種蒔き2011（3）雨天のテント組み

早朝よりA・コンタドールなみの疾走でゴールのセブンイレブンへ向かうツール・ド・暴走族。

そのセブンイレブン前の耐雪ビニールハウスで第2回目の種蒔きを行う。

種蒔きの全ての機器、資材を遊牧民族のように大移動する方法は一長一短ではある。

そして隣りの小型ビニールハウスで第3回目の種蒔きが先日行われた。

午前の開始は陽射しが降り注ぐ穏やかな中での作業であった。

2人だけで家に居てもつまらない！･･･と、なぜかビニールハウスで隠遁する暴走族たち。

午後の開始に突然に雨が降ってきたので、急遽簡易な雨よけテントを張る。

その場の余ったパイプ類をちょちょいと組み建ててブルーシートを掛けて瞬く間に出来上がり！
元大工棟梁＝歴戦の勇士である父親の指示の下、2号も気合いを掛けられながらだ。

テント内は、まるで愉しいキャンプ風情が漂う。
アウトなスキルはこのような時にこそ、応用、活用できる重要性を改めて実感で、
総揃いキットでマニュアル主導の作業ばかりしていては、決して身に付かないことだろう。

私は「雨が降ってきたら困るなぁ･･･」程度の思いで、
その場の作業に忙殺されてその先は考えていなかった。
しかし父親はしっかりと事前に対策を準備しており、即座に対応してしまった。
この差だ。
またまた自分が情けなくなってきてしまった。
少しばかり判ったような気がする慢心を払い、もっと自分は謙虚に学ぶべきことがあるのだ。

結構な雨量と風の中、そのテントは事も無げに耐えて、
見事に予定どおりに当日の種蒔きを終了することができた。

最初に蒔いた種は芽が出始めた＝さらに慌ただしくなる。

当日も学ぶことがあったありがたい機会として作業日誌に記しておこう。


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