稲刈り2012（1）

ようやく先日から我が家も稲刈りを開始した。

日中のWCS作業の合間の早朝に、
牛おじさんの散歩を横目にコンバインの清掃、メンテナンス等を行う。

クローラー各部、特に機械下部のスイング部には腹這い前進で入り込みグリースアップ！

とある日は、冬期の雪で痛めつけられた、
小屋から籾殻放出する所の傾いたパイプ支柱や破れたビニールシートなどの修繕を行う。

そして迎えた稲刈り初日、いつもの4条刈コンバイン2台で出撃して刈りまくる。

忘れていた機械操作や要領なども、作業が始まれば体に染みついていることを実感だ。

取り敢えずは今日は早く終わったな･･･と油断していたら、

父親が「雨が降る前に、あの柔らかい田んぼを終わらしてしまおう！」と突然に気合い発動し、
結局初日から真っ暗になるまで稲刈りであった･･･(-_-)

いよいよ稲作の決算＝収穫の秋はドキドキハラハラと始まった。
刈り取りしつつ、収量の様子に一喜一憂する･･･どちらかというと「憂」の方が多いかも･･･(-_-)

秋のWCS 2012 第壱部（4）

秋晴れなれば気持ち好く農作業三昧で周囲では稲刈りが始まっているが、
例年11月の氷雨時期に苦労する組合分のWCSを進めている。

組合分は条件の悪い田んぼや遠路の移動などで人数が必要となるので、
今のうちに皆の都合をつけて集合しやっつけている。
皆でやるべき作業を少しでも終わらしておけば、後は各々の作業に集中できるので。

そこで農家研修中の2号も貴重な戦力として駆り出しているのだ。

専らポンコツダンプトラックでの運搬に従事するが、何とか操作も慣れて役に立っている。
時にはダンプを上げたまま走ってしまい、後ろのクルマのパッシングで気付かせられた！
などとヒヤリとさせることもあるが、結果オーライで何事も経験と見守るのみ。

砂利の急坂、カーブ、かつ狭く、時にはぬかるむ悪路、方向転換場所も狭く曖昧な場所など、
とびきりの悪環境だが、「我らの仕事とはこのようなこと」と感じてくれればよい。

熟練者でも、狭い農道をトラック後退の際、このように誤り動けなくしてしまうこともある。
安全な場所までトラクターでチンタラと運んでいたら、いつまでも作業は終わらないので、
このようなリスクと背合わせだが、常に「勝負」をかけるのも我らの仕事の流儀なり。

今日も全力投球でありましたな。

その作業の農道わきの川･･･ここで、このような川原で芋煮会やBBQをしたいものだ。

･･･雨が続く以外に遊んでいる暇は無いけどね (^_^;)d

秋のWCS 2012 第壱部（3）

我が家分も残っているが、組合分のWCSで、
柔らかい田んぼや運搬の困難な場所を好天の今のうちにやっつける。

先週より秋の農家研修（10日間）として、
2号が地元小国町の農家へお世話になり帰郷しているので、借り出して駆り出す (^_-)

私と共に2号もピストン運搬をさせるが、ポンコツダンプトラックの操作は高難度だ。
若葉マークとはいえ、有無を言わさぬ洗礼がつねに鬼気迫る我が家の仕事の流儀だ。
回らぬエンジン、重いハンドル、入りにくいギア、忘れやすいダンプ操作･･･
･･･それらを踏破して、いつしか一人前になるはず。

その日で、その箇所を終わらすべくガンバると、秋の早い夕暮れで暗闇作業だ。

例年11月に作業すれば2日かかるが、今回は1日で終了できれば目的達成だ。

翌日はあいにくの小雨だが、
水口が柔らかく苦戦する粘土の田んぼを、雨で酷くなる前にやっつけておきたい。

が、雨は次第に強くなり、
それでも強行するが濡れた機械とネットが引っ掛かり作業と遅々として捗らない。

何とか柔らかく酷い2枚をやっつけたかったが1枚で退散だ。

急激に気温が下がり、かつ雨で濡れれば寒さも感じるので、自宅で温泉気分で息抜きを。
“ 湯の花 ” は浴槽清掃が面倒くさいので、つい敬遠がちだが、たまにはネ。
（貴重な本物の草津温泉の湯の花を後生大事に使用し続けている (^_^)v ）

秋だなぁ･･･。

秋のWCS 2012 第壱部（2）

本日も晴天なり･･･WCSも稼ぎまくり。
いつもの牛おじさんがでっかい “ お土産 ” を落とすが、こんな所に数時間放置されては･･･。

何気ない運搬トラックの姿だが、場所によっては常に命取りと紙一重のテクなのである。

その日は今にも雨が降りそうな暗い空であったが、ひとりでフィルムかけと積上げを行う。
約40Pは2人で1時間半程度だが、見事に3時間を要したのであったのだったんだ。

さて問題です。
「次のトラクターの2枚の絵から、おかしな所を述べなさい」　（国家トラクター検定試験より）

判るかな？　ほほほ･･･。

秋のWCS 2012 第壱部（1）

稲刈りを挟んでいよいよ秋のWCS作業が始まる。
稲刈り前に我が家の分およそ450Pを確保する予定で、これらは来年の夏までの分となる。

精力逞しいヒエぼうぼうで倒れた稲から開始だ。

固い田んぼなれば運搬の2ｔトラックが入れて積み込みが楽だ。

家の前に運搬して降ろしてラッパーでフィルムをかけるが、
一日30～50Pを降ろすなればパワーショベルで一気にやっつける。

馬車馬の如く積んでは運搬し降ろすの繰り返し。

当日は夕方遅くまで田んぼでガンバり過ぎてしまい、
フィルムかけは真っ暗な中を悪戦苦闘し20時半前までかかってしまった（泣）
仕事のペース配分は考えなくてはな (-_- # )

一日40P処理するとして単純に11～12日かかるので、
実際には2週間＝9月最終週までかかる闘いが始まっている。

渇水田んぼへ揚水ポンプアップ

昨年と今年の8月比で降水量が約1/4程なので世間は渇水気味が続き、
先日より水道水の節約を呼びかける町の広報車も走り出した。

それでも北と南の農業用幹線用水路に深刻な水不足は起きていないが、
それ以外の沢水などを引き入れる田んぼでは水不足が続き稲の生育に支障をきたす。
我が家にも一カ所不具合な田んぼがあるが、幸い朝篠幹線用水路脇なので、
ポンプアップして入水することにした。

2枚の奧側へはホースを連結して延長し、ホースが水圧で暴れないように木の枝にて押さえる。

この20a1枚には、約2時間半でガス欠になるのでもう一度給油＝2回の入水で満たされる。
こんな調子で雨が降るまで適当に間断灌水を続けることになる。

数年放置していたポンプゆえに、分解メンテナンスして組上げたら･･･

小さいバネが1個余ってしまった･･･\(^^)/　（よくあることだ (^_-) ）

害虫防除2012

朝の光が織り成す神々しさが清々しい。

この時期のメイン農作業は稲の大敵カメムシを始めとする害虫防除だ。

猛暑が続く日中を避けて朝仕事で。

また夕方より。

発生する虹をボケ～っと眺めていると、リモコン操作を忘れていたりする (^^;)

厄介なカメムシのために2周目に勤しむ日々が続いている。
秋の足音は未だ感じない。

お手伝い干草集め2012

お盆であろうと、怪しい空模様なれば機会を逃さず干草集めに出動だ。

今回も知り合いのお手伝いで、先日の栃倉・五味沢地区に続き、今回は古田地区だ。

機械とトラック回しは男の人手次第なのでお互い助け合わなくては。

願いが届かず、開始2時間もすると雨が降ってきた。

酷く雨に叩かれれば干草の意味はなくなるので作業は急ピッチだが･･･。

古田地区より大宮地区の道中も長く雨に叩かれたので、フィルムを掛けてWCSとするようだ。

最近日照り続きなので田んぼには嬉しいが･･･。

自然相手に一喜一憂するが農業の本質で、
それらを乗り越えた成果＝収穫に喜びと感謝が待っていれば好いのだが。

夏の草刈り2012（2）

草刈りは田んぼが優先なれば、ビニールハウス周囲などは後回しになり、
その放置された様子は悲惨のひとこと。

セブンイレブン入口前などは多くの人の目に触れるので、みっともないのだが･･･。

8月に入り、ようやく手をつけられるようになるが、草丈が高くて自走機刈りも大変だ。

1年を通して、ほんの数回しか乗らない謎の乗用車は謎のままにしておいて下さい (^_-)

自走機でミンチ状に刈るのがポイントで、それらは数日で縮んで枯れ果てる。

そこで残った短い草丈に除草剤を散布すると効率よく枯らすことができる。

ハウス内は、このような状態になったところで散布し、後はご勘弁あれ･･･。
もっと早くに作業できれば苦労はないが、全て遅い春の影響なのだ (>_<)

解体予定の小型ハウスも早く作業に入らないと、再びボウボウに生き返るので忙しい。

隣接する畑、畦も悲惨な状態だったが苦労して刈った後は気持ちが好い･･･

･･･が、いつものようにゴミの散乱には怒りが込み上げる。
タバコ箱、特に吸い殻は、ほとんどポイ捨てなので、吸う人間の人格が問われるもの (-_- ＃ )

文句ばかり言っていないで拾うけどさ･･･まずは安易にゴミを捨てるな！(-_- ＃ )

盛夏のWCS 2012

その日は不安定な大気の影響で空模様が刻々と変化した。

WCS作業に勤しむが、空模様の変化に目を奪われる･･･大自然が織成すショーに乾杯！

知り合いの新車トラクターを操作させて貰うことは愉しい。
最新トレンドの仕様や操作系に触れて、運転自体をるんるん気分♪なれば童心並み (^_-)v

雨が心配された雲行きであったが、何とか予定通りにその日のうちに終了できた。

夕闇迫る時間だが、実は大仕事の機械運搬も無事に終了だ。

どこまでも広がる空･･･刻々と変化する雲･･･
私も何となく天に手を広げたくなる･･･そして織田裕二ばりに何事か叫びたくもなる \(^o^)/
「・・・・・・・・・・・・・！」 （さて何が入るでしょう？）