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ドラッカーを読む(1) [-2020本(思想・啓蒙)]

今頃ピーター・F・ドラッカーを読み始めます。
しかも、いきなり飛び道具からです。

『まんがと図解でわかる ドラッカー』     藤屋伸二 監修    宝島社

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
      岩崎夏海 著  ダイヤモンド社  ・・・(注)正確にいうとドラッカーではないかも

P1170927.JPG

次の一文でドラッカーに興味を抱いた。

「企業の目的の定義は一つしかない。
      それは、顧客を創造することである。」

簡単なようで難しく奥が深い言葉だ。
私が勤めていた企業は上場企業らしく社内教育や啓蒙が盛んであり、
その中で「会社とは、利益を得るための組織」だと長く教えられてきた。
しかしドラッカーはこの考えは大間違いだと言う。

【従来の誤った考え】
   「会社=営利組織」という前提
       ↓
   商品が売れればよい
       ↓
   「もうけること」が正義になる (何をしても利益が出るならばOK)
    → 「利益によって人は動く」という前提が間違い
    → 利益優先だと「われわれの事業は何か?」が見えてこない

【ドラッカーの提言】
   「会社=顧客を創る者」という前提
       ↓
   人々が気づいていない(自覚していない)ニーズを探す
       ↓
   それを満たす手段を提供する
       ↓
   新しい市場が生まれる!
    → 市場「顧客」は会社が創るものである
    → 潜在的なニーズは、それを満たす方法が提示されて初めて認識される
      (例:iPadが「欲しい」と人々が思うようになったのは、それが発売されてから)
会社は社会の一員であり、
「社会のニーズを満足させる」=「顧客を創造する」ためにある。

私は会社ではないが個人事業主であり、同様に考える必要があると思う。
私の「顧客」は誰だ? そして「ニーズ」は何だ?
またドラッカーは、その問いの答えは最も根底に位置し基準となるので、
簡単に思いつくものではない、ので熟考せよ!と訴えているようでもある。

そんな自分の第一義を考えているだけでドラッカーに吸い寄せられてゆく。
冒頭のこれら飛び道具の次に様々なドラッカーの書籍を読む好奇心に溢れている今日だ。

今朝も未明より雪・・・春は遠くまだ農閑期のこの時期に一気に攻めるのみ!
まだまだサラリーマン時代=企業戦士の思想感覚が残っているが、
今だからこそ農業に必要な感覚・スキルとも思う。


【お願い[手(パー)]読み終えたら[左斜め下]をクリックして気合いを注入して下さい[パンチ]
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