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親戚の結婚式にて [-2020イベント(一般)]

先の連休初日に親戚の結婚式に招待されたので出席してきた。

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私が結婚式を挙げた時に3人の子どもが出席していたが、その中のひとりの式なのだ。
当時小学校中学年であったかな?・・・ちなみに私は来月でちょうど結婚20年目を迎える。

さて、その親戚とは川西町に本店を構える菓子屋の錦屋で、その跡取り息子なのだ。

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私は外様親戚と云う立場であるので日頃の付き合いが少なく、
また、子どもたちもスポーツ留学で家に居ないことが長かったことから、
今回のお目見えでは一気にタイムスリップしたかのような、その凛々しく成長した姿に驚きだ。

生粋のキリシタンなのでチャペルでの挙式=私は初めての参加かも。
(神父の背後に構えるカメラマンが “ 男気 ” をプンプン漂わせているので、
  この日は終始ず~っ ♪ と気になっていたりする私だ・・・。)

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続いて感謝会(披露宴)となるが、祝辞でも男気カメラマンの後頭部が気になって仕方がない。

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修業時代の京都の老舗和菓子屋会長の、
“ 創業は易く守成は難し ” のことわざを引き出された祝辞が印象に残った。

【創業は易く守成は難し】 何事であっても、物事を新しく始めることは容易だが、 すでに出来上がっている事を引き継いで、衰えないように守っていくことは難しいということ。 「創業」とは、新しく事業を始めること。「守成」とは、築き上げたものを守り続けていくこと。 (中国の)唐の太宗が側近に「帝王の業は創業と守成と、どちらが難しいか」と尋ねたときに、 ある側近は「創業が難しい」と言い、ある側近は「守成が難しい」と答えた。 それに対して太宗が、 「創業の難事は過去のこと。今は守成の難事にあたろう」と答えたという故事に基づく。 国家を建設することよりも、それを維持することのほうが難しいという意からできたことわざ。

錦屋は江戸時代より続く老舗ゆえに、当然守勢の立場で店を切り盛りすることとなるので、
勇猛果敢な攻めよりも「引き」を上手く駆使して更に店を盛上げるよう、恩師の言葉であった。
・・・私にも思い当たる話だったので印象的であったのだろう。


続いての両人が山梨学院大ホッケー部所属時の外国人コーチの祝辞も、
ただでさえ難しい日本語を丁寧な言葉で流暢に述べることに驚いてしまった=まさに文武両道だ!

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お色直しでは仕事着で登場して、牡丹餅作りの実演をし、出席者のテーブルへ振舞われた。
手に職を持つことの特有の演出が小気味よい・・・牡丹餅でワイン、焼酎、日本酒、サイコ~♪

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中学校、大学でもホッケー部キャプテンとしてリーダーシップを身につけているゆえか、
堂々たる姿勢でしっかりとした思いを述べた挨拶に、錦屋の明るい未来を確信したりする。
その中で両親への素直な感謝の言葉に、聴く方も清々しく爽やかな気持ちになった。

その隣で号泣一歩手前の花嫁の父上の姿にも微笑ましくなってしまう。
(私も、若き日は人前で泣けるか!と思っていたが、最近は泣きたきゃ泣け!と思っている。)

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明らかに銘菓ゆえに名家なのだが(社名の「銘菓の錦屋」に掛けて=座布団1枚!)、
形式張らず肩肘張らずの宴は優しさと温かさの人柄を表わしていたかも。
久しぶりの結婚式だが良い時間を過ごさせていただいた=ありがとうございました。

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引き出物の一部・・・
目出鯛=生菓子は置賜地方特有の菓子で、もちろん錦屋謹製の逸品。
同じく川西町の樽平酒造の特別限定純米大吟醸酒も秋の夜長の愉しみ。

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天気続きで毎日朝から夜まで稲刈りとうす挽きに追われていたが、気持ち良いひとときであった。
もちろん、翌朝も5時からうす挽きをしたことは言うまでもない。
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