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田植え2012(3) 8条機登場 [2012農の作業]

田植え後の田んぼは鏡面ゆえにシンメトリーな絵が愉しい。
早朝の水見廻りで朝篠地区の “ お立ち台(全国から訪れるマニアがつけた獣道とポイント) ” にて。

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さて中古の8条機があるとのことで、
大きな問題が無ければバックアップ機として購入前提で試用してみた。
苗台は、なぜか7条分という、そのいい加減さが中古の泣きどころだが・・・。

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運搬移動のために、広い横幅は着脱アタッチメント化されている。
我が家では、およそ20年前以来の8条機だが、仕様は隔世感の香りがぷんぷん♪だ。

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さて、現有の6条機と異なり8条機では植えるコース取りが違う。
6条機は枕地を往復する必要があるが、
8条機は必要ないので、最後に畦側を周回する方法が隅の手植えも発生せず良い。
ただ単に1回での植え量増加=6から8条を植えられる=4/3倍捗るということではなく、
機械の特性を活かして効率の良い作業を行わなければ、意味が無いということだ。

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さて、さっそく周回植えに挑戦するが、8条の車体感覚がなかなかつかめず、
前方脇の目印マーカーの右側は意味不明仕様だし、センターマーカーも誤動作を起こすしで、
植え跡はグニャグニャと曲がりまくり悲惨な状態に・・・ま、最初はこんなものかも。
やはり畦の位置を確認する長~いマーカー(伸縮タイプの物干し竿など)は必要と実感だ。

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さて、そこは朝篠地区ゆえにそんな傷心を飯豊連峰と哀愁の米坂線に慰めてもらおうか・・・。

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そして親子?兄弟?=ナイスエンターテイメント♪ ・・・こんな顔した人っているよね。

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忙しい、焦る・・・と言っているくせに遊び心は事欠かない私だ。

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田植え2012(2) [2012農の作業]

好天が続き田植えも捗り、AV男優のようだ、と毎年小バカにされる日焼け日和。

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県へ提出する書類作成のために週末帰省している2号も田植えに合流。

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暑くてへばっている運動不足。

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この日は久しぶりの、30a x 9枚= 2.7ha をこなすハイペース作業。
もちろん夕方ヘロヘロの2号。

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予定では再来年より本格的に2号も仕事に合流するが、
憶えるべきことは多岐にわたり、とにかく経験を積むことが肝要。

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「農大の方が楽だなぁ~」
などと呑気なことを言っていられるのも今のうち。
せいぜい愉しんで知見を広げてくればよい。

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田植え2012(1) [2012農の作業]

田植機のメンテナンスを行い、何とか5月中に田植えが始まっている。

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朝仕事でビニールハウスより苗を軽トラックへ積み込んだり、或いは田んぼへ運搬したり。

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今シーズン開始は、ケロの家のひょうたん形で深く動けなくなる危険な箇所のある田んぼ。
自分の調子の確認も無く、いきなりセミファイナルに挑むようなもので無謀かも。

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2tロングトラックは父親が代かきトラクターの運搬で使用するので、
私の田植機は、普通の2tトラックを使用するが、
車幅の余裕が少ないので、特に後進でアルミブリッジにて積み上げる時は集中を要す。

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あの日のタラの芽盗難云々も遠く懐かしい出来事のようだ。

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そして翌早朝の見廻り・・・

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んで日中の鬼気迫る植えっぷり・・・

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単純に毎日2ha植えても10日掛かるが、実際は1.5haの日が多く、
他の作業やトラブルなどがあり、やはり20日くらい要することだろう。
飯米の15haだけでも6/10までは終了させたく、
往年の名選手 中山竹通のように前半から快速よろしく飛ばすのだ!

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田植え前草刈り2012 [2012農の作業]

父親が代かきを行う間に私は畦の草刈りを行う。

まずは自走草刈機のメンテナンスでオイル交換などを行うが、
いつもオイルをこぼす元環境大臣万歳。

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困ったことに、錆びて溶着したような状態になった箇所があり、
この対処に、なんと早朝から丸一日を費やしてしまった。
取扱説明書の部品図を見ながらの分解は愉しいが、復帰へのプレッシャーは重かった。

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さて、地元大淵地区の田んぼから調子を出すべく鼻息荒く勇んで出陣したが・・・

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初日から3匹も蛇を引っかけてしまった(泣)
草ボウボウの怪しい箇所ではゆっくりと進み、
蛇に気付かせて逃げさせようと配慮しているのだが・・・。
その “ 瞬間 ” は常に「ウォッ!」と叫び背筋が寒くなっているのだ(泣)
これは数ある農作業の中でも、私が嫌だと思うことの堂々たる上位ランクだ。

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そんなブルーな気持ちを、近くの保育園児の散歩の賑やかな声で癒やされている。

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今年も始まる厳しい闘いとも云える・・・はぁ~っ、やれやれ(合掌)。

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翌日は小渡地区へ進撃するが、やはり1匹を・・・(泣)

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そんな所に近くで田植えを行っている九十九匠会長に会ったが、
一週間以上前から田植えを開始しているが田植機のトラブルで進捗が芳しくなくとのことだ。

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それは気の毒だが、では田植えの終了は我が家と共に=
お手々繋いで一緒にゴール! と約束だよ ♪

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荒起こし2012(3) [2012農の作業]

さて荒起こし開始15日から昨日21日はいよいよ最終日。
残りの田んぼ約3.5haと畑約0.4haを完了させるべく眩しい朝日を浴びて早朝より出撃。

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金環日食が気になって気になって、7時過ぎに帰宅して観察にも全力投球。

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私がほとんど毎日10時間=3ha/日目標に挑んでいたが、
数日前より父親と2台体制でスパートをかけて、昨日15時頃に全田んぼ約20haは完了。
最後は狭くひょうたん形や台形の田んぼだったので非常に効率が悪く疲れた(泣)。

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そして畑もまた同様に作業しにくい鍵形で・・・(泣)

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最後の畑は凄まじい鍵形なのでタイヤ跡無く仕上げるには頭脳を要し疲労困憊。
しかし、母親の=親の要望にゃ応えなきゃイカン。

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夕方はトラクター本体とロータリーの泥落としで、
泥水飛沫の跳ね返りで私も顔から全身が泥んこ姿だが、そんな逆境(?)にちょっと燃える。

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町内を移動しての約20haを約7日間で荒起こししたのは過去最速同等かも。
しかし、この後直ぐさま代かきしても田植え開始は週末か?
そして最後の田植えは6/20日頃になるか?
我が家の歴史で約20年前に25ha作付けしていたときに、
6/20日頃の田植えがあり、散々な収穫だった記憶が蘇る。
救いは、その最後の田植えは当時と異なり飯米ではなくWCS用という点で少し落ち着く。

まだまだ気の抜けない緊張感溢れる闘いは続く・・・。

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荒起こし2012(2) [2012農の作業]

この遅れた春作業=荒起こしの目標は3ha/日だ!

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日に日に濃くなる緑=新緑の田畑、山々、樹木が満ちあふれる生命の強さを感じる。

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毎日早朝より夕暮れまで10時間はトラクターに座り、トルネードする背中に疲労Maxだ。

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さて、とある日の朝仕事は地元の田んぼで荒起こしだが、僅か20分ほどで・・・

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ユニバーサルジョイント(自在継手)が壊れてしまった!

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原因はグリースアップを怠った人災と思われる(号泣)

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“ すたこらもっこら ” と2台体制で遅れを取り戻すのみ。

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荒起こし2012(1) [2012農の作業]

ようやく、今頃田んぼの荒起こしを開始できる。
雨の日は大型機械の積み卸し、運搬も危険が増すので緊張度は2割増しだ。

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雨だろうがガンガン前進あるのみ。

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お隣さんは不思議な作業をしている。
荒起こしした後に、畦塗りをしているのだ。
せっかく土を起した後に畦塗りトラクターのクローラーで踏んでしまい、悪くはないが、
作業の様子を見ていると、先に畦塗りは出来ると思われるので、
作業手順=2台の連携の要領がよくないと思われる(謎)。
・・・ま、人のことはいいのだが。
しかし、荒起こしは遅すぎる=30aを1枚終了する時間が、私は3枚の時間と同じだからだ。
従業員の多い法人ゆえに、それなりの面積だが、それにしても・・・。
・・・ま、人のことはいいのだよ。

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朝篠地区のお楽しみ=JR米坂線の雄姿を眺めること。

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14時過ぎの上りは、いつも田舎の哀愁漂う1車両だ。

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たまに保線車も走るが、この時は踏切の赤ランプ点滅が無いことに、初めて気付いた!
警報音は確認できなかったが。

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当時の予定8枚=2.4ha完了だが、雨でドロドロになったトラクターの、
トラックへの積み卸しは微妙に好きではない=到る所の泥落としが大変なので↓

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この日は3号の米沢市の歯科医院通院日だったので、
16時半の出発まで完了させるべく昼休み無く(昼食は元々取らないが)ぶっ通し作業だ。
さすがに2.4haを休憩なしに一気終了させれば疲労困憊だし、
米沢市までの雨の片道1時間のクルマ運転も倍増しでさらに疲労困憊。
想像通りに21時の帰宅後はバタンキュ~♪であった。

翌早朝も牛は待っているし、日中は田んぼも待ち構えている。
毎日フルマラソンという感じだ。
しかし、こっちは完走しなきゃね


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肥料散布2012 [2012農の作業]

5/13現在、すでに葉桜と化しているか綺麗なことに変わりなし。

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空き時間で自分撮りして遊んでいる、相棒に云わせれば金正日の料理人風情の私。

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さて田んぼへ肥料散布を行う。

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古く酸化が激しい、ちょっとポンコツだがブロードキャスター見参。
それなりの範囲に散布可能で、クローラーで柔らかい田んぼを痛めないことで、
作業効率は良い。

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この時期の好天日には、町内どこからでも飯豊本山が望めて気持ちが好い。
午後は雲が掛かるが、いつもの朝篠地区より。

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北部尻無沢地区より。

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そして我が家地元シンボルの経塚山。

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毎日作業終了後は散布部分を水洗浄して格納する。
連続2日で約16haだが、残り4haは都合で後日だ。

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さて、先日の畦塗りでも確認した小渡地区の我が家のタラの芽畑だが・・・

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さらに盗まれている(怒)

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しかも、さらに高い枝を折ったり、切ったりとやりたい放題(怒怒)

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盗難対策として看板を立てる、ロープを張るなどを思いつくが、
所詮、他人のモノと判っていて、しつこく盗む輩には効果はないとも思う。

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仕事疲れ&みにくい盗人への怒りを、素朴な草花に癒やして貰おうか・・・
誰のためにでもなく、みんな力強く咲き誇りさりげなく生きている。

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畦塗り2012 [2012農の作業]

いまだ咲き誇る桜と萌え始める田畑や野山の緑が美しい。
そして萌える×燃える○男の赤いトラクターの出番。

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今シーズン初の大型機械のトラックへの積み込みと運転は、さすがに緊張する。

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さて、今年の畦塗りは雪融けが遅く春作業は押しているので、
最低限の場所のみとするが、調子が出たときには終了というパターンだ。
作業者の気持ちと根性を反映して、相変わらず畦はグニャグニャと曲がっている。

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小渡地区の田んぼへ来ると、隣接する我が家の畑のタラの芽の木々だが・・・

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何者かにしっかりと盗まれていた。しかも高い枝は途中より枝ごとバッサリと!
どこにでも心の貧しい輩はいるものだが、愉しみにしていたので、やはり憎たらしい。

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ま、そんなかんだでも畦塗り自体は瞬く間に終了、というか止めた。

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ついでに畦塗り機で、とある畑=田んぼに新たに畦を作ることにした。

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平地に土を上げるのだが、両側より3回ほど幅寄せして徐々に土を盛りつける。
やがてそれらしい形になるが、もちろん曲がり、表面はボロボロと見栄えは良くないが、
キチンと40~50cmの幅を形作り上げた。(写真では判りにくいが (^^;) )
草が生えて根っこで形状を維持してくれることだし、来年さらに畦塗りを行えば立派になる。
今までも他所で何回か実施しているが、今年は上手く出来上がり満足だ。

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既に小雨が舞っていたが、一気に洗浄を終了させる。
今続けて行えば1時間で済むが、違う日に改めて挑むと不思議と倍の2時間を要する、
不思議な法則があるので、やれる時にやるのが原則だ。

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強くなった雨なのか、跳ね返る水しぶきなのか、私はびしょ濡れだが、
作業を手際よく予定通りに終了させたことに、小さな達成感&ガッツポーズ。

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この後は、さて、例年恒例の小学校の家庭訪問の先生の相手をすっか。
大した話などないだろうが。
先生の仕事に付き合うという感じかな?

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播種2012(4) [2012農の作業]

雨に祟られたGWに、
やっと建てた小さいビニールハウスへの播種作業が先日ようやく終了した。

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当日は約400枚強なので、総計約4300枚を終了だ。

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最後は、苗箱は有るモノをかき集めてゆえに微妙な形状違い、
長年の変形によりキレイに並ばない。
最初の播種からもだが、この適当さが几帳面な性格の私と異なる両親の性格を現している。
(私の几帳面さは、たぶん祖父からの隔世遺伝と思われる ^^v )

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播種機は高圧洗浄機で汚れを落とし、不具合箇所を修繕して来期に備える。
(クルマ洗浄用に購入した高圧洗浄機のはずだが、
 今でもしっかりとトラクターを始めとした農機具専用機と化している(泣))

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さて、その最初の播種作業分はそれなりに発芽している。

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この30間ビニールハウスの約2000枚は6枚の保温シートを掛けたが、
そのうち2枚分の箇所の発芽が乏しく不安が残る。
その後に遅れても発芽すればヨシだが、万が一発芽しなかったならば大変だ。
寒冷地の寒い春となれば、無加温発芽は危ない方法なことも、今後の課題のひとつではある。

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何となく、ようやく終わった!
・・・という感が漂うが、実は歴然とした始まりである。

田植えが終了するまで、あと1ヶ月。

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