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『大往生したけれりゃ医療とかかわるな』 [-2020本(思想・啓蒙)]

今日もイイ仕事したかも=一生懸命生きたかも・・・嵐を呼ぶ男?

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その「生きる」の対極が「死」である。
人はいつかは死ぬ ” と頭では判っているつもりでも、
健常で働き盛りの頃から考えること、そもそも日本人は「死」を縁起が悪いなどの理由で、
真剣に語らない風潮が見受けられるが、私自身は日頃から気になっている重大事だ。

自分の死期、死に際はもちろん、先に逝くだろう両親についてなど、
継続性を重んじる自営職なれば、なおさらにルーズにはできない事柄と思う。

『大往生したけりゃ医療とかかわるな・・・「自然死」のすすめ』  中村 仁一 著   幻冬舎

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以下、ほんの一部抜粋・・・

「自分の死」を考えるのは、「死に方」を考えるのではなく、死ぬまでの「生き方」を考えようということなのです。すなわち、いのちの有限性を自覚することで、「今、こんな生き方をしているが、これでいいのか?」と現在までの生活の点検や生き方をチェックをし、もし「いいとはいえない」というのなら、軌道修正を、その都度していこうということなのです。

・・・その他、健常なうちに得ておくべき心構え、様々に準備するべきことなどが提示されている。

「人は生きてきたように死ぬ」
という(本書終盤にも登場する)言葉が心の琴線に触れる方なら読んで損はない本と思われる。

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