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うす挽き2011(2) ハムスターの如く [2011農の作業]

まずは籾摺り機の摺り案配、篩別具合は籾の乾燥状態など、
その都度微妙に異なる=常に微調整が有るえるものと心して作業を進めなければならない。
機械へ常時へばりついての監視は不可能なので時々覗くことが必須だ。

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振動する傾斜板を次々と流れ落ちる籾をじっと見つめていると時折睡魔に襲われることも・・・。

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計量選別機では規定量の表示確認も必須だ。開閉シャッターも時々誤作動しているし(怒)。

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米袋の口紐縛りでは指の力が筋トレの如く延々と試される・・・ゆえに指もゴツくなるのが農家だ。
その際に袋の品種名、生産者名などの記入もれなども確認しなければならない。

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排出される玄米の状態=黒点米の有無や摺り残りなどを目視で時折確認する。

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選別されたクズ米の回収状態にも留意する。
もちろん状況により変わるが良米15~25袋に1袋という割合か?

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良米30.5kg/袋は自動計量されるが、クズ米25.5kg/袋は自分で計量する。

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良米1袋の軽快な仕上がり時間内で、それらに注意ししつつ作業を進めることになる。
父親と二人作業ならば余裕があり楽であるが、一人作業となると非常に厳しい。
1袋の仕上がり時間が1分10秒前後だと凄まじく忙しくなり余裕が全く無くなる。
それは「異常に気付けない」というリスクを大きくすることになり問題だ。
・・・もっとゆっくり仕上げればヨイだけなのだが、それが止らぬ止められぬ、嗚呼暴走特急 ♪

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そんなドタバタの中で、袋が突然にひっくり返って玄米やクズ米を散らかしたり・・・
いつの間にか袋口が傾いて、キチンと入らずにジャジャジャジャジャア~とこぼれていたり・・・
その清掃や後始末に焦り、誤って計量器を蹴ってしまい表示がおかしくなったり・・・
・・・ホントに無駄な仕事も抱え込んで忙しいったらありゃしない。

しかしそんな中で、籾摺り機や計量選別機のゴォー!という音が、
ふと、上越新幹線がトンネル内を進む時の音に似ていることに気付く。
「 なんかこれから東京へ遊びに行くみたいだな~♪ 」
などと呑気に一瞬ボケーッと覚醒していると、作業がドンドン遅れたりする (泣)


事前に米袋には品種名、生産者名などの情報をシャチハタ印やペンで記入しておく。
4~5箇所/枚で総数約2000枚ほどとなるが、その都度チンタラと苦手な単調作業で抜けも多い↓
ゆえに口紐結び時に確認するのだが、それも余裕度が小さいので抜けているかも(汗)

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うす挽きは、とにかくハムスターのように ぐるぐる♪ ぐるぐる♪ と高速回転作業で忙しい。
雨の日などは稲刈りが不可能なので日中に比較的余裕を持って臨めるが、
天気続きの日で日中に稲刈りを行えば早朝と夜の仕事となるので、あまり続くとこれまた疲れる。

そんな疲労困憊の中でフルマラソンに出場するという無謀はやはり暴挙だ。でもまたやる
                                                      (つづく)

(しかし、過去ブログは今改めて見ても恥ずかしく、赤面する表現や内容だったりするな・・・(恥))
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