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微量要素散布2020 [2020稲作作業]

雨にしっとりと紫陽花が似合う。

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炎の追肥作業は、
背負動力散布機で肩がガチガチ (>_<)
それと同じような作業が続く。

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これが大量!
15kg袋だが約140袋だ (゚´Д`゚)

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食味を上げる微量要素というやつで、
それは “ コメの美味さ ” だが、
実は生産者米価に直結しない。

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追肥は穂を作るN成分主で、
それは収量へ直結するので重要だ。
しかし “ コメの美味さ ” は、
「品種」が決定的要因で、
あとは重箱の隅をつつくようなもの。
なのでこの作業は・・・、
なれば辛い思いをしてまで、
やらなくてもよいとも正直思う。

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梅雨の長雨続きの中、
隙を窺い出撃しては退散の繰り返し。
気持ち好く進められないが、
なぜかガンバってしまう不思議。

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怪しい空はその後確実に雨が降る。
急いで撤収だが、濡れた動噴は、
内部に残留する肥料成分が、
溶けたりし悪さをさせるので、
メンテナンスもいちいち厄介だ。

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いったいどれ位歩いて散布するのか?
30a田んぼの長辺は100mで往復200mだ。
10aへ1袋とすると、1.5袋(22.5kg)を、
往復200mを費やして散布することになる=
=3袋で400mなので、
140袋÷3袋×400m=18666.6m=18.7km!
ま、机上の計算では (^_-)☆

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しかし雨続きで、畦も水分で、
フカフカと柔らかいので、
ただでさえ足を取られやすく、
非常に歩きにくい。
そこを約30kgを背負って・・・
・・・総距離19km近く!(O_O)
どおりでいつまでも、
延々と終わらないはずだ (-_-)

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ゆえに脳内は、
「どーせカネになんねーし (--#)」
「いやいや生産者として、
 誇りがあるとすれば、
 それがこのような作業なのだ(--#)」
けっこうなカオス状態だ ( ̄∇ ̄)

まずは先日、
何とか終了し安堵ではある。

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合わせて家1軒が建つ、
その肥料の奥に見えた2台のコンバイン。
あと1ヵ月すると赤が、
1ヶ月半後は白が出撃の機会を伺っている。

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さて稲はいよいよ出穂期、
夏期の水を最も必要とする時期だ。
水路に水が来るか否か、
これぞ天に祈るのみ <(_ _)>


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