8/3豪雨(2)・・・その爪痕 [2022近況]
8/3被災、8/4何とか帰郷。
→ 8/3豪雨(1)・・・飯豊町ビバーク&帰郷の考察
8/5翌日は、いよいよ田んぼ等の状況確認だ。
朝から嘘のような青空は、
80’sのエージン&タツローのような。
(ついでに同じく加工してみる)
何れも横川沿いの、
まず上流側、大資産の牛舎だ。
まだ泥流の横川は両岸で、
痛々しく倒木した光景に威力の大きさが伺え、
また水が上がり走った草の倒れ具合も恐ろしい。
そんな我が家の牛舎も、
あと1m水位が上がれば被災していた (O_O)
ギリセーフ!危なかった (@@;)
その下流300mの、
保育園、教会の下の田んぼだが、
羽越水害の時はここから冠水したのだ!
→ 昭和42年(1967)「羽越水害」(山形県小国町HP)
それから半世紀なので、
河川幅拡張、ダム設置等の様々に対策が為され、
あの時のようになならぬのでは、とは思うが。
恐ろしい光景! (@@;)
!(@@;)!(@@;)!(@@;)
!(@@;)!(@@;)!(@@;)
水が上がった様子で・・・
・・・見事に田んぼへ流入!(×_×)
木々のガスモクが蛇行して。
人力で除去は不可能なので、
稲刈り後に油圧ショベルでするしかない。
この大淵地区は良い品質となる田んぼで、
エースつや姫の作付けだが泣ける (ノД`)
昨年までの水稲共済ならば大騒ぎだが、
今年から収入保険なので事務的にも放置だ。
幸いにも2枚で済んだと云うべきか。
(1枚は先輩農家の)
上空ではバタバタとヘリコプターが。
さて他地区の田んぼをカクニーン!
まず北部の、
小渡地区では外観実害は無し。
新屋敷地区も無し。
で舟渡地区(網代瀬、中里)への、
荒川の沖庭橋は先日写真で見たが・・・
(しかし誰だが判らぬが、
よくあの状況で写真を撮ったものだ。
崩落や転落の危険性も、
正常化バイアスで判らぬか・・・)
・・・それなりに治まっている。
その上流側の金目川との合流地点。
今回は北部で線上降水帯だったので、
恐ろしい水量で合流か。
で網代瀬、中里地区でも外観実害無し。
(小さなことはあるけれど)
で引き返し、次は若山地区へ向かうが、
工事中の若山橋の足場が流されている!
下の流木を除去しないと再架橋も不可か。
その下流側を見て驚いた (゚o゚;
川幅が広くなっている!(O_O)
大きく削られた・・・(゚o゚;
少し進んでさらに驚いた。
今まで見たことの無い場所に、
冠水の爪痕が!
その100m先には巨大な流木が!(゚o゚;
その道路を挟んで我が田んぼだ。
よーく見るとガスモクが (×_×)
これは手で除去出来ようが・・・。
水路にも土砂やゴミが流れ込んでいるので、
しばらくはそんな対応も多くなるか。
この金目川の先に頭首工があるのだが、
被災して用水を流せない!(O_O)
取水対象は広範囲なので大問題だ。
そんな北部方面から、
地元東南部方面の朝篠地区へ。
田んぼ自体は外観実害無し。
が、米坂線が不通となり寂しい (ノД`)
実はここ地元の頭首工も、
土砂災害で取水難となっている。
早急な対応を求められ、
町内各地では大騒ぎだ。
で横川を挟んで対岸の道路も土砂崩れだが、
この下を幹線用水路が通っている。
その横川と我が田んぼだが・・・。
さて我が田んぼの最大の外観実害は、
実は牛舎の隣だったりする。
隅っこが崩落だ!
3mの法面が・・・(>_<)
これも完全復旧は稲刈り後だ。
まったくやれやれ(@@;)
さてついでに町内の様子も紹介しよう。
その某企業前から横川を望む。
旧小国小学校と小国大橋方面を。
その小国大橋は橋桁まで水位が上昇だった。
その小国大橋から某企業側を。
その時は、まさに羽越水害の再来かと。
桁には証人のようにゴミが引っ掛かっている。
相変わらず空はバタバタと。
謎の東屋もガッツリ冠水と!
その両岸の様子にも恐怖を覚える。
で下流の飯綱橋を。
袂から上流側の謎の東屋を。
ここも一時通行止めで、
危険な状況だったらしい (T^T)
その下流の除雪センターも、
川沿いの敷地が崩落し、
もうすぐ危なかったとか。
まだまだ町内は爪痕が多いが、
紹介が仕事でもないので、この辺で。
あの時に泥んこ汚れの愛車を洗車だ。
高圧洗浄でも取り難く、
スポンジでゴシゴシだ (>_<)
証人のように飯豊町の泥んこが。
8/3までは晴天が続き、
田んぼにひと雨が欲しいと思っていた。
やった雨で助かる ヾ(^v^)k と。
しかし・・・ここまでは望んでいなかった。
で8/5からは何事も無かったかのように、
暑い青空へ戻っている。
10年、50年に一度の大災害。
自然の猛威に人間はあまりにも無力だ。
さて一過チャンチャンではない。
稲には最も水を必要とする時期だが、
町内ほとんどで取水に問題が生じている。
あれだけの豪雨に見舞われても、
田んぼの水不足に悩む皮肉な事態に。
コロナ禍は続き、
ウクライナ情勢も収まらず、
肥料や資材の高騰、
米価はどうなるか?
・・・・・・
とその前に稲はしっかりと登熟するのか?
今後の展開に大いに不安だ・・・(×_×)
(つづく)
→ 8/3豪雨(1)・・・飯豊町ビバーク&帰郷の考察
8/5翌日は、いよいよ田んぼ等の状況確認だ。
朝から嘘のような青空は、
80’sのエージン&タツローのような。
(ついでに同じく加工してみる)
何れも横川沿いの、
まず上流側、大資産の牛舎だ。
まだ泥流の横川は両岸で、
痛々しく倒木した光景に威力の大きさが伺え、
また水が上がり走った草の倒れ具合も恐ろしい。
そんな我が家の牛舎も、
あと1m水位が上がれば被災していた (O_O)
ギリセーフ!危なかった (@@;)
その下流300mの、
保育園、教会の下の田んぼだが、
羽越水害の時はここから冠水したのだ!
→ 昭和42年(1967)「羽越水害」(山形県小国町HP)
それから半世紀なので、
河川幅拡張、ダム設置等の様々に対策が為され、
あの時のようになならぬのでは、とは思うが。
恐ろしい光景! (@@;)
!(@@;)!(@@;)!(@@;)
!(@@;)!(@@;)!(@@;)
水が上がった様子で・・・
・・・見事に田んぼへ流入!(×_×)
木々のガスモクが蛇行して。
人力で除去は不可能なので、
稲刈り後に油圧ショベルでするしかない。
この大淵地区は良い品質となる田んぼで、
エースつや姫の作付けだが泣ける (ノД`)
昨年までの水稲共済ならば大騒ぎだが、
今年から収入保険なので事務的にも放置だ。
幸いにも2枚で済んだと云うべきか。
(1枚は先輩農家の)
上空ではバタバタとヘリコプターが。
さて他地区の田んぼをカクニーン!
まず北部の、
小渡地区では外観実害は無し。
新屋敷地区も無し。
で舟渡地区(網代瀬、中里)への、
荒川の沖庭橋は先日写真で見たが・・・
(しかし誰だが判らぬが、
よくあの状況で写真を撮ったものだ。
崩落や転落の危険性も、
正常化バイアスで判らぬか・・・)
・・・それなりに治まっている。
その上流側の金目川との合流地点。
今回は北部で線上降水帯だったので、
恐ろしい水量で合流か。
で網代瀬、中里地区でも外観実害無し。
(小さなことはあるけれど)
で引き返し、次は若山地区へ向かうが、
工事中の若山橋の足場が流されている!
下の流木を除去しないと再架橋も不可か。
その下流側を見て驚いた (゚o゚;
川幅が広くなっている!(O_O)
大きく削られた・・・(゚o゚;
少し進んでさらに驚いた。
今まで見たことの無い場所に、
冠水の爪痕が!
その100m先には巨大な流木が!(゚o゚;
その道路を挟んで我が田んぼだ。
よーく見るとガスモクが (×_×)
これは手で除去出来ようが・・・。
水路にも土砂やゴミが流れ込んでいるので、
しばらくはそんな対応も多くなるか。
この金目川の先に頭首工があるのだが、
被災して用水を流せない!(O_O)
取水対象は広範囲なので大問題だ。
そんな北部方面から、
地元東南部方面の朝篠地区へ。
田んぼ自体は外観実害無し。
が、米坂線が不通となり寂しい (ノД`)
実はここ地元の頭首工も、
土砂災害で取水難となっている。
早急な対応を求められ、
町内各地では大騒ぎだ。
で横川を挟んで対岸の道路も土砂崩れだが、
この下を幹線用水路が通っている。
その横川と我が田んぼだが・・・。
さて我が田んぼの最大の外観実害は、
実は牛舎の隣だったりする。
隅っこが崩落だ!
3mの法面が・・・(>_<)
これも完全復旧は稲刈り後だ。
まったくやれやれ(@@;)
さてついでに町内の様子も紹介しよう。
その某企業前から横川を望む。
旧小国小学校と小国大橋方面を。
その小国大橋は橋桁まで水位が上昇だった。
その小国大橋から某企業側を。
その時は、まさに羽越水害の再来かと。
桁には証人のようにゴミが引っ掛かっている。
相変わらず空はバタバタと。
謎の東屋もガッツリ冠水と!
その両岸の様子にも恐怖を覚える。
で下流の飯綱橋を。
袂から上流側の謎の東屋を。
ここも一時通行止めで、
危険な状況だったらしい (T^T)
その下流の除雪センターも、
川沿いの敷地が崩落し、
もうすぐ危なかったとか。
まだまだ町内は爪痕が多いが、
紹介が仕事でもないので、この辺で。
あの時に泥んこ汚れの愛車を洗車だ。
高圧洗浄でも取り難く、
スポンジでゴシゴシだ (>_<)
証人のように飯豊町の泥んこが。
8/3までは晴天が続き、
田んぼにひと雨が欲しいと思っていた。
やった雨で助かる ヾ(^v^)k と。
しかし・・・ここまでは望んでいなかった。
で8/5からは何事も無かったかのように、
暑い青空へ戻っている。
10年、50年に一度の大災害。
自然の猛威に人間はあまりにも無力だ。
さて一過チャンチャンではない。
稲には最も水を必要とする時期だが、
町内ほとんどで取水に問題が生じている。
あれだけの豪雨に見舞われても、
田んぼの水不足に悩む皮肉な事態に。
コロナ禍は続き、
ウクライナ情勢も収まらず、
肥料や資材の高騰、
米価はどうなるか?
・・・・・・
とその前に稲はしっかりと登熟するのか?
今後の展開に大いに不安だ・・・(×_×)
(つづく)