実家地区の秋お祭り

先日の日曜日は実家地区でも秋祭りが開催されて父親の代理で参加してきた。
まずは地区内の神社（次写真中央の小山の上にある）で神事だ。

とにかくここは春の桜が綺麗だ･･･その下を走るJR米坂線は鉄道ファンでは有名な撮影地だ。
もちろん私もかつての国鉄色車輌時代に撮影している。（以下2枚とも2007年春の撮影）

ここは稲荷神社だ。
古来より農村なので五穀豊穣の祈りが季節柄もあり主か。
地区内の方々が集まり、神主さんが参っての祈願だ。

社殿内の天井の杉板の模様は、それは立派で格式あるものとのことで、
木目が単純な年輪線ではなく、鱗や雲のようであることが非常に貴重とのことだ。
･･･自分の生まれた地区の何ともなく思っていた神社が一気に神聖で誇らしく感じてしまう。

小学生の時は、毎週日曜日の早朝にみんなで集まって外掃除をしたものだ。
もちろん掃除の後は、野球もどき、悪戯、悪いこと諸々に遊んだセピア色の記憶も懐かしい。
その山上からの眺めは、時の流れで景色が若干変わろうとも、いつ見ても気持ちが良い。

神事のあとはセブンイレブンわきの公民館で “ なおらい ” （直来？）＝呑み会となる。
結婚して離れた以来＝20年ぶりに、この公民館で呑んだかも･･･哀愁も重なり軽く泥酔すますた。

他地区の盛大な催し物の祭りに比べれば、非常に地味な秋祭りだが、
自分が生まれて育まれた土地の先祖伝来、伝承のことには感じるものがあるといえばあるかも。

しかし神社にて公民館長（自治会長）がこっそり私を指して、「あいつは誰だ？」
普段は隣り地区に住んでいるので忘れ去られている･･･世の中そんなもん。