SSブログ

村人足・・・杉山の枝打ち [-2013地域活動・行事]

先週雨で延期となった実家地域の村人足=杉山の枝打ちへ父親の代理で参加してきた。
その杉山は次の写真中央の小山の稲荷神社(秋祭りにも参加した)の裏にあたる。
我が家居間から望む東側、その日の早朝の朝焼けが恐ろしいほどに美しい。

51.jpg

集合時間8時半には雨の天気予報が当たりそうな空模様だ。

52.jpg

この杉山は地域の共有財産で面積は30aほどらしく、昔からの地域住民が参加対象で、
現在は16軒だが、高齢などで参加不可能な家もあり、実際は14軒らしい。
しかし、当日は何かと都合の合わない家もあり、参加は半分の7軒あった。

53.jpg

順調な生育を促すために下部(下から約3mの高さの範囲)の余計な枝を打ち払うのだ。
各自、ノコギリ、ナタ、チェンソーなどで作業を行う。

54.jpg

ところで “ 枝打ち ” と云えば、
ある組織を維持するために反対勢力などを排除する活動の例えなどにも使われる。
例えば、その後約250年続く徳川(江戸)幕府開府初期の反幕府勢力の駆逐などだ。
関ヶ原の合戦に勝利した東軍=徳川家康は3年後に江戸幕府を開府するが、
世の中は敗れた西軍の残党などが虎視眈々と次機会を伺い世上は不安定であった。
それら反乱の芽を摘み取る活動が “ 枝打ち ” などだ!・・・
・・・と、本日の仕事とは全く関係のないことを突然に思い立ったりする呑気な私だ(=呑)。

とにかく!
ビギナーな私はアレコレと注意を受けながら、ノコギリで “ すたこらもっこら ” と作業だ。

55.jpg

2~3mの部分は手が届かないので関羽雲長青龍刀のような専用のノコギリでシコシコ♪と行う。

56.jpg

枝だけではなく、まとわりついた蔓も生長の妨げとなるので排除する。

57.jpg

成長しようとする若者を、アレコレとつまらぬ縛りをかけて妨害する輩たち
=ふと再び、人間組織を想像してしまう私。
よく役職などの肩書きが付いただけで「自分は偉い!」、 「オレの言うことを聞け!」
と、あるべき姿勢を勘違いして、ただ威張ったり、つまらぬ命令を繰り返すのみのバカは多い。
そんな不幸に遭った若者の姿が、こんな傷跡となるのだろうか・・・などとアレコレ雑念を(呑)。

58.jpg

シコシコ♪運動と熱き雑念でのエネルギー発散ゆえに一服の冷えたお茶が美味い。

59.jpg

山≒森の中では突然に目に飛び込んでくる印象的な空間、或いは小世界を感じることが多い。

60.jpg

何の変哲もない樹木、草花などに、ムムッ、& ビビッ、と感じる瞬間があるのだが・・・。

61.jpg

と、しっかり仕事をしているつもりでも頭の中は何を考えているのか判らない私だったりする。

63.jpg

引続き午後も作業を行い3時頃には、
枝打ち後の杉の木の見通しの良さに感嘆し、満足な達成感に包まれて気持ち良く終了となった。

64.jpg

稲荷神社の南側遙かには、午前は煙って見えなかった、冠雪した飯豊連峰が姿を現す。

65.jpg

転じて西側へ目を向けると住宅地の中に我が家を確認することが出来る。
(レンズの圧縮効果で間近に見える=カメラに収められたのだね)

66.jpg

このような村人足ではいつも感じることだが、
自分は何も出来ない=様々な技能や知見の惨めなほどの少なさを思い知らされる。
まったく最近の若い連中は何も出来ねぇ(知らねぇ)なぁ!
・・・先輩方の仰るとおり=敗北感[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
というか、まずは作業中の、その余計な雑念が問題なのかも・・・[もうやだ~(悲しい顔)]
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント