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8/3豪雨(3)・・・その時に横川ダムは? [2022近況]

小国町の横川ダムだが、
今回の8/3豪雨において、
その建設目的と実際の運用に、
甚だ疑問を抱くことに (--#)

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その名の横川により、
我が家も被害を被った。

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大資産の牛舎は、
あと1m水位が上昇すれば危なかった!

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その下流300mの田んぼへは被害だ。

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水位が上昇し、泥水、流木、
ゴミ等が数枚へ流れ込んだ!
ハイ、減収決定!( ×_×)
→ 8/3豪雨(2)・・・その爪痕

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それら上流の平和橋から上流側を望む。

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川幅一面に流れ込んだ、
上昇した形跡は怖いくらいだ。
この300m下流右側が牛舎だ。

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さて話は8/4に戻る。
あの日、何とか九才峠を越えて、
夕方に無事帰郷出来た。
→ 8/3豪雨(1)・・・飯豊町ビバーク&帰郷の考察

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その時に横川ダムによるダム湖、
白い森おぐに湖の叶水大橋を通った。

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橋上にも土砂が流れ込んだようで、
業者さんが清掃作業中の横を通った。
「お疲れさまです」
と、同時に横目に入った眼下の湖面だが、
夏期平常時と変わらぬ水位に驚いた。
「あれ、(災害対応で)貯水しなかった?
 実は大した雨では無かったのか?」

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で、翌朝見廻れば、
田んぼは実害を被っていたので、
必然的に横川ダムの運用に疑問が湧いた。


横川ダムの建設目的は、
「羽越水害」のような恐ろしい災害が、
二度と繰り返されないように、とのことだ。
→ 横川ダムと白い森おぐに湖
→ 昭和42年(1967)「羽越水害」(山形県小国町HP)

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それは、そのクラスの雨等には、
それなりの対応=貯水をするのだろう、
と思っていたのだが怪しいので、
その後、改めてダム周辺を廻ってみた。

まず叶水大橋だが上流側を望む。
いつもの夏期渇水状態だ。

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冬期はこのように、
ここまで貯水される=
=緊急時にはここまで可能なはず。

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先の図に示すように、
ここまで広大な量を貯水出来る。
で橋の下流側を望む。

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叶水トンネルを抜けると、
旧市野々地区で、
シンボルの大いちょうだ。

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ここの冬期の様子だ。

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その右奥には、夏期名物の、
不動出生(ふどういづるぎ)橋が姿を現している。

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付け替え道路をダムへ向かい進む。

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いつもの夏期と変わらない水位だ。

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でダムへ至る。

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その際を見ると、
数日前に水位が上昇=
=貯水した形跡とは思えない。

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こんな豪雨であったが、
貯水しておらず定常放流であったか?

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横川ダム周辺案内の看板にも、
ダムの目的は、いの一番に、
「洪水調整」と明記しているのに。

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田んぼは被害を被った!
牛舎も被災直前までに!
また、町内ど真ん中の橋群も、
崩落の危険に晒された!

その時に横川ダムは何をしていたのだろう?

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ダムはマニュアル通りに、
運用していたのかもしれない。
なので当日は問題無しかも。

しかし思う。
ダムと自治体の関わりは?
(たぶん)管理の国と、
自治体=町との連携は?
このような時の責任の所在は?

ダム運用ルールや、
そもそもの、
このような非常時の体制、
命令指揮系統等に、
日頃から備えていたのだろうか?
竣工から15年近くも経過しているのに。

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だから公共事業に世間の目は厳しい。
作って終わり?
工事業者は儲かり、
移転者はダム御殿ホクホクと、
まさに利権事例 (--#)


何だろな、このモヤモヤ感は。
人災とも云えるか?
こんな調子では、次も心配だ (-_-)


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