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防除2021(1) [2021稲作作業]

早朝洗面台へ向かうと、
空が真っ赤に燃えている (゚o゚;
その朝焼けを撮らなくては!
とそそくさと洗面を済まし、
急ぎ着替えて外へ出ると、あらら ↓
5時前の僅か数分の天地ショーに涙 (>o<)

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さて田んぼは真夏の勝負作業の防除だ。
「防」・・・いもち病等を防ぐ殺菌。
「除」・・・害虫を除く防虫。
が大まかな作業概要だ。

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稲の穂が出始めて、
大凡田んぼの半分になるを「出穂」とし、
作業開始の合図で1回目の薬剤散布となる。

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風の影響での散布バラツキを嫌い、
無風が多い早朝帯が勝負だ。
また体力的な面も大きく、
ラジコン動噴のホース引きで、
片道100mを1人で驀進するは、
町内で私ただひとり!(--#)v
やればできるもん [黒ハート]
(みんな驚き&呆れている?)

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田んぼの点在条件にもよるが、
作業時間は大凡1ha/時間で、
作業時間を費やすも特徴で問題かも。
1回2~3haでもうヘロヘロで、
これが15haで2.5回の繰り返し。
道は遠い (@@;)

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このラジコン動噴は、
会長時代からの30年モノ?で、
酷使続きでオンボロで、
先の入院から退院したら、
タンクへの給水の調子が悪い (×_×)

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どこからかエアーを吸っているのかも知れないが、
追求時間が惜しく、小型ポンプで代替し、
作業の進捗に重点を置く。

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実はリモコンの調子も悪い。
機能の半分が沈黙し、
ポンプクラッチとホース伸張のみと、
最低限の2つで作業可能ではある。
しかしホース伸張が壊れると、
古い機械で基板の予備は無いので、
いよいよご臨終となる綱渡り (;゚ロ゚)

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まずは作業可能なので、
時期を逃さず黙々と作業を進めるのみ。
疲れた身体は人工の虹で癒やす。

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そんな早朝勝負の日々が続くが、
作業不可な雨で無いのが幸いだ。

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5時から9時頃まで鬼気迫り前進!
そしてクソ暑い日中は、
オリンピック観戦読書で過ごす。
また風が収まり易い夕方にも時折出撃だが、
不可なればオリンピック観戦で、
ソッコーで呑んでいたりする ( ^_^)/□☆□\(^_^ )

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田んぼの半分穂が出る「出穂期」が、
全部出れば「穂揃い期」となり、
それは約1週間後という感じで、
1回目作業の1週間後が2回目となる。
穂首も頭を下げ始め、
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
と文化人はつい心の中で謳ってしまう。

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近隣も同じく作業三昧で、
ラジコン動噴は液剤散布だが、
背負い動噴で粉剤散布も多く、
大抵2人でホースを両脇から結び進める、
ナイアガラ散布が一般的か。

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さてタンクは約1000リットル=
=1ha作業で給水となる。
これが約10分の休憩を兼ねてヨシだ。

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ラジコンヘリコプターによる散布も始まり、
バタバタ音と軍団移動で賑やかだ。

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人に頼めばの作業料金は考えものだが、
何れホースを100m引けなくなれば、
お願いする日が来るかも知れない。

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ところで、以前から不満と思っていた、
ノズルの仕様を機械屋さんへ伝えると、
新しいものを試用となった。

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機構がシンプルで軽く扱いやすい。
噴霧状態も理想的だ。
そして噴霧量が(旧品比較で)多く、
思った作業量で管理出来るが大きい。
(30年前のモノを使っている場合でなく、
 時代の進歩に付いて行けよ・・・(×_×))

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稲の生育状況と天候次第で、
いつも現場と天気予報の睨めっこ。
我が家史上初の7/31から開始し、
3週間の勝負が続く (--#)v

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作業中はこのテーマ曲が、
延々と頭の中で流れている。
琴線に触れる歌詞の連続で、
完全に擦り込まれている (^_-)☆


田んぼのアスリート
栄光に満ちた孤独なHERO
夢追う人達の歌
情熱を消さないで
田舎のロールスロイス※で
歩みを止めないで
明日もガンバリまっチュ!


※ 田舎のベンツが軽トラなので、
  2tトラックはロールスロイスかと。


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