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家屋解体(3)パワー作業 [2012仕事・作業]

2.9tの大きなパワーショベルがやって来て、いよいよ家屋解体に入る。

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その日は朝から和牛市場なので不在であったが、
14時前に帰宅したら、ほとんど母屋の解体は終了していた=速っ!
母屋の解体を見物することが愉しみであったので残念だ・・・(泣)

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その時のアフター

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ビフォー

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ニュースで観たかのような瓦礫の山だ。

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材木とトタン類の分別がコア作業だ。

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トタン類は運搬しやすくするために小さくまとめることが、地道な手作業で大変だ。

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翌日はガウディ小屋の解体に進む。

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まさに惚れ惚れするパワー作業だ。

  → 解体1
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  → 解体2
その日は朝から小雨の中をトタン類分別作業を手伝っていたのだが、いよいよ激しい雨となる。

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あまりに激しい雨なので分別作業は午前で打ち切りだ。

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家屋解体の現場を生で見る機会などほとんどないので、
わくわくと子ども心のように興味深く解体ショーを見ていた。
非日常・日定常を探し見つけて愉しむというところだ。

しかし、母屋もガウディ小屋も増築したので構造強度がどうしても低いようで、
解体時によれよれする風情に、当時の生活の思いのようなものも加わり、そして終焉・・・。
時の流れに一抹のもの哀しさを感じるところでもある。



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家屋解体(2) [2012仕事・作業]

家屋解体に向けて、まずは内部のモノ出し、分別作業だ。

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モノの無い時代を過ごした老夫婦なので、モノを捨てる習慣が乏しかったのだろう、
他人からしてみれば、なぜにこんなモノを、というモノで溢れかえっている。

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必要なモノ(使えるモノ)と不要なモノ、金属、ガラス、不燃物等々の分別が大仕事だ。

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屋根裏には、刈り取った稲の ” はせ掛け ” 用の竹棒がたくさんあり処分に困ったが、
幸いにも欲しい方がおられたので譲った=お互いWin-Win。

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同時に解体するガウディ小屋も片付けるが・・・隅っこには驚くようなモノばかり。

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使えるモノは回収するが、だんだん余計なモノが増えているような気がするのは、
やはり同じ血が流れている証拠なのか、内心苦笑いしてしまう。

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本好きの私は、事典のようなこんなモノを頂いた。

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化粧箱の、歴史に残る世界の有名人顔写真に圧倒され、
中は小国町の同士まで載っているようだが、ほとんど2世代前なれば私は判らぬ人ばかり・・・。

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ところで、このようにモノ出し、分別作業を行っていると、
近所や通りすがりの人も、我にも我にも、と寄って集ってモノを持ってゆく。
現在の所有者の我々に断ってのことが筋であろうが、
断らずに深夜か早朝にこっそりと盗まれたモノは多く、それは人の醜き心の有様か・・・。

また呆れたことは、
作業し易くするために、家屋前田んぼ跡の荒れ放題の草を刈っていた時、通りすがりの人から、
  「あれ、そこ刈っちゃったのぉ~? オレは時々、花を取らせて貰っていたのに~」
  「あ、父親に断っておられたのですか?」 (と、図々しい物言いにわざと固く切り返す)
  「それはしてないけどさ、あ~あ、残念だなぁ・・・」
  「はぁ・・・・・・」 (何を図々しくそこまで言うか!?)
面の皮が厚くて図々しいは世間に多しなれど、全く近くにもいろいろな人がいる。
一方、キチンと断る人にはもちろん喜んでお譲りしているのだが。

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細かいことにピリピリすれば窮屈な世の中になるし、
のんびりと大らかに構えていれば、結局損をしかねないのも世の中なれば、か。

そんなこんなで・・・今日も やれやれ だぜ。

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和牛市場2012・・・7月 予期せぬトラブル [2012べご=和牛]

一昨日は7月の置賜和牛市場であった。

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今回の我が家の出品は3頭だが、
何れも小振りゆえに期待は小さいが、それでも神風を期待するは心情だ。

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出品者、購買者の中に、この春より2号入学の農大で知った顔が数名おられた。
現在は話すほどの仲ではないが、このように徐々に知り合いが増えるということでしょうな。

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さて今回は、父親も過去に経験したことのないトラブルに遭った。

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自分の牛の競売が終われば、購買者の指定する場所(専用エリアか元の場所)へ、
いったん牛を繋いでおき、全競売終了後に牛を購買者のトラックへ積み込むと同時に、
換畜券なる伝票を受け取り取引は終了する。
そこでトラブルが発生した。

3頭のうちの1頭だが、競売後に繋いでいた場所の牛が居なくなったのだ!
こちらのミスとして、牛の番号を入れ替わりで間違えた、繋ぐ場所を間違えた、
ロープの繋ぎ方が甘かったので解けて牛が逃げた、などなどが考えられて大騒ぎ。
購買者もイライラし始めて、まことにバツが悪く焦ってしまう。
他の出品者、購買者は帰り始めているので、誤って積み持って行かれたら後日までの騒ぎだ。

そんなこんなで周囲も混雑の中を約20分くらい騒いでいただろうか・・・、
ある方が、「居たぞ!」と牛を発見してくれた。
その場所はなんと、建屋の中央部付近で、
なぜ、こんな番号の全く関係のない場所なのか不明だ。

推察するに、購買者の誰かが間違って牛を持って来たことに気付き、
返すことにして、そこに牛を繋ぎ直したと思われる。

しかし常識的には不思議だ。
間違ったと気付いたのならば、持ってきた元の場所へ戻す、
或いは、10歩譲って牛の番号の元の場所へ戻すべきものと思う。

要は、いい加減な何者かに振り回されたということだ。
きちんと購買者の元へ戻ることが出来たので結果は助かったが、全く人騒がせなトラブルであった。
帰りの軽トラの中での父親のボヤくことボヤくこと・・・。

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予期せぬ出来事とは、いつどこにでも有り得るが、
その時の自分の出来ることをしっかりと行うこと以外に、予防も解決も出来ないと云うことか。

肝心の競売に神風は吹かなかったし、
挙げ句の果てにはこんなトラブルに見舞われてしまい、全くやれやれな7月市場であった [もうやだ~(悲しい顔)]

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家屋解体(1) [2012仕事・作業]

我が家に隣接する、とある土地家屋だが、昨年より正式に我が家のものとなった。
実は遠くない親戚のものだが後継者もなく、引き継いだ家も諸事情により手放した。

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私が12年前に隣に引っ越して来たときは、主の爺さんも婆さんも健在であり、
時折交わした会話も今では懐かしく思い起こされるときがある。
確か3号の生まれた後頃に爺さんは亡くなり、4号の生まれた後に婆さんも亡くなった。

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子どもがいなかったために、およそ7、8年間、人も住まず放置されていたために腐食が進み、
とても住める状態ではないし、改修するには古すぎるし、そもそも住む予定がない。
そこで今回解体することになった。

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解体にあたり、まず最初に、お坊さんに拝んで頂いた。
この家は正式に何代続いたのか私は判らないが、後継者がいないために無くなる。
また、その物理的象徴の家屋も無くなる。
私も、その爺さんと同じ血が流れているために、
心の中は何事か過ぎ去る思いで、自然と頭が下がる。

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ついでに、春先に屋根トタンが剥がれて雨漏りが激しく、
機能を失いつつあるガウディ小屋も解体する。
もう、4、5年持ちこたえてくれれば助かったのだが。

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肥料、除草剤散布も終わり、次はボウボウの草刈りが待っているが、
大工さんに従いつつ、ここの片付けを手伝っている。

経験のない作業、付帯する諸事情を知る・・・ここでも知らないことを知ることは愉しい。

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夏と感じる瞬間 [夏の景色]

早朝より眩しい太陽が沖天へ向かう。

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草ボウボウの畦道を進むと・・・

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目の前で突然に飛び立った鴨の居た場所には卵が。

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鴨の卵は毎年この頃に見かけるので、あ~夏だなぁ、と感じる瞬間だ。今日も暑い。

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消防ホース巻取り機・・・など [-2013地域活動・行事]

怒濤の消防ネタでお赦しあれ。

我が班は15年くらい前から消防ホース巻取り機を使用している。

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操法大会において、地元小国町で勝ち、西置賜支部大会常連となりつつある時期に、
長井市で他地区チームと合同練習をする機会があり、その時に見かけた専用巻取り機を参考に、
溶接技能に長ける班員=前班長が製作した職人魂の漂う逸品だ。

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水に強いステンレス製というのもポイントで、我が班の自慢の便利アイテムだ。

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小国分署の新米職員もモノ珍しく唸らせてしまう・・・
・・・(キミたちが小学生になったか、ならぬかの頃から使っているのだよ。)

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①前面カバーを外す。
②中心軸へホースを引っかける。
  ネジ緩み防止の都合で、前面カバー面の左側からホースを引っかけること。(写真と同じに)
③前面カバーを取り付ける。
④巻き上げる。

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⑤巻き上げは反時計回りに。
⑥巻き上がったら前面カバーを外す。
⑦前面へぶっ倒して、中心軸よりホースを外す。(これがなかなか外れず苦労する(泣))
⑧キレイに巻き上がったホースの出来上がり。
キレイに巻き上げるには、ある程度のコツがあるが、数回触れれば取得できるレベル。

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最近は他班もメーカー製品を購入しているようだが価格は3万6千円!とのこと。

支部大会へ幾度も出場しているからこそ15年前より自作で保有している我が班。
その我が班は支部大会の小型ポンプの部で、実は小国町で唯一優勝しているチームなのだ。
小国町の優勝は、積載車の部では数回あるが、小型ポンプの部は我が班の1回のみ。

その優勝メンバーの1番員が若き日?の私だったりする・・・12、3年前の出来事だったかな。
当時の、周囲を驚かす、競技以外のパフォーマンスは今でも呑み会ネタで盛り上がる。

雨上がりで濡れた路面に手こずりつつも、競技は早々と1番目で終了し、
他班のアップを横目に物陰で堂々と缶ビール片手にゲラゲラと笑い呑んだ食った♪の宴会モード。
競技は、まだ始まったばかりなのに、ここでも早々と別世界へトリップする不謹慎な我ら ♪
当時既に何回か支部大会に出場していて、
他チームの、その鬼気迫るレベルの高さにとても我々は及ばない、といつも観念モード。  
各自それなりに自己ベストを尽くすと内心誓っていても、
あまりにも高き壁を身にしみているつもりなので、参加することで後は愉しくやろうぜ、という雰囲気。
自然と高鳴るヘラカラな笑い声が会場の隅っこからコダマしていた模様(後日署員証言)。
そんな閉会式の結果発表の瞬間も、予想外のことゆえに他人ごとのようにみんな目が点であった。
(実はみんな泥酔だったからかもしれない(^^;))
そこで当時は2番員だった現班長が、ぼそりと、
「ついに優勝は廻り番になったのか~?」と惚けたコメントを発したことが今でも耳に残る。
当時は空操法で収納まで有りであったが、動作はノーミスでの堂々たる優勝であった・・・のだ。
「あ~? 俺たち優勝しちゃったのぉ~? あっはっは♪ 嘘くせぇなぁ~♪ 」と他人事のように。

・・・何だかんだ云いつつ、愉しい思い出物語には事欠かない操法大会=消防活動かも。

とりあえず今回は、そんな過去があるゆえにみっともないファイトはできないと心していたのだが、
現状の自分の出来そうなことは最大限やったつもりなので悔いは無い。
・・・とにかく終わった=安堵。


さて2、3年前に新潟県の、とある地域で見かけたホースの乾燥方法。

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なるほど巧いことを思いつくものだ、と感心する。
我が班も半鐘(火見櫓)での乾燥作業は危険度リスク100で命がいくら有っても足りないかも。

実際の消防活動は基本的に危険であることを忘れてはイケないな(喝)。

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2号のお返しにて・・・ [-2013ひとりごと]

6月下旬の10日間に、2号が体験学習として最上町の農家へ泊まり込みでお世話になった。
先方は忙しい中で迷惑なことであったろうが、貴重な経験をさせて頂き大変感謝している。

ただでさえ様々に負担を強いたことだろうが、なんと手土産まで頂いてきた!
その農家が栽培した作物が原料のもの、近隣農家の栽培、加工したものと、
最上町の地元色溢れる数々に頭が下がる。

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その夜は偶然にも焼肉だったので早速美味しく頂いた。感謝。

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そこでこちらもお返しを贈るべく考えるが、
小国名物は・・・山菜? しかし最上町も同じような土地柄なれば芸がない。
どこでも入手可能な定番的菓子類も面白味がない。
先方は小学生からお年寄りも健在な4世代家族ということも考慮し、
アレコレ考えたが結局、親戚の川西町本店の錦屋にも助っ人を要請してしまった。

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小国町品で他にもレアものはあるが、
私も食して今ひとつと感じるものは、いかにオリジナルと云えども贈れない。
小国町ではコレだ! というレアで安心なバラエティー展開は町自体としての課題かな?
なれば自分の家としてコレだ! という加工品でも持つことが農家のステータスか?
ううぅぅむ・・・。

さほど気にする件ではないが、特別に思い入れが強いときには悩んでしまうものだ。

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