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和牛市場2011・・・3月 [2011べご=和牛]

昨日は今年度最後の和牛市場であった。

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置賜和牛市場会場はここ ↓


1号の卒業式以来毎日真冬並みの雪がそこそこ降り、朝も除雪作業してからの出動だ。

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前回私は牛が嫌いだと暴露したが、
親がどのような思いでこの事業を拡大していったのか背景は重々承知しているし、
何よりも自分の現在の生活はこのようなことで成り立って恩恵を受けているので、
幼稚な感情で浅はかな分別でいるわけではない。
と格好つけても親の気合いのもと消極的にそれなりに関わっているという感じではあるが・・・。

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小国から川西町外れの会場まで夏場ならば約50分程度だが、
この降雪が延々と続いたゆえに1時間半もかかった! オンボロワイパーで視界不良で疲れた↓

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ゆえに関係者は会場入りが遅く牛の計量も待ち時間が少なく容易に完了した。
本日は1頭のみの出品だが、良い牛なのでお頼み申す!

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今回も通常とほぼ同じ、子牛約230頭、成牛約15頭の市場だ。

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競売開始は10時からで、今回我が家の出品順番は192番目なので正午近い時間となる。
計量は9時前に終了したので、待ち時間は2時間程度=ボケ~っと暇なのだ。
とにかく寒いので物品販売業者が用意した焚き火を囲みベロ~っとしている。

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実は我が家のBBQコンロは、以前ここから2個5000円で弟と購入したのであった。

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予定どおり10時より競売開始なので続々とゲートイン!

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遠くは群馬、宇都宮の業者の姿が確認できる置賜市場
=我が家の牛がそこに売れれば群馬牛、宇都宮牛というブランド名で消費者へ届く理屈だ。

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価格は、血統、性別、体重と日令でおおよそ判断され、あとは現物外観判断で決定する。
悲喜交々の瞬間だが、競売順番の影響も大きく、最初よりは後半の方が有利だ。

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出番までは会場の隅でボケ~っとしつつ本でも読んでいる、いつものパターン。

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『さよならニッポン農業』   神門善久 著  日本放送出版協会
軽薄な農業ブームに浮かれるな! 行政はこんなにいい加減だぞ! 沈没するぞ!
・・・あいかわらず行き先暗い論旨だが逆に怒りパワーで燃えて温まる。(嘘)
だいたいこの出版社も同じようにいい加減な組織なのに取り上げるテーマかね? 
茶番に軽く失笑誘う=ここにもこの国の縮図が表れている?

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ということで、いよいよ登場・・・予想外の高値で取引されたので満足な結果であった。

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帰路も暴風雪の中、軽トラのオンボロワイパーに苦しみながら14時半頃に帰宅したが・・・
何という雪だ! 再び車庫前を除雪だ。

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この後、新潟市へ用事があり23時前に帰宅したが・・・ぐえぇぇぇ何という雪だ!

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路面が出た2月中旬にはランニングで月間200kmペースに迫るほどの好天気だったのに。
春は遠いのぉ・・・(合掌)


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佐藤です

初めて「牛の市場」の雰囲気を知ることが出来ました。同じ「農業」のくくりとはいえ、ちょっとジャンル?が違うとまるっきり無知なモンですね。興味深く拝見しました。
by 佐藤です (2011-03-05 19:09) 

ほらっちょ

>佐藤です・さん
確かに同じ「農業」とはいえ異業種ですね。
ゆえにこんな方法で雰囲気が伝えられる現代はよいですね。
では次回は動画で「モォ~モォ~♪」と紹介しますか!

私も同様に果樹の世界はまったく想像がつきません。

新規就農としても「稲作」と「畜産」は現実的に不可能な世界ですしね。
「異業者出身」、「若い力」などのキーワードによる、
新しい風通しの情報が滞りがちな現状が、
この世界を表わしている一例とも思います。
だから私が氷山の一角を発信しま~す。

by ほらっちょ (2011-03-06 07:44) 

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