秋のWCS作業2015（4） 組合分スパート

雨上がりの朝は稲刈り終盤を攻めたいが、
組合分のWCS作業をせにゃならん (｀_´)
（もう一週間くらい待てないものかね・・・）

さて雨上がりもあるが、夏場からの管理の影響も大きいだろう、
柔らかい田んぼの端っこで53馬力が埋まってしまった！

亀の子ご臨終～（×_×）

コンバインベーラーで引っ張って何とか脱出したが。

この後の田んぼも怪しいので53馬力では危ない。

そこでタイヤ径の大きい65（？）馬力が田んぼで運搬だ。

後部にウェイトが無くとも惚れ惚れする絶妙のバランス機！

53馬力はフィルミング作業場での積み下ろしに。

しかし晴天に恵まれて秋本番！その日は暑かった(>_<)

翌日も翌々日もべーラー2台で刈りまくる。

そして神業！前後5cmもズレれば落下 (｀へ´)フンッ。

そんな鬼気迫るピストン運送担当だが、
ふと道脇の紅葉に癒やされる (*^o^*)
（本当は藪の中に入り逆光で撮影するが正解ネ）

中にはこんな田んぼもあり大苦戦 （×_×）

が、黙々と作業を進めるのみ・・・早く終わさないと！

この3日間は絶好の農作業日和で捗った。
いよいよ稲刈りのラストスパートへ ヾ(＾v＾)k

逆光に煌めくススキがまことに美しい。
紅葉の写真撮影をしたいが我慢がまんガマン。

飼料米サイレージ調製のデモンストレーション2015

繁殖牛コストの中で大きいのは飼料費だが、
これを自家調達できるようになれば経営は大いに助かる。

昨年より政府は稲作では飼料米を作れ！と鼻息が荒いが、
明確な市場競争があるわけでなく補助金立ての収入となるなれば、
とても安心して経営できるものではない。
しかしこれが畜産農家なれば事情は異なる。
昔からの農業＝耕蓄連携の理想的な循環環境となれるから。

そんな背景の中で先日、その飼料米によるサイレージ調製の、
デモンストレーションが我が家で行われた。

刈取ったばかりの米を、
籾殻を脱皮し破砕する機械が持ち込まれた。
プロトタイプのような華奢な感じが可愛い (*^_^*)

飼料米と云っても専用品種ではなく、
ただの飯米＝はえぬきで50a弱を作付けしていた。
生育実作業としては防除を行わないだけだ。

乾燥させない刈取ったばかりなれば水分が多くヌメヌメだ。

フレコンバックに試験量が溜まったならば、
トラクターで吊り上げて移動させる。

次は乳酸菌等の添加剤をまく。
本当は均一に拡散させるためには、
フレコンバックへ溜まる際に同時に投入できればベストだが。

そして次はいよいよ最大の難しい工程で真空パッキングしたい。

まずはビニール口を束ねて掃除機でエアーを吸い出す。

いよいよ頃合いに掃除機口を抜き、
その際にエアーが流入しないように一気に口を紐で締める。
相反する作業なので人力では複数人作業でないと出来ない！

そして袋口を縛り完成。

これはサラ時代の懐かしい、
製品の真空パッキング工程での掃除機で吸うは同じで、
ヒートシーラーで一気に熱圧着の作業が懐かしい。
（ちょうど大きさも同じくらいなのであの設備が欲しい）

そんなデモなので関係機関より見学者も来所だ。
私も最初は珍しくて面白かったが、
如何せんいつもの習性で最後は飽きてきたかも (^_-)

翌日は2号農大時の恩師と我らのみで、
地味に作業を行うのみ。

いつか現実に作業を導入するとなれば、
規模に合った能力の機械、設備等を設置することになる。
こんな程度は1人作業で行いたく、
なれば最大の課題は真空パッキング工程だ。

今回は最終的に約3ｔ確保だ。
濃厚飼料代替なので、これに不足成分のタンパク質
（ふすまと豆かす等）を給与させることになる。

さてさて美味しく食べてバシッ！とナイスバディになるか？
・・・とそれはそれで愉しみだ。

斜陽の米価なれば稲作経営の危機感は払拭できないので、
いまこそ我が家は耕蓄連携で乗り切る道が残されている。

健全に上手く乗れそうだが、またまた設備投資か・・・。
まったく頭痛が痛い (-_-)#

秋のWCS作業2015（3）

稲刈り前に共同作業の目処をつけたく突進の日々。

この今市地区の田んぼは、
かつて我が家が作付けしたいた懐かしい場所だ。
私の結婚前後なれば、やはり20年も前のことだ (^_-)ﾅﾂｶｽｨ

その当時の一番の思い出はトラクターが落ちたこと。
父親と何かを話していたら突然に背後でガシャーン！ と。
振り向くと昭和魂号が約2ｍ下へ落下しているんだもん (゜o゜;！
原因は父親が操ったあとに、
サイドブレーキの引きが甘く、自然と動いてしまったことだ。
しかもそれは収穫前の他人様の田んぼへダイブ！ （×_×）
・・・そんなビックリ冷や汗な思い出が今は懐かしい。

さてその日も刈取り、フィルミング、運搬を各2台体制で。
組合機、個人機を総動員で猪突猛進！

しかし田んぼ管理状態には人格を感じてしまう。
きちんと排水し乾かすことを怠り、こんなドロドロな状態に (--#)
確実に機械は傷むし、作業は捗らないし・・・まったく他人事か。

このような管理状態を続けるならば来年からは拒否すべきと思う (｀_´)

なぜにWCSへ転作するかは、それなりの事情の田んぼたったりするが、
それでも出来るだけ管理された田んぼは、
苦労はするが気持ちよくガンバれる (^^)

大型機械には危険な狭くくねくね凸凹したあぜ道、田んぼでも、
きちんと草が刈られていると大変助かる。
畦際が判らず操作を誤って転倒したら確実に死ぬな・・・(^_-)；；；と。

いろいろ思いながら、早く自分の家の仕事＝稲刈りを始めたい。
まずはWCS作業は例年よりも捗っているのでヨシだ。

さて次は、いよいよ、ついに、とうとう稲刈り編へ・・・(；´Д｀)ﾊｧﾔｯﾄ

秋のWCS作業2015（2）

その後も晴天が続きありがたい。

稲刈り前の自家分の他に組合分も捗らせておきたい。

最近めっきりと夕暮れが早くなり、
やはり季節は確実に移ろっている。
暗くなると作業もミスが出やすくなるので早めに切り上げる。

そこで朝仕事で残りの作業をこなしたりで、
スポ少合宿の合間でもフィルミングしたり運搬したり。
（いつも21時に就寝する人が0時過ぎでの翌朝は辛いかも （×_×））

今日も組合分へチーム作業で邁進。
まずはお彼岸の餅を朝食に、心身ともに戦闘モードへ。

秋のWCS作業2015（1）

先週は晴天が続いたので稲刈り前のWCS作業へ猛進であった。
［ BGM　→　Ghibli Jazz 風の通り道 ］

投資したので捗らせないと (--#)

最初はジジがお手本を示す。

そして2号へ刈取り作業を経験させる。

私の時のように “ 指導 ” はほとんどなく、まことに孫には優しい。
（歳をとるとは、そーゆーこと (^。^)y-.。o○ ）

私はロール運搬。
田んぼからトラックへ積込み、R113を暴走し、
自宅前のフィルミング作業場で積下ろす。

昭和魂号に比べれば平成スマート号は10倍も作業が楽ちん。
ドック部に1ヵ所ポカ避けに改造を施したいが・・・。

まずは農道での、このトラック姿勢をとることが熟練の技だ。
水路に脱輪はもちろん御法度だが、
傾斜、凸凹、土の表層状態、草の案配等で、
動けなくなることの無いように見極めと操作が難しい。

そんなこんなで1台に12個積込み鬼のピストン往復。

大草で端の見えない、すぐ急斜面の、落ちたら死ぬな・・・(~_~;) の、
超危険な場所では細心の注意を払い緊張感Max。

そんな様子で日に5～8往復でロールを運びまくり、
2号がフィルミングし、軽く昭和魂号で簡単な積上げをさせる。
（持ち主に似て頑固者なので操作は苛つくことが多い。）

そんなことで夕暮れまでドタバタを数日。

夜は季節を感じるラベルのビールで祝杯 ( ^_^)／□☆□＼(^_^ )

3.5日で約3haを刈取り、ロール数は約300個弱を確保。
作業機械が増えた分捗るは当たり前だが。

この自宅分の次は組合分を攻めたいが、雨・・・(T_T)
稲刈りにも向けていよいよ勝負機が迫る ( ^^) _旦~~

夏の干し草集め2015･･･恵みの雨にて

WCS作業同様にこの時期は干し草集め作業も忙しく、
連日の酷暑に疲労Maxであったが、
さすがに雨は困る （×_×）

こんなに雨の降らない年は珍しく、
田んぼや畑は悲鳴をあげていたので恵みの雨ではあるが、
せっかくの干し草が･･･。

そしてお盆。
長野のマダム一家が来襲し、まずはチビたちの海水浴！
と張り切っていたが、朝から雨模様なので中止 (>_<)

恵みの雨なのだが、何もこの日にとは世の中上手くゆかん (-_-)

夏のWCS作業2015

連日真夏日が続き日中の外仕事の辛いこと、辛いこと･･･。

［ BGM　→　T-Square Copacabana ］

今年も8/8（土）＝本日 町民花火大会が開催されるが、
その打上場所のこあみだ地区の草刈りを急ぎ、
夏場の飼料確保とせにゃならん！(｀ε´)･･･と約1週間前のこと。


その新トラクターでの初作業。

そしてコンバインベーラーも。

共同作業なのでオペレーターは百戦錬磨のKくん。
いつも同型の組合機を操っているので試運転を兼ねてお任せだ。

トラクターも視界が広く、
ドックも正常に水平動作するので楽ちん。

ただドック操作レバーの位置は若干ストレスを感じる。
もっと手前が良いし、なれば乗り降りも楽なのだが (^^;)

べーラーも快調のようで悦ばしい \(^^)/

ロールはトラックで運搬し家の前で2号がフィルミングする。

まず下ろすはポンコツな “ 昭和魂号 ” でだが、
ドックは水平動作しないし、油圧は弱いしで、やはり扱い難い (--#)

ま、慣れと贅沢な気持ちだけのことなのだが･･･(^_-)

そんないつもの段取りで、
炎天下で大汗で脳天クラクラしつつの作業だ。

狭く曲がりくねった高鼻峠の道を慎重にぶっ飛ばす。
ラスト500mの直線はボケ～っ♪ とアクセル全開 (｀ε´)

こんなピストン作業を数日。

取り敢えずは「町民花火大会まで！」が合い言葉。
こあみだ地区では他に干し草作業も行い終了させ、
WCS作業は田沢頭地区でも猪突猛進！

いつの間にか120個程度確保なれば、まず安心。

こんな調子で毎日何リットルも水を飲んでいたら、
ある夜半にお腹が痛くて起きてしまいトイレに合宿 (ノД`)

そして昼は正露丸、
しかし夜はビールで乾杯 ( ^_^)／□☆□＼(^_^ )
反省はあまりない。
だって暑いし、ご褒美なきゃやってられんし･･･。

もみ殻運搬と牛舎

さてビニールハウスの中を片付けて、
稲の種蒔きに向けて準備を進めなくては！

まずは牛の敷料として利用するもみ殻を牛舎へ運び出す。

昨秋に張り切って貯めたはよいが、
現在の頭数には多すぎるかも･･･(ﾉД`)

ま、今秋の新牛舎での増頭予定のためには、
幾らあっても困るものでは無い。

如何に機械化が進もうが、最後は人力が勝負を決する (｀ε´)
上へ放り投げて積み上げるので、腕がパンパンになるが、
腹筋も適度に負荷が掛かるので、
バディのスリム＆ビューティー化が進むとしてガンバりまっチュ♪

軽トラへのてんこ盛りで6、7往復したかも (^0^;)；；；

見事な野面積み。いつか石垣も積んで城を建てるか (^_-)

さて現在の牛舎は牛たちが新牛舎へ引っ越しすれば、
ここは稲作作業場となる予定だ。

機械整備場にも利用したいので、
そんなレイアウトも温めておかねばな (^^)/

親たちが築いてくれた資産を有効活用して、さらに前進あるのみ！