ。

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やがて前回は雨模様で訪問した彼らのビニールハウスへ。

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いちいち絵になる周辺景色に見とれてしまう (*^_^*)
ここであの美味しいセロリが栽培されているのだ。

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ハウス内ではクリスマスローズ等を拝見し、
手土産を頂いた=ありがとうございます<(_ _)>

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周囲はホントに見慣れない景色が広がっている。

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手前は彼らの住宅地区?で、
遠望は夏場はMTBコースでも有名な富士見パノラマスキー場だ。
冬の晴天率は85%とは、またまたビックリ!

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さて、周囲の家も驚きの連続で、
雑誌やTVでしか見たことがないお洒落な造りが次々と現れて羨ましい。

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同じ雪国くくりでも、この辺りの降雪は50cm程度とのことなれば、
住宅構造も周辺施設、設備のハードルも負荷は低いので、
様々に個性的な家が建てられるのだろう・・・とにかくカッコイイ!(^^)d~

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山に囲まれているが高原の直線道路等も異国風情だ。
同じ日本でも違うものだとひたすら観光目線で感心・・・で、さらば原村(^^)/

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帰路の高速道はしばらく同じような錦秋のカラマツ等が続いていたが、
日本3大車窓で有名な姨捨から見える善光寺平の先は厚い雨雲が・・・。

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長野県境から新潟県妙高地区では豪雪ぶりがお出迎え (ノД`)

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その後日本海海岸線側では雪は無かったが、
やはり地元では手強い重い雪がお出迎えでした (>_<)

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ホント別世界への視察でありました (^^)

・・・では12月に沼田で会おう!


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視察2013・・・11月(1) 小国町E氏 [-2013視察研修]

そんな組合のWCS作業の、長すぎる待ち時間に暇つぶしで牛舎見学だ。

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そこは、いつもお世話におなっている、
小国町で一番大きい繁殖和牛農家のEさんだ。

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いつも来ているので今さら視察も何もないのだが、
改めて何かを得ようとギラギラと目を向ける・・・(^_-)☆

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その勢いもやがて飽きてきて、
子牛たちの可愛さに心を和ませていたりする (*^_^*)
「おうおう、めんこいのう~♪」
(めんこい:山形県の方言で「可愛い」こと)
各々臆病そうな、積極的そうな性格が表れていて面白いものだ。

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もちろん、見学目線では様々に気付くことはあるので、
我が家も牛舎新築するときには上手く反映させたいものだ。

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牛舎脇からは横根スキー場が望める。
もうすぐスキーの季節に心を弾ませて・・・。
お、その前の米坂線ではトロッコのような車両が通過して行く!(いつも興奮 (^_-)d )

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そろそろ具体的なスケッチ、間取り図を描いてみようか。

許可、申請等の条件確認や、手続きに非常に手間取っている。
中には都市伝説的な事柄も一人歩きしていることが判明したりして、
その曖昧な、責任の所在が不明なお役所世界で遅々としている。

進めれば進めるほど、面倒な条件や縛りが続々と発覚しそうだ。

最初からそう言えよ!

・・・と吠える経験はみなさんあることと推察する (-_-)


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視察2013・・・8月 米沢郷牧場 [-2013視察研修]

2月の交流会で知り、非常に興味を抱いていた米沢郷牧場の見学機会がようやく叶った。
特に興味があるのはBMW技術で、実際のプラント例だ。
そして、その活性水を堆肥センターと飼料工場で利用している様子も見学だ。

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実は、その日は公開確認会なる「お客様」の視察・監査が開催され、
大勢の関係者の中にちゃっかりと便乗させて頂いたのだ。

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堆肥センターでは、家畜の中で最も臭気の激しい鶏糞のはずだが、全く臭気は問題無い。

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堆肥の用途に応じて様々にテストをしている様子はさすがだ。

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ついでに、こんな機会はそうそう無いので鶏舎見学にも便乗だ。

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世間一般的には養鶏建屋は窓の無い真っ暗な中で、鶏たちはぎゅうぎゅう詰めで、
運動などさせずに、ただひたすらに太らす不自然で製造業感覚な飼育方法がほとんどだ。

それに反してここは開放型建屋で、鶏たちは広々悠々と歩き回り飼育されている。

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いかにも健康的な鶏のようすだ。
安い鶏肉と高い鶏肉には明確な理由がある・・・その他食材にも云えることだが。

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最後に飼料工場だが、安全な国産、出来るだけ地域内の材料を用いる姿勢がよい。

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その後は監査の会場へ関係者は移動したが、私は赤とんぼの事務所へ寄り資料等を頂き退散だ。

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“蓄耕連携の循環型農業”などとの言葉があるが、本来大昔からの農業とはそういうものだ。
文明が進み便利な世の中となった反動か、近代農業には多くの疑問を抱いている。
我が家の経営は和牛飼育と稲作の蓄耕連携なれば大いに参考にしたい。

米沢郷牧場の皆様、
本当にお忙しい中に突然お邪魔させていただき ありがとうございました <(_ _)>
また出没させて下さい (^^)


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視察2013・・・7月(2) 新発田市S氏 [-2013視察研修]

焦臭い朝鮮半島の影響で北緯38°線の表示に毎回反応する怪しい私 ( ̄∇ ̄)
新潟県を縦貫するR7の道の駅加治川にもモニュメントがあったりする。
我が家からR113-R7で約45km 50分というところだ。

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その道の駅加治川の近くにFacebookで知り合ったSさんは在住している。
  → ホームページ  そうえん農場
  → ブログ      農場の便り あぜみち通信

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新潟県内では有名な稲作農家のようで、
私のような素人が何を話しできるのかと、以前より気後れしていたのだが、
R7はいつも通る=Sさん宅の近くをいつも通っているわけで、
なれば直接お目にかかってお話を伺うべき、といよいよ意を決して訪問してきた。
(初対面ゆえにガチガチに緊張したなぁ(@@;) )

・なぜ特別栽培米を作るのか
・さまざまなブランド米
・作付け計画
・稲の生育観察の3つのポイント
・肥料計画(V字・への字)
・助走× 女装× 除草○
・溝切り
・コシヒカリの栽培ノウハウ
・カメムシ対策
・疎植
・地力とは
・天候、リスク
・管理ツール アグリノート → アグリノートTV放送
・経営全般
・ネット販売状況
・苺と枝豆
・他

と多岐にわたり教えを乞い、それらは説得力に溢れ大変参考になった。
広域万能な教科書どおりでも何となく稲作は可能だが、
質の高さを求めれば、地域、環境での異なりは大きいので、
会得するには自分自身の努力のみ・・・と今回も切に思う。

さてそんなSさんの篤農家ぶりはもちろんだが、
オフや趣味についても以前から共感を覚えていた。
ブログ等でも写真の上手さはもちろん、アウトな趣味で、
「新発田から米沢まで旧道:米沢越後13峠街道で3泊4日の旅をしたい」
と以前Facebookで聞いていたし
(確か江戸時代のように三度笠の仮装姿云々と聞いたような記憶も・・・???)、
また冬はスキー三昧で、まさに人生を愉しんでおられる様子などにだ。

仕事がデキる人は遊びもデキるというやつで、
そんなところにも惹かれていたのだ。

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 (緊張しっぱなしで手が震えてピンボケ大失敗となり鈴木英人風に加工だ・・・(>_<) )

その日は仕事が休まるだろう雨の午後を狙い訪問したのだが、
そこは他も同じのようで、当日も農業普及所の方々の訪問を受けていた=
=やはり大物なのだ・・・(汗)
そんな忙しいところにも関わらず、
長い時間にわたり、お相手をさせて頂きありがとうございました <(_ _)>
今回は、まずは顔見せが主目的でもあったので、
いつも通る地域なれば今後も教えを乞いにお邪魔させて下さい m(_ _)m

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また、お土産として、その越後姫のジャムまで頂きありがとうございました。
早速翌朝にチビたちの朝食のパンで美味しく頂いたが・・・

今回の話の中で「ご飯離れでパン食が多くなり困った世の中だ」等々あったが、
・・・我が家もパンを食べていてはダメかも (ノД`)
・・・しかし、それを加速させる美味しいジャムは???

ソレはソレ&コレはコレ=Sさんは、やはり遣り手だ。
見習わなくては&盗まなくては ( ̄∇ ̄)d


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視察2013・・・7月(1) 川西町S氏 [-2013視察研修]

緑に遊ぶ牛たちは、心が癒やされる牧歌的風景なりけり。

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さて、我が家の和牛経営であるが、来春農大を卒業予定の2号に任せるので、
私は知らなくとも良い、とは言えぬので勉強しなくてはならぬ。

書籍の知識のそれはそれ、実際に目で見て触れてこそと思い、
同じ繁殖和牛経営の川西町在住のSさん宅へお邪魔してきた。
Sさんは元置賜和牛改良組合会長(今年5月に退任)であり、
昨年長崎で開催された全国和牛能力共進会でご一緒した縁なのだ。
  → 和牛の祭典in長崎への旅(1) 陣中見舞い

またSさんは積極的に情報発信しているので、そんな姿勢にも共感する。
  → ホームページ Bikki Farm (下北牧場)
  → ブログ     Bikkiのまったりブログ
雪の残る頃より打診していたが、都合により先日ようやく訪問の機会となったわけだ。
それは誰かのお膳立ての視察研修では無く、自分で求める視察研修だ。


まず最初に清掃が行き届いた牛舎に案内して頂いた。
我が家もSさんも親牛20頭前後なれば同規模ゆえにイメージが掴みやすい。

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現在我が家には無い管理板。
何れ2号、私、父親が関われば「誰でも判る」=情報共有は最も大事なことだ。
これは企業時代のIT手法と同じなので具体的なイメージを抱きやすいが、
その「必要情報」とは?・・・だ。大いに参考フムフム・・・。

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続いて隣接する裏山の約4haの放牧場へ案内していた頂く。

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蒸し暑い中を約5分も上ると放牧中の牛たちに出くわす。

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我らの姿を見つけると全頭が一気に駆け下りて近寄ってくる様子は圧巻だ。

  → ダッシュ!

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子牛はジャージーのように日焼けで赤茶けている姿が可愛いかも (^▽^)~☆

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その後は自宅へお邪魔し、奥さま共々に、様々に話をした。

今回特にアドバイスを頂きたかったことは、
我が家が近いうちに考えている新築の牛舎構造についてだ。
それについては、「どのように飼育したいのか?」が最初にありきのこと。
大雑把には、現在同様な「繋ぎっぱなし」か、「ある程度自由に運動させるか」とのこと。
それにはもちろん立地・スペース=土地事情もあるし、他にも様々に教えを頂いた。

そこでよりイメージを掴み易いだろうとのことで、
同地区内で参考になる牛舎があるとのことで案内して頂いた。
(そこは私がよくロードレーサーで遠征する通り道沿いであったりする)

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パイプとビニールが主のローコスト構造で、
いたる箇所が自分で改造している様子が伺える。

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牛も育成ステージごとに分けられており判り易い=管理しやすいかも。

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舎内で自由に動き回れるが給餌にはスタンチョン(繋留具)だ。
  → 【参考】連動スタンチョンについて(ナスアグリサービス)
20代前半の若き主が、これらも幾つか自身で改造しているようだ。

その他も各種自作、改造のあとが伺えることも見逃せない。
う~む・・・後日状況に合わせて柔軟な改造が可能なような基礎構造にすべきかも。

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隣に我が町では見ない白黒クンがいたので参考に見学させて頂いた。
母体管理のための設備、仕組みが幾つか必須ゆえにお金は掛かる模様だ。う~む。

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次は玉庭地区の堆肥センターへ案内して頂いた。

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大プラントなので個人レベルでの参考とは云えないが、
堆肥処理も重要な課題なればイメージは掴み易い。

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その隣にも繁殖牛畜舎があり見学を。

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スペース内でぐるぐる周回できる構造だ。ふむふむ・・・。

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こちらも20歳台前半の若者が管理しており、その溌剌さが気持ち良く、
考えもしっかりしており、ただただ感心させられる。

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判らないことだらけで質問もままならない。
そんな状況で、ひとつ知ればふたつ質問はでてくる。
そのように少しづつ積み重ねてゆきステップアップを図りたい。

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雨予報ゆえに気楽に訪問したが、見事に外れて蒸し蒸しと暑いが仕事日和な日。
にも関わらず長い時間懇切丁寧にお付き合い頂き恐縮するばかり。
おかげで大変参考になりました <(_ _)>
Sさん、ありがとうございました m(_ _)m

また訪問させて下さい (^^)/


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つや姫栽培研修会2013 [-2013視察研修]

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さて、その気合い満々のつや姫だが、
誰でも自由に栽培できるものではなく、認定されないと不可だ。
その認定された農業者は、毎年研修会の受講義務があるので、
会場の長井市の合同庁舎へ父親の代理で参加してきた。

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長井市は米沢市よりも雪が少ないようだ。

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さて、チビたちの『読書ガンバったで賞』などの賞状に匹敵する認定証以下、
物々しい資料が配付される。

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が、研修内容は、その提出物などの説明と、
配布された資料を、担当者がほとんどただ読み上げるのみの退屈なもので、
午後の陽気と重なり非常に睡魔に襲われやすい中で、轟沈したのは言うまでも無い。

これのみならば時間とガソリンの無駄だが、
隣の税務署に用事があったので、ついででヨカタヨカタ。

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最後の質疑応答の時間で、
実際の天候に合わせた作業指示を県でメール配信しているらしいが、
山形市を中心にした村山地域の情報なので、ここ置賜ではほとんど役に立たないので、
改善して欲しい、などとの意見が出ていた。
対して、担当者は歯切れ良い回答とは見受けられなかった=やる気は希薄と思える。

そりゃそーかも=
当日の参加者は、ほとんど白髪とまる頭の御年輩ばかりなので、
インターネットとかメールなどとは無縁に暮らしておられるだろうから。

お役所仕事の発信と御年輩の受信の構図では・・・さてさて。
ここに日本の米生産=農業界の現実が凝縮しているとも云える、かな?

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非常に多くの問題が提起されるところであるが、
暦は春、雪融け様子も春、私の頭の中も春?

余計な妄想をせず、私は私の立場での問題を把握して、
少しづつ片付けて小市民の現実での生き残りを図らなくては (`ε´)/




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