種籾袋詰め2021（2）令和も唐箕

此処に歴史有り。

さて種籾の袋詰めの最後は、
WCS用の専用品種8紙袋＝160kgで、
そんな朝仕事での2紙袋目でだ。

混入ゴミが酷すぎる！(--#)
これでは播種時に目詰まりを起こし、
確実に悪さをする。
なので手作業で取り除くには、
一体何時間費やすか判らない。

そこで風力選別の唐箕（とうみ）を、
他の小屋の奥から引っ張り出してみる。

使用するのは何年ぶりか。
もちろん平成時代だ。

埃、蜘蛛の巣やネズミのフンを払う等、
清掃もひと仕事で、
それだけで朝仕事時間が終わる (￣｡￣;)

午前のPOSTMANをこなし、
午後から作業再開だ。

右手でハンドルで風車を回し、
左手で落下量を調整するが、
適量には簡単なようでコツを要する。

まず金網を通せばかなり除去出来ようが、
保管の適当なモノを思いつかないし、
わざわざ購入に行くまでもない。

処理しても完全に除去出来ないので、
やはり手作業での除去も必要だ。
そしてネット袋へ4kgずつ詰めるが、
1紙袋20kgを5個には非常に時間を費やす。
単純詰替えの約5倍の時間とは (>o<)

1紙袋20kgでの処理状況。

しかし酷い！
販売代理店へクレームものだが、
そんな労力を使うも空しい。

残り6紙袋だが、このペースでは、
今日中に完了するには暗くなるかも。
が、なんと！他は問題無く、
その紙袋1つのみであったようだ。

は～助かった (￣｡￣;)
記名のご先祖様のおかげか？
昭和27年とは今から69年前！
この記名された文字は、
几帳面であった祖父のものだろう。

これを目にするたびに、
背筋が伸び、決意を新たにしてしまう。

見守ってくれているご先祖様に、
みっともないファイトは出来ない！

昭和から続き令和にも活躍だ。
象徴モニュメントのようにも思えるので、
小屋の2階に大事に鎮座しておこう。


しかしまぁ、現代機もあり、
Amazonでポチれが直ぐ届く。
時空を超える不思議な気分かも･･･。

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