SSブログ

田植え2021(6)15分後に植えて刀は折れて矢は尽きる [2021稲作作業]

例年松岡地区では灼熱感の中かも。

61.JPG

今日も暑く、熱く前進あるのみ。

62.JPG

さて隣では復活の会長が代掻きだが、
この松岡地区はザル田が多く、
水回りが悪いために代掻き効率は非常に悪く、
仕上げには行ったり来たりで時間を費やす。

63.JPG

一般的には代掻き後の表面はとろとろして、
苗は上手く立たない=植えられないので、
土や水を寝かせる必要があり、
田んぼの特性により1~3日という所だ。

64.JPG

ところがここでは常識が通用しない、
固い土なので、たぶん直ぐ植えられる。
そこで代掻き後15分後に、
植えてみると全く問題無しであった。
いくらWCS用でお気楽とは云え、
こんな最短時間でとは キャリア初!
歴史に新たな1ページを追加した瞬間だ (^^)

65.JPG

まずはそんなこんなで、
黙々と一心不乱で植えまくる、
その夕方に事件は起こった!

67.JPG

突然植え付け部から、
噛むような異常音がし、
確認すると「5番と6番」が、
苗を植えない=動いていない?

68.JPG

怪しい植え付け部を、
バケツで水を掛けて泥を落として、
確認すると・・・ゲー(゚o゚;
「6番」のプッシュロッドが、
あらぬ方向へ曲がり噛んでいる!

69.JPG

ついにここで壊れるトラブルは、
刀は折れて矢は尽きる、か (×_×)

70.JPG

植え付け部は田植機で、
最もデリケートでコアな箇所なので、
素人はいじらずに機械屋さんへ任せるべきだ。
写真を撮って送り、翌日の対応をお願いする。
人間も機械も疲れ果てているか (ノД`);;;

71.JPG

そんな翌朝に、
止めろと釘を刺したにも関わらず、
会長がこっそりといじった形跡がある。
「何でも叩けば、蹴れば、直る」
と信じて疑わない戦後育ちは質が悪い、
というか、人の言うことを聞かない (--#)

72.JPG

さて機械屋さんが、
送った写真から原因を想定し、
部品等を準備してやって来て、
分解してみると中で部品が壊れていた。
直前まで石ころだらけの中だったので、
石を叩き壊れてしまったようだ。

「ところでこれ “ 6番 ” ではなく、3番ですけど」
「・・・?・・・あ、ホントだ (゚o゚; 」
「疲れてますね~ (^o^) 」
「ダメだ、こりゃ (>o<) 」

73.JPG

何はともあれ復帰は喜ばしく、
遅れた分を取り戻すように爆進だ。

74.JPG

松岡地区を象徴する植え跡だ。
直ぐ水が落ちるし、
落ちたら直ぐ「いつく」ので、
車輪で土がえぐれて様が悪い。

75.JPG

ゆえに植える水位調整は非常に難しいので、
どちらかと云うとガボガボ植えとなる。
WCS用だから、と気楽に思っていると、
意外と植え跡は良いので結果オーライ。

76.JPG

そんな残りは約2.5haなれば、
いよいよあと2日でゴールだ。

77.JPG

人間も機械も疲れているので、
無理はせずにのんびりと、
と頭では思うが、
「明日が勝負だ (--#) 」
と結局いつも気張っている v( ̄∇ ̄)~


nice!(0)  コメント(0)